阪神藤浪「嗅覚、味覚失う」コロナ症状は世界で続出

阪神藤浪(2020年3月4日撮影)

阪神藤浪晋太郎投手(25)が「嗅覚」異常を訴え、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性反応が出たことが26日、分かった。日本プロ野球機構(NPB)の選手の感染は初めて。3月14日に藤浪と食事をともにした2選手も「味覚障がい」に類似した症状を申し出ているという。球団は最低1週間の活動休止を決定し、チームは事実上の解散状態。矢野監督や選手らは自宅待機を命じられ、目指す4月24日開幕にも大きな影響が出そうな非常事態に陥った。

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新型コロナウイルス感染者の顕著な症状として、嗅覚か味覚を突然失う例が世界的に続出していると欧米の複数の研究機関が最近になって発表している。

英国の耳鼻咽喉学研究グループによると、発熱やせきなどの症状が皆無だが、嗅覚を失う症状だけが出る感染者は多く、中国、韓国、イタリアからの報告では、新型コロナウイルス陽性者に嗅覚か味覚の消失が起きている例が相当数に上っていたという。味覚消失以外に自覚症状のない患者は「隠れ感染者」となり、感染拡大につながったと分析する専門家もいる。

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