永瀬廉 耳穴の深くに…活動休止招いた右耳けがの「騒然現場」ハプニング

「本番直前のことです。永瀬さんがライブに向けて準備をしていたところ、スタッフが持っていた先の尖った道具が、誤って永瀬さんの右耳にグサリと刺さってしまったと聞いています。ライブ欠場の原因となった突然の事故に現場は一時騒然としていました」(ライブ関係者)

5月29日に京セラドーム大阪で開催されたSTARTO ENTERTAINMENTのライブイベント「WE ARE! Let’s get the party STARTO!!」を、King&Princeの永瀬廉(25)は右耳のけがで突如欠席した。5月30日の公演にも出られず、同日、活動休止が発表された。

現在、療養中の永瀬。直近の1年間は激動であった――。

「’23年5月に平野紫耀さん(27)と、神宮寺勇太さん(26)、岸優太さん(28)がKing&Princeを脱退しました。永瀬さんは、“グループを守っていきたい”という思いから髙橋海人さん(25)と2人での活動を継続しているそうです。

そして’23年6月には2人体制後初のシングルを発売し、8月から12月にかけては、7都市を回るライブツアーを敢行して、King&Princeの健在ぶりを強く印象付けました。いっぽうで、11月に行われた主演映画の舞台挨拶では、汗が止まらずに2度退席。多忙な時期でしたので体調を心配する声が上がっていました」(芸能関係者)

5月には、King&Prince株式会社を設立。永瀬と髙橋は共同で代表取締役社長を務めている。永瀬は会社設立の理由を、ファンクラブサイトに投稿された動画で、「可能な限り、つくる作品や、プレーヤーとしても納得したものを世の中に届けたいと思って、一番いいのが自分たちの会社をつくることだと思いました」と熱く語っていた。

「会社設立後、初めてファンの前に立つSTARTO社の合同ライブに意気込んでいた永瀬さんですが、けがで無念の欠場となってしまいました」(前出・芸能関係者)

■HPに記載された活動休止の報告

いったい、永瀬の身に何が起きたのだろうかーー。5月30日、STARTO社のホームページに記載された活動休止の報告に、経緯が書かれていた。

《5月29日(水)の公演準備の際に右耳を負傷し、その後、めまいの症状が見られたため、直ちに病院で受診をし、検査の結果、耳内にも傷が見受けられ、手術を受けました。医師からは二週間ほどの療養期間が必要とのご指示がございましたため、一時、活動を休止させて頂きます》

“戦慄現場”を前出のライブ関係者が明かす。

「鋭利な物体が耳の穴の深くまで入ってしまうほどの重い傷だったそうです……。永瀬さんはめまいでふらつきながら、病院に急行したと聞いています。事故後の対応のため、緊急会議が開かれ、開演時間は少し遅れてしまったそうです」(前出・ライブ関係者)

永瀬のけがの状態は――。耳鼻咽喉科山西クリニックの山西敏朗院長に話を聞いた。

「“めまいが起きた”という情報から推察するに、鋭利な物体が“内耳”と言われる部分にまで、何らかの影響をもたらした可能性が考えられます。尖ったものが刺さって鼓膜に穴が開くだけでは、ほとんどめまいは起こしませんが、鼓膜の奥にある内耳にまで至った場合には、めいが起きることが多いです。なぜならば三半規管があるからです。

ただ、療養期間は2週間ということですので、けがの程度は鼓膜を傷つけただけで内耳にまでは及んでおらず、当たった時の衝撃でその振動が内耳の蝸牛や三半規管まで及び、一時的にめまいを引き起こしたのかもしれません」

5月30日、有料会員向けのブログに、永瀬はこうつづっていた。

《昨日は突然のことで驚かせてしまって申し訳ありませんでした。昨日、今日楽しみにして下さっていたみなさま、本当にすみません身体はめちゃくちゃ元気なのですが、耳を怪我してしまい、、》

“元気”とはいえやはり多少の影響はあるようだ。

「30日の夜、ライブを終えたSTARTO社のタレントたちは飛行機のチャーター便で帰路につきました。永瀬さんは医師からの指示もあり、同じ飛行機には乗れなかったそうです。みなさん心配している様子だったと聞いています」(スポーツ紙記者)

永瀬の今後の芸能活動に問題はないのだろうか。

「感染さえ起こさなければ約1~2週間で鼓膜の穴は自然に塞がります。ただ、アイドル活動への影響としては、音の感覚がすぐ今までどおりに戻るとは限りません。時間が経てば落ち着いてくるとは思いますが、耳の違和感は長引いてしまう可能性もあります」(山西院長)

4月放送のテレビ番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、黒柳徹子(90)からグループとしての今後の夢を聞かれ、「応援していてよかったなって思われ続けるグループであることを2人で目指していますね」と語っていた永瀬。

逆境を乗り越え、ファンのために必ず戻ってくるはずだ。

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