広島・佐々岡監督 高橋昂也「見たい」来春1軍Cを明言 7回0封に表情崩す

 日本ハム打線を相手に7回を無失点に抑える好投を見せた高橋昂(撮影・立川洋一郎)

 日本ハム打線を相手に7回を無失点に抑える好投を見せた高橋昂(撮影・立川洋一郎) (C)デイリースポーツ

 「フェニックス・リーグ、広島3-0日本ハム」(22日、天福球場)

 広島の高橋昂也投手(22)が22日、フェニックス・リーグの日本ハム戦に先発し、7回を5安打無失点と好投した。この結果を受け、視察に訪れていた佐々岡監督が来春の1軍キャンプ帯同を明言した。左肘のトミー・ジョン手術から復活を期する左腕。目指す開幕ローテ入りへ、一歩前進だ。

 最後の一球が、この日の最速だった。七回2死一、二塁。高橋昂が144キロの直球で難波を左邪飛に打ち取った。最後にギアを1段上げ、ピンチをしのぐ。7回を5安打無失点。「走者を出しても粘り強く投げられた」と充実感をにじませた。

 状態が良くなくても、変化球を効果的に使い、相手打者に的を絞らせなかった。2死から安打を浴びても、嫌な流れをすぐ断ち切った。これで今リーグは3試合で計20イニングを投げ、わずか2失点。安定感は抜群だ。

 視察に訪れていた佐々岡監督は表情を崩した。「期待している投手。1軍キャンプ?今日を見てね。当然、見てみたいと思う」と来年2月の1軍キャンプ帯同を明言した。

 今季は昨年2月に受けた左肘のトミー・ジョン手術から復帰。現在は右足を上げた瞬間に一度、視線を一塁方向に向けるフォームで投げ込んでいる。

 「ずっと捕手側を見ていると、体が前に突っ込んでしまうので」。ソフトバンク・千賀と同じ投球動作を、自ら考えて見つけ出した。肘への負担が減るとともに、制球力が向上する効果があった。

 5年目となる来季へ向け、18年以来となる開幕ローテ入りを目標に掲げる。「ずっと目指しているところ。アピールしていきたい」。真っすぐ前を向いて力を込めた。

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