広島 実戦初ヒットのドラ1・小園に絶賛の嵐

実戦初安打の小園(右)は思わずニヤリ

 鯉のホープに絶賛の嵐だ。広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18=報徳学園)が12日、シート打撃で実戦初ヒットをマークした。

 大瀬良との対戦だった。2ボール2ストライクと追い込まれてからの5球目、イメージ通りに2球前に空振りをしていた外角のカットボールを中前へ見事にはじき返した。昨季最多勝、最高勝率のリーグ2冠右腕から放ったうれしいプロでの1本目だ。「なかなか出なかったのでホッとしてます」。一岡からも粘って四球を選び1次キャンプ最後の実戦形式で猛アピールに成功した。

 エース・大瀬良も「一本取られましたね」と苦笑い。「最初のカットは空振りしていたが、追い込まれてバットの軌道が変わって面で捉えていた感じだった。すごいなと思いました」。バックネット裏の他球団スコアラーも「ものすごくいい。これぞドラ1。タイミングがブレない。タイミングの取り方が抜群にうまい。(対戦したことがない投手に対しても)初球から合っていた」。

 そしてもう一人、ソフトバンクの前ヘッドコーチで広島の元監督の達川光男氏も高評価だ。テレビ解説の仕事で4日連続でキャンプ地入りして、じっくりと各選手を見てきた。「小園はええよ。前田(智徳=元広島)が入ったときみたいだ。フルに出場すれば、新人王を取った時の立浪(和義=元中日)くらいはやるんじゃないか」。いずれも高卒1年目から頭角を現して名球会にまで到達したレジェンドの名前を挙げて評価した。

 小園は高卒野手では27年ぶりとなるキャンプ一軍スタートを切っており、15日からの沖縄2次キャンプへの帯同も決まっている。ポジション的には埋まっていて厳しい戦いが続くが、さらなるアピールを続けていく。

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