三省堂選定「今年の新語」大賞は「ばえる(映える)」 SNS時代の美を語る言葉

辞書の三省堂が選定する「今年の新語2018」選考発表会が5日夜、東京・渋谷の東京カルチャーカルチャーで開かれ、大賞は「ばえる(映える)」に決まった。「SNS時代の美を語る言葉」が選ばれた。

「今年の新語2018」の大賞は「ばえる(映える)」に決定(C)三省堂

三省堂が今後、国語辞書に採録されてもおかしくない今年を代表する言葉(日本語)を募集。応募の中から辞書の編集者ら選考委員が厳正に選考の上、「今年の新語2018」ベスト10を選出し、国語辞典としての言葉の解説(語釈)を付けて発表した。

ベスト10は以下の通り。

<18年>大賞=ばえる(映える)、第2位=モヤる、第3位=わかりみ、第4位=尊い、第5位=VTuber、第6位=肉肉しい、第7位=マイクロプラスチック、第8位=寄せる、第9位=スーパー台風、第10位=ブラックアウト、選外=半端ないって、そだねー

大賞の「ばえる(映える)」には、三省堂刊行の4つの国語辞書「新明解国語辞典」「三省堂現代新国語辞典」「三省堂国語辞典」「大辞林」がそれぞれ語釈が発表された。

「新明解国語辞典」は<(SNSの「インスタ映え」の「映え」を動詞化したもの)写真や映像などが、ひときわ引き立って良く(おしゃれ)に見える>

「三省堂現代新国語辞典」は<見ると、驚いたり感じ入ったりしてしまいそうな、まわりから浮き立つよい雰囲気をかもし出している>

「三省堂国語辞典」は<(写真などがSNSで/SNSに投稿したくなるほど)きれいで目立つ。はえる。二〇一〇年代末からのことば>

「大辞林」は<(「はえる」の濁音化。「インスタ映えする」の意)景色・場面・人物・料理等が、思わず人に見せたくなるほど印象的に見える>

【「今年の新語」歴代ベスト10】

<15年>大賞=じわる、第2位=マイナンバー、第3位=LGBT、第4位=インバウンド、第5位=ドローン、第6位=着圧、第7位=言(ゆ)うて、第8位=爆音、第9位=刺さる、第10位=斜め上、選外=とりま、エンブレム

<16年>大賞=ほぼほぼ、第2位=エモい、第3位=ゲスい」、第4位=レガシー、第5位=ヘイト、第6位=スカーチョ、第7位=VR、第8位=食レポ、第9位=エゴサ、第10位=パリピ、選外=神ってる、チャレンジ、IoT

<17年>大賞=忖度、第2位=インフルエンサー、第3位=パワーワード、第4位=~ロス、第5位=フェイクニュース、第6位=草、第7位=仮想通貨、第8位=オフショル、第9位=イキる、第10位=きゅんきゅん、選外=卍、プレミアムフライデー、熱盛

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