「大丈夫かな…」「辛すぎる」米倉涼子 西田敏行さんとの“仲良しショット”公開直後の訃報にメンタル心配する声

名優がまた一人、この世を去ってしまった。10月17日の正午すぎ、西田敏行さんが東京都内の自宅で亡くなっていたことが分かった。76歳だった。

今月8日には、映画『劇場版ドクターX 』(12月6日公開)の完成報告会見に登壇していたばかり。本作は米倉涼子(49)が主演する人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の劇場版で、シリーズ完結作となる。

西田さんは’13年放送の第2シリーズから登場し、東帝大学病院の院長・蛭間重勝役として作品を支えてきた。先の会見では、自らの役柄についてユーモラスにこう語っていた。

「大門未知子は、フリーランスの外科医として東帝大学病院にやって来るんですが、あまりにも素晴らしいオペの腕を持っていますので、(蛭間は)それに対してある程度嫉妬しているんです。“執刀”じゃないですよ、ジェラシーね。ジェラシーを持って、ずっと演じておりました。今後ともひとつよろしくお願いします。というか、これでもうないんだよね、もう。ありがとうございました」

舞台でも元気そうな姿を見せていただけに、米倉も西田さんの突然の死に大きなショックを受けたようだ。

訃報が流れる約1時間前には、Instagramのストーリーズで西田さんと食事を楽しんだことを報告していた米倉。《ドクターXとの思い出》《撮影後に西田敏行さんにスッポンの唐揚げご馳走になりました》と綴り、笑顔の西田さんと嬉しそうに撮影した2ショットを公開していた。

だが西田さんの訃報を受け、米倉は再びストーリーズを更新。《西田さん 突然の訃報に接し、言葉もありません… 一昨日写真をのせるからね! と話したばかりなのに。悲しすぎて悲しすぎてまだ信じられません》と、率直な心境を綴っていた。

’22年5月にはInstagramで《どんな時でも新鮮で楽しい貴重なお話をしてくれる大切な存在》と、西田さんを慕う気持ちを綴っていた米倉。西田さんもまた、かつて雑誌取材で米倉についてこう語っていた。

「米倉涼子ちゃんに『としちゃん』と呼ばれるのが好きで、ドラマの合間にゲームをしながら『俺、これわかんねーよ』って意図的に甘えたりしますね(『FLASH』17年10月17日号)

そんな西田さんは、仕事に邁進する米倉をいつも気にかけていたようだ。

「’18年に米倉さんが主演したドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)の撮影現場で、西田さんが差し入れをしたことがありました。豆パン、あんパン、クリームパンなど、200個ものバラエティに富んだパンの差し入れがあり、米倉さんをはじめとする出演者たちは大喜び。

ただ、本作では『ドクターX』スタッフも多かったのですが、西田さんの出演はありませんでした。当時、自らが出演していないドラマ現場に差し入れする俳優はほとんどいなかったので、とても珍しいことでした。

いっぽう、米倉さんと西田さんはプライベートでも連絡を取り合う間柄で、血液型が同じB型ということもあって本当に気が合うそう。『ドクターX』以外の作品でも奮闘する彼女を励まそうと、西田さん流のエールを送ったようです。

一部スポーツ紙では、西田さんは亡くなった当日も仕事が入っていたといい、所属事務所は対応に追われていると報じられています。米倉さんも公私ともに親交が深かっただけに、西田さんの急逝を受け入れられていない状況ではないでしょうか……」(ドラマ関係者)

Xやネットでは、“最愛の先輩”を失った米倉を慮る声が広がっている。

《米倉さんのストーリーすごい泣いた 辛すぎる》
《うわあ、切ない 米倉さんが心配だわ 楽しかった思い出に浸ったら訃報とか》
《米倉さん、大丈夫かね。相当ショック大きいと思う。 全く関係のない私でさえショックだったんだから》
《いつかは、と覚悟していても、それが今日だとは思わないわけで。人の死はね… 米倉さん大丈夫かな…寂しいね》

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