巨人は〝火曜日のエース〟頼み 原監督「金土日の投手に問題がある」

力投した菅野(右)をたたえる巨人・原監督

 連敗ストップも指揮官の胸中は複雑のようだ。巨人は25日のヤクルト戦(神宮)に今季最多18安打の猛攻で8―4と逆転勝ち。連敗を3で止め、7回2失点の粘投を見せたエース・菅野は開幕からの連勝を9に伸ばした。

 23日の広島戦(マツダ)では11試合ぶりに2番から「サカマルオカ」を並べたが、この日は1番に坂本を据え、4番・岡本と5番・丸の並びで臨んだ。ハマったのは坂本で、第1打席から二塁打、本塁打、中前打と安打を重ね、サイクル安打にリーチ。その後は四球、三失、右飛で記録達成とはいかなかったが、ベンチでも笑顔を見せるなど復調の兆しを感じさせた。

 坂本に勇気づけられたのか2番・松原、3番・ウィーラーも揃って3安打1打点。前日24日の広島からの移動時に打線の奮起を促していた原辰徳監督(62)も「(坂本)勇人が口火を切るというかね、あれも大きかったしね。全体のチーム力で勝った、勝利をとれたというところでしょうね」と、ひと安心の様子だった。

 ただ、連敗が止まったといっても指揮官はまだまだ満足していない。8月に白星を挙げた先発投手は菅野(4勝)、戸郷(3勝)、田口(1勝)の3人だけ。勝ち試合は菅野と戸郷が投げる週明けに集中しており、原監督は「(火曜登板の菅野にバトンを)渡すまでの金曜、土曜、日曜の投手に問題があるということでしょ? 違う? ここがむしろ我々は考えるよね」と課題を挙げた。

 26日には3月末に支配下登録されたドミニカ共和国出身右腕・ディプランがプロ初登板初先発する。「ま、明日は明日で考えるよ」と会見を締めくくった原監督だが、大事なのはこれからだ。

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