広島のドラフト1位・小園がプロ初本塁打 3試合で打率5割7分1厘

本塁打を放ってナインに迎えられる小園(左)

 スーパールーキーの勢いが止まらない。広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18=報徳学園)が3日の西武とのオープン戦(長崎)でプロ初本塁打を放った。4回の守備から途中出場すると、8回の第3打席で右翼席に豪快な一発を放り込んだ。これでオープン戦3試合で7打数4安打、打率5割7分1厘、1打点、3得点の大暴れだ。

 この日は“持ってる”ところも見せた。本塁打を放った第3打席。初球を一塁側のファウルグラウンドへ打ち上げた。ところがこれを呉念庭が落球。小園は「そこで本当だったらアウトだった。しっかり切り替えられたので良かったです」と、相手失策がなければ幻となっていたプロ1号に笑顔を見せた。

 チームメートも手荒い歓迎で、ベンチでは祝福の“ロータッチ”を強めにされて苦笑い。三塁ベンチの隅でひっそりと右手の人さし指を空に向かって突き上げた。これはメヒアが本塁打を打った時などにするポーズで「(チームの)全員が打ったらやってるので、それに沿ってやっています」と照れくさそうに笑った。

 5回に勝ち越しの3ランを放ち、オープン戦初安打初本塁打を記録した鈴木は「今日は小園くんでしょう」と話し「小園くんにバッティングを教えてもらいます」と笑顔で最敬礼。自身が入団から6年間、背負った51を受け継いだ後輩に、以前から「頑張ってほしいと思っていますよ」と話していることもあり、うれしそうだった。

 今後も一軍に同行する予定で、本人が目標とする高卒ルーキーには突破困難な開幕一軍が現実味を帯びてきた。

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