清水雅治新ヘッド“ とにかく明るい阪神”で再建だ

練習の指揮を執った清水ヘッド

 阪神は24日、甲子園球場で秋季練習を行った。スカウト会議で不在の矢野新監督に代わり、ハッスルしたのが新任の清水雅治ヘッドコーチ(54)だ。練習前には円陣と声出しを指令。「(練習再開日の)きのうは声の量が少なくて暗く感じた。選手にも“どうしたいんだろう?”という疑いの目があって、それを取り払おうとした」と説明した。

 自身はコーチとして西武、日本ハムで日本一を経験したが、ここ2年はロッテと楽天で最下位。阪神も最下位からの巻き返しとなり「あえて元気を出して強くできるように、選手から考えてくれる指導になればいい」とまずは雰囲気づくりから、というわけだ。

 守備練習ではミスが出た際には罰としてスクワットを科すなどゲーム性を持ち込んだ。ノックで強い打球を捕り損ねた藤浪晋太郎投手(24)はすかさずコーチに「ヒットなのでは?」と“リクエスト要求”。選手は厳しい練習を明るいムードでこなし、新ヘッドとしてつかみはOKだ。

 広島では菊池や野間らがムードメーカーとして躍動。リーグ3連覇の原動力となった。清水ヘッドは「ああいう活気みたいなものが見えればチームとしても躍動感がある。阪神には少ないように感じるが、意外と相手へのプレッシャーにもなる」と広島をお手本としたい考えだという。

 金本監督の前政権ではスパルタ教育のため選手たちも萎縮気味なところがあった。「チーム再建は元気から」という清水イズムでダメ虎脱却なるか。

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