木村花さん逝去受け「テラハ」BPO審理入り 人権侵害あったとの訴えで

番組はすでに打ち切り(画像は「テラスハウス TOKYO2019-2020」公式サイトから)

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は9月16日、恋愛リアリティー番組「テラスハウス TOKYO 2019-2020」に出演していたプロレスラーの木村花さんが逝去したことを受け、番組の審理入りを発表しました。

【画像】番組側はやらせを否定した報告書を発表していました

 木村さんの死去は、5月23日にプロレス団体「スターダム」が発表。詳細な死因は明かされませんでしたが、番組内での言動に寄せられた誹謗(ひぼう)中傷が大きく関わっているのではとの見方が強まり、木村さんの母・響子さんは、人権侵害があったと訴え、フジテレビに謝罪と公平・公正な検証を求めていました。

 これを受け、フジテレビは7月に、番組の制作過程及び、制作業務に関連する対応について検証した検証報告を掲載。「木村花さんに多くの批判が寄せられることを予見できておらず、そのような意図はなかった」とやらせ疑惑について否定していました。

 9月15日に開かれたBPO放送人権委員会は、響子さんの申し立てが委員会運営規則第5条(苦情の取り扱い基準)に照らし、審理入りの要件を満たしていると判断。審理を始めることを決定しました。

 今後は、双方が提出する書面や響子さんやフジテレビのヒアリングをもとに審理を行うとのこと。結果は、「勧告」または「見解」としてまとめ、「申立人およびフジテレビに通知した後、記者会見を行い公表する」と発表しています。

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