阪神中野拓夢「出塁することしか」渋い一打で勝ち越しお膳立て

巨人対阪神 9回表阪神無死、左前打を放つ中野。投手ビエイラ(撮影・河野匠)

<巨人0-3阪神>◇14日◇東京ドーム

阪神中野拓夢内野手の渋い一打が突破口になった。両チーム無得点の9回。先頭で剛腕ビエイラのスライダーを的確にとらえ、ライナーで左前に運んだ。直後の近本とコンビで好機を拡大。勝ち越しをお膳立てした。

中野は「何とか出塁することしか考えていなかったので結果につながってよかった」と話した。闘志満々の2番が、チームを引っ張る。4回は山口から技ありの右翼線二塁打で、チーム初安打だ。6回も右前にクリーンヒット。今季11度目の猛打賞でシーズン119安打に積み上げた。阪神の新人では53年吉田義男に並んで歴代7位になった。

「素晴らしい方の記録に並ぶことができた。これからも1本1本、積み重ねて、もっと記録を超えられるようにやっていきたい」

優勝争いを繰り広げるシーズン終盤に入っても、スタミナ切れしない。「最近は内容があまりよくない。出塁できず、得点もなかった。今日は食らいついて打ててよかった」と話した。

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