大谷翔平選手、プロ野球史上初の快挙達成 “ドラフト会議指名拒否”から入団説得後の「怖さ」元日ハム栗山英樹監督が涙目で語る

【モデルプレス=2024/11/29】プロ野球・北海道日本ハムファイターズの元監督でチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)の栗山英樹氏が、29日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(よる7時~)に出演。米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手について語った。

大谷翔平選手/Photo by Getty Images


(写真 : 大谷翔平選手/Photo by Getty Images)

◆栗山英樹氏、大谷翔平選手のドラフト指名に「怖さ」

花巻東高校で甲子園出場後、高校卒業前には「メジャーリーグに挑戦したい」とプロ野球ドラフト会議での指名を拒否した大谷選手。しかし、栗山氏が大谷選手を指名したことで交渉権を獲得し、「大谷翔平君 夢へのみちしるべ」という資料で説得を行い、大谷選手の北海道日本ハムファイターズに入団へと至った。栗山氏は「ああやって『アメリカに行きます』って宣言するのはとても勇気がいることだし、それをひっくり返すのはすごく迷惑がかかるって我々も理解はして…」と大谷選手との挑戦に「嬉しさよりも責任がものすごく生まれて、それが怖さだったり、本当にそういうふうにしてあげれるかという勝負だった」と涙目ながらに振り返った。

また、栗山氏は2017年のプロ野球開幕直前に大谷選手が肉離れを起こしたことも回顧。しかし、大谷選手が内出血している状態のまま走っていたとも話し、「みんなに迷惑がかかると思って、『大丈夫ですよ』アピールをしてるんですよ」とチームのために戦う選手だと語った。

◆栗山英樹氏、天才・大谷翔平選手との5年間に感激

さらに2016年プロ野球シーズン序盤に11.5ゲーム差が付くという厳しい状況だったと回顧した栗山氏。「(福岡ソフトバンク)ホークスにインパクトのある連勝をしなければ」と大谷選手を「1番・ピッチャー」というピッチング練習時間が少なくなる打順にしたという。「ホームラン打ってきます」と先に宣言して打席に入った大谷選手は、プロ野球史上初の1番・ピッチャーとして初打席で先頭打者ホームランを達成。栗山氏は打った瞬間に「本当にやったよこいつ」と感激し、その一方で「あの試合くらい勝たせないといけないと思った緊張した試合はなかった」と振り返った。

栗山氏は「才能を持った人が天才と言われ世に出る時っていうのは、形を作る人や手伝う人が必ずいるはずで、そういうものの僕ら一部でしかない」と天才・大谷選手と共に過ごした5年間に感激。「『よくぞ翔平頑張ってあそこに行ってくれたな』って感謝しかないです」と大谷選手の活躍を嬉しそうに語っていた。(modelpress編集部)

情報:テレビ朝日

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