巨人、貧打一転13安打11点に、高橋監督も安堵「これをキッカケに」

7回巨人2死満塁、右越えに満塁本塁打を放ち、マギー(左)に迎えられる巨人・阿部慎之助巨人・阿部慎之助。右は巨人・重信慎之介=東京ドーム(撮影・金田祐二)

 「巨人11−3中日」(16日、東京ドーム)
 これまでの貧打がうそのように、打線が13安打11得点と大爆発。CS争い演じている眼下の敵・中日に快勝して連敗を4で止めた。
 高橋監督は「このごろなかなかヒットが出ていなかったので、ホームランを含めていい形で1本出たね。こういったことをキッカケにまた少しずつ調子が戻ってくればいい」と安堵の表情を浮かべた。
 巨人は前日までの最近5試合でわずかに7得点と極度の貧打にあえいでいた。この日の試合前には異例のシート打撃を敢行。1軍登録から外れている大江、桜井、戸根、谷岡、田原の5投手が登板。亀井、長野、陽岱鋼、小林の4人が打席に立つなど、危機感を募らせていた。
 それがふたを開けて見れば、まさかの大爆発。2番の重信が初回の同点2号ソロを含む4安打3打点の大活躍。「あまり(本塁打を)打つタイプではないけれど、貴重なホームランでした」と指揮官も目を細めた。
 そして、七回には阿部が試合を決定付ける9号満塁アーチ。「貴重な得点だったし、いいバッティングをしてくれた」と大ベテランをたたえた。
 一方では、先発の今村は六回途中で降板。「先発が1イニングでも、1人でも長くとは思いましたけど…」と苦言を呈しながらも、「そこをみんなでカバーしてくれたと思います」と後を継いだリリーフ陣の踏ん張りを褒めた。
 残りは11試合。高橋監督は「一つでも多くというか、目の前の試合を勝っていくしかない」と一戦必勝を誓っていた。

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