中日開幕投手は松坂なのか 与田監督は若手の壁期待

中日与田監督は名古屋市内でトークショーに参加(撮影・佐井陽介)

あるぞ、14年ぶり開幕松坂! 中日与田剛監督が14日、名古屋市内でトークショーに参加し、今季の開幕投手について白紙を強調した。「まだ判断できる時期じゃない」とした上で、38歳松坂という選択肢についても「もちろん。すべての投手に可能性がある」と否定しなかった。「パーセンテージの違いはあるけど特定の選手がゼロにはならない」と力を込めた。

壇上ではファンから注目選手を問われ、「松坂、吉見、山井」と3人の名前をあげた。「3人にどっしりしてもらってはいけない。若手が追いやる感じじゃないといけない。そんな状況で『若いヤツらには負けない』となって結果的に手本になってもらえるように」。ベテラン勢には高い壁としての役割を期待する。

指揮官自身も中日入団当初、大先輩の西本聖氏(日刊スポーツ評論家)という壁を乗り越えようともがいた。宝刀シュートについては「最後まで教えてもらえなかった。盗め、と」。立場にあぐらをかかず、全力で生き残りにかかる。そんな姿が若手の成長を促すと知るから、レジェンドにかける期待値は高くなる。

松坂は昨季6勝でカムバック賞を獲得。今季は背番号を慣れ親しんだ18に戻し、1年を通してのフル稼働を狙う。開幕投手候補は笠原に大野雄、吉見、山井、小笠原、さらには藤嶋、新戦力ロメロら多種多彩なメンバーがそろう。中でも西武時代の00~05年に6年連続で大役を任された松坂の実績は群を抜く。3・29敵地DeNA戦で背番号18が開幕マウンドに戻ってきても決して不思議ではない。【佐井陽介】

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