矢野阪神6日間活動休止 手痛い調整遅れ…4・24開幕へ暗礁

 練習を途中で切り上げ、虎風荘に引き揚げる阪神ナイン(撮影・高部洋祐)

 練習を途中で切り上げ、虎風荘に引き揚げる阪神ナイン(撮影・高部洋祐) (C)デイリースポーツ

 阪神は26日、嗅覚異常を訴えた藤浪晋太郎投手(25)が新型コロナウイルスのPCR検査を受けることに伴い、4月1日までチーム、球団の活動を休止することを決めた。苦渋の決断を下したことで、開幕へ向けたチームの調整は暗礁に乗り上げた。

 現時点で開幕は4月24日を目指す方針が決まっている。1軍は20~25日までの関東遠征を終えた後、26日の練習休日を経て、27日から甲子園で全体練習を再開予定だった。

 だが、活動休止の影響で、チームとしての調整は全て白紙となった。予定されていた練習試合は数試合が中止。キャンプのような追い込む練習もできなくなった。ボーアらが出場予定だった2軍練習試合も開催されない。甲子園、鳴尾浜ともに閉鎖されるため、その間の調整は選手各自に一任される。

 同日夜に藤浪のPCR検査の結果が陽性と判定されたことで、当初は4月1日までとしていた活動休止期間がさらに延びる可能性がある。他チームが練習を続ける中、失われる時間の影響は計り知れない。谷本球団本部長は陽性判定が出る前の時点で「(活動休止は)世間に向けてもあるし、他球団に迷惑を掛けてもいけない」と順調な調整を続けていたチームに対して、苦しい胸のうちを明かしていた。

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