赤西仁と黒木メイサの離婚でも囁かれた前兆…離婚秒読みの夫婦に見られる共通した行動

元KAT-TUNの赤西仁(39)と女優の黒木メイサ(35)がインスタグラムのストーリーズで離婚を発表。世間に衝撃が走った。

投稿には「この度、私たち夫婦は、パートナーシップの形を変え、夫婦としてはそれぞれの道を歩んで行くこととしました」とあり、離婚の理由について詳しくは触れていない。

赤西と黒木は12年1月に真剣交際が発覚すると、2週間後の2月に婚姻届を提出。同年9月に第一子となる女児、17年6月に第二子となる長男が誕生していた。

今年に入ってから黒木は「海外を拠点に活動したい」という意向のもと、19年間所属した事務所を退所。また赤西も今月に入り、約10年ぶりに地上波バラエティーに出演。今後やりたいことについて語っていた。

芸能人が子育て中に積極的な活動再開をすることは離婚の布石とも言われがちだ。それ以外にも、ファンの間では以前から赤西が結婚指輪をつけていないと指摘していた人もいたという。

芸能人に限らず一般的にも、指輪を外すといった行為は離婚の布石と言われているが……。コラムニストのおおしまりえ氏によると、他にも離婚の前兆を感じさせるポイントはあるという。具体的に聞いた。

■指輪を外す・単独行動が増え始める

指輪をひっそり外すという行動は、離婚の布石としては定番かもしれません。他にも「表向きには順調そうな空気を出しながらも実は離婚寸前だった」といった夫婦の予兆には、いくつか共通するものがあります。

1つ目は、単独行動・単独露出が増える点です。

例えばいつも不参加だった飲み会に急に参加するようになったとか、普段は夫婦で来ているイベントに、単独参加するようになったなどです。これは、夫側によくある行動でもあります。

あとは、SNSに家族写真投稿がなくなったとかはありがちです。男性の場合、プロフィール写真が子どもとのツーショットから自分1人になったといった例も過去には見聞きしました。

写真などの投稿をなくす理由は家族と過ごす時間が圧倒的に減っているか、離婚を見据えて家族アピールの調整をしているといったところでしょう。

筆者が過去に見たケースでも家族仲良し投稿を頻繁に行っていた既婚女性が突然、息子と自分のみの投稿に変化。夫の姿がまったく出てこなくなったと思ったら、1年ほどして離婚報告に至ったということがありました。

このようにネット上の行動や写真の変化は、芸能人に限らず予兆として挙げられます。

■意味深な投稿や哲学めいた文章が増える

また関係が悪化している夫婦や、離婚について話し合っている夫婦というのはどうしても疲れや負の感情がたまりがちです。それが外にちょっとした発言として漏れることも多く、敏感な人は気づいたことがあるかもしれません。

例えばSNSへの意味深な投稿といった形で、周りにも何かを発信しているケースは良く見かけます。ちょっと哲学めいた文章だったり、風景写真とともにポエムっぽくまとめられていたりと投稿のバリエーションは様々です。少ししてそれが離婚によるメンタルダウンだった、なんてケースはよくあります。

他にも、飲み会でめずらしく愚痴が止まらなくなる(でも離婚については具体的に触れない)といったわかりやすい変化を周囲に見せる人もいます。

■別れる前から次を探し始める人も

またこれは男性に多い話ではありますが、まだ離婚前なのに次の恋愛を求めるという人も。筆者も複数、見聞きしたことがあります。例えば飲み会の場などで女性を口説く、マッチングアプリに登録するなどです。

さらにはまだ別居も離婚も終わっていないのに、結婚相談所のパンフレットを取り寄せていた人もいました。これには驚きを隠せませんでした。

基本的に離婚の話し合いが始まっていたとしても「夫婦関係の破綻」を証明できないと、並行した恋愛は不貞行為に当たるといわれています。夫婦関係の破断には、別居や双方が修復の意思なしなど条件があるそうです。

つまりただ関係悪化により一方が離婚を見据えているだけであれば、次の恋愛を始めるのはリスクがあると言わざるを得ません。皆さんの周りにもしいたら、止めてあげるのが良いでしょう。

夫婦の本当の関係というのは、なかなか周りが知ることはできません。「おしどり夫婦」なんて呼ばれていた赤西さんと黒木さんですが、実際はもっと複雑な状況であったというわけです。

ちなみにおしどり夫婦の由来である「オシドリ」という鳥は、実際は1年ごとにペアを変える生態と言われています。「芸能人おしどり夫婦」なんてキャッチコピーの説得力のなさにも、そろそろ私たちが気づくころなのかもしれません。

(文:おおしまりえ)

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