広島・大瀬良〝手術離脱ショック〟がドラ1・森下に落とす暗い影

練習中に談笑する大瀬良(左)と森下。こうした光景がなくなるなら由々しき事態だが…

 カープに激震だ。球団は16日に、コンディション不良により登録抹消中の大瀬良大地投手(29)が群馬県館林市内の病院で右ヒジの手術を受けたと発表した。今季中の復帰は絶望的とあって佐々岡真司監督(53)は「エースが抜けるのは当然痛い。なかなか下から(推薦)がないのは寂しいというのはあるが、チャンスはある」と若手の台頭を求めた。

 来年の開幕を万全で臨むための処置といえるが、チームにとっては大打撃。特に影響を受けそうなのが6勝を挙げ新人王争いを繰り広げるドラフト1位・森下暢仁投手(23)だ。

 エース不在とあって10日のヤクルト戦(マツダ)ではプロ初の中5日で登板するなど今後もフル回転となりそう。ただ、本当に痛いのはシーズン後のオフだという。チーム関係者は「1年目に活躍した選手が次の年もやれるかはオフの練習や過ごし方にかかっている。その点、大瀬良は自分が2年目に苦しんでいるので教えられることは多いはずだが…」と渋い表情を浮かべる。

 キャンプから大瀬良に弟子入りし、活躍する森下にとってプロ初のオフも自主トレをともにするのは自然の流れ。しかし、手術直後とあればリハビリ中心のメニューになるため、同じ練習をこなして直接ノウハウを伝授することは難しくなる。

「(大瀬良から)自分ができることを一つひとつしっかりやって頑張れ、と言われた。近くで見て練習に対する姿勢だったり見習うところがたくさんある先輩」という森下。〝大瀬良離脱ショック〟をはね返すことはできるか。

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