「セリフ覚えてこない」井川遥 阿部寛主演作での“NG連発”にスタッフ困惑…思い出される“キムタクから共演拒否”の過去
11月11日、都内で行われた映画『ショウタイムセブン』(2025年2月7日公開)の完成披露イベントに登壇した井川遥(48)。主演に阿部寛(60)を迎えた同作は、テレビの生中継と爆破テロ事件が同時進行するサスペンス・エンタテインメントだ。
「阿部さんは、テレビ局に爆弾を仕掛けたテロリストとの交渉を行う元人気キャスターを演じているそうです。いっぽう、井川さんは、阿部さんとかつてバディを組んでいた過去を持つ報道記者の役。井川さんと阿部さんは『スニッファー 嗅覚捜査官』(NHK)以来、実に8年ぶりの共演になります」(テレビ誌記者)
完成披露イベントで“命がけの経験”について聞かれた井川は、「出産」について語った。人気絶頂の2006年に30歳で14才年上のファッションデザイナー・松本与氏(62)と結婚した。現在では中学三年生の娘と一年生の息子を育て、‘17年に立ち上げたファッションブランドのディレクターとしても活躍している。
女優、母、そしてブランドディレクターとして、多彩なマルチタレントぶりを発揮している井川。しかし、その“三足のわらじ”にも綻びが生じているようで――。
「今回の撮影現場で、井川さんはセリフを間違え、NGを連発していたのです」と話すのは、ある映画関係者だ。
「映画『ショウタイムセブン』は2時間生放送の報道番組を舞台にしており、放送と事件とが同時並行で進められています。予想外のアクシデントに巻き込まれる緊迫感を表現するために、撮影では芝居を止めずに長回しを重視したといいます。実際、10分ぐらいの長いテイクも多かったそうです。
そんななか、井川さんはセリフ覚えが不十分なまま撮影に訪れていたそうなのです。主演の阿部さんが完璧にセリフを覚えてきていたのとは対照的でした。井川さんは本番で20回ほどNGを繰り返し、長回しのシーンも何度も撮り直さなくてはならず、現場は困惑状態だったとか。ロケ現場に来てからは、真剣に台本を読んでいたようなのですが…」
そんな井川の演技をめぐっては、過去に“ある大物俳優”との因縁が報じられていた。
「井川さんは、2004年の月9ドラマ『空から降る一億の星』(フジテレビ系)で共演した木村拓哉さんから“共演NG”に指定されてしまったことがあるというのは有名な話です。
当時、井川さんはモデルとして雑誌やテレビに引っ張りだこでした。しかし演者としては経験不足だった彼女の演技は、木村さんからの評価があまり芳しくなかったそうです。それに加え、多忙のために変則的なスケジュールの井川さんに撮影の段取りが左右されるという状況も、木村さんにとっては面白くなかったそうです。それ以降、二人は共演していません」(前出・テレビ誌記者)
そんなトラブルを経て、次第に女優としての評価も高まっていた井川。だが、最近の多忙な日々には彼女自身も疲弊しているようだ。2023年2月6日放送の『突然ですが占っていいですか?』(フジテレビ系)で、井川は“仕事と育児の両立”について、このように悩みを打ち明けていた――。
《撮影現場に来てると、日常生活の方が圧倒的にバタバタしてて、現場に来るのに一生懸命な感じがするんですよ。そのバランスが自分の中であまりにも取れていない。仕事と育児両立できるのかな、これでいいのかなって》
同年に出席した『プレシャス・ウオッチ・アワード』の授賞式では、日々のリセットのために「ついつい夜更かしをしてしまう」こともあると話していた井川。ぜひとも一息つく時間は作ってほしい。
11/23 06:00
女性自身