クォン・ウンビ、ソロ活動で感じたIZ*ONEへの感謝「11人と出会って私の人生は始まった」日本映画初ヒロインでの“大きな壁”明かす【「スマホを落としただけなのに ~最終章~」インタビュー】
【モデルプレス=2024/11/20】11月1日公開の映画「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」で映画初出演を飾ったクォン・ウンビ(Kwon Eunbi/29)にモデルプレスがインタビュー。異国の地での撮影や抜擢への思いなどについてたっぷり語ってもらった。
◆映画「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」
本作は、スマホを落としたことで連続殺鬼に命を狙われるヒロインを描いたSNSミステリー映画「スマホを落としただけなのに」、そして2020年に公開された続編「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」に続くシリーズ第3作。日本と韓国を舞台にした、スマホを持つ者全てがターゲットとなる「ファイナルハッキングゲーム」を描く。
1作目の北川景子、2作目の白石麻衣に続く3作目のヒロインに抜擢されたのは、グローバルグループ・IZ*ONE(アイズワン)出身のクォン・ウンビ。同作では、成田凌演じる連続殺人鬼で天才的ブラックハッカーの主人公・浦野を監視するエージェント・スミンを演じる。
初の日本作品で、映画初出演となったウンビ。作品への思いや異国の地での撮影、IZ*ONEメンバーからの反響などについて語ってもらった。
◆クォン・ウンビ、人気作ヒロイン抜擢の心境は?
― 本作で映画デビューとなりますが、オファーを受けた際の心境を教えてください。
ウンビ:最初は全然信じられなかったです。自分がヒロインであることを言われた時は、「なんで私…?」と驚きましたし、なぜ私のことを知っていただいているのか不思議でした。初めてということでとても緊張しましたが、稽古を重ねて練習をしっかりやりましたし、与えられた役を演じられるように頑張ることができたと思います。
― ヒット作の続編のヒロインという抜擢ということで、プレッシャーも大きかったのでは?
ウンビ:言葉ができないので、自分の言葉をみなさんに聞き取ってもらえるかが1番大きな壁でした。 また、とても有名な作品ということもあり、プレッシャーは大きかったです。
― 日本語の台詞もとても自然で驚きました。
ウンビ:私の日本語は、まだまだ足りない部分も多いですし、すごく難しかったのですが、スタッフの方や監督、成田さんが親切に教えてくれました。発音だけでなく、感情の部分も手伝ってくれたため、演じることができたと思っています。セリフの量が多いので、撮影までの期間はスケジュールをできるだけ空けて、ひたすら練習して、台本を丸覚えするしかない状態だったのですが、ひたすら読んだり、動いてみたり、歩きながら覚えたり…試行錯誤して練習を繰り返しました。
― 共演者からアドバイスをもらったことはありますか?
ウンビ:とても発音のことを気にしてしまったのですが、みなさんはそこに囚われずに感情や気持ちに集中して、自然に言ってみたらそれが逆に良くなることもあるとアドバイスをくれました。
― 最初から最後まで緊迫感のある場面が続きますが、役作りで大変だったことはありましたか?
ウンビ:特殊な職業の役で、銃を扱うわけじゃないですか。銃で打ったり、打たれたりという経験はないので、いろんな映像を見たり、周りの俳優の方に聞いて研究をしました。
◆クォン・ウンビ、成田凌との共通点明かす
― 共演者の方とのエピソードがありましたら教えてください。
ウンビ:撮影当時、韓国のMBTI診断(16パーソナリティー性格診断)が流行していて、成田さんにやってもらったら同じENFPでした!似ていると思ったことがなかったので、同じものが出たのが今でも不思議です(笑)。初めてお会いした時は、落ち着いた静かな印象でしたが、私はどちらかというと明るい性格で、成田さんも実は明るい人なのだと新たな一面を知ることができました。
― 成田さんを明るいと感じた瞬間はありましたか?
ウンビ:日本語の単語を教えてくれる時、ふざけた感じで楽しそうに明るく教えてくれました。真面目に教えるというよりも、そういう姿から明るい一面を感じられました。
― どんな言葉を教えていただいたのですが?
ウンビ:「だ」で終わる日本語を5つ教えてくれました!「元気だ」「綺麗だ」「可愛いだ」…「可愛いだ」は違いますね(笑)。他は忘れてしまったのですが、まるで先生が子どもに教えるような感じで教える姿が面白かったです。
◆クォン・ウンビ、異国での撮影は「辛い部分も多くあった」
― 日本の番組出演時も積極的に日本語をお話される姿が印象的でした。特に「オールスター感謝祭’24秋」(TBS系/10月5日放送)では様々な場面で活躍されていましたね!
ウンビ:言葉ができないので、とにかく笑って存在感をちゃんと出さなきゃという思いで収録に参加しました。自分ができることは全て頑張って、一生懸命やろうという思いでTBS感謝祭の「赤坂5丁目ミニマラソン」にも出ましたし、レーザーゲームも挑戦しました。収録の当日にマラソンの企画があることを知り、参加したいと言いましたが、周りの方からは「本当に大丈夫?」「役者で走る人1人もいないよ!」と心配してもらいましたが、「私が初めてになります!」と宣言して挑みました!
― カッコいいです!ほかに日本での思い出がありましたら教えてください。
ウンビ:日本でずっと映画の撮影をしていて、本当に大変でしたし、辛い部分も多くあったのですが、韓国から友達が応援に来てくれたんです。その友達とお台場に行って、2人で海を見ながら歩いたり、話したりして、自分がとても辛い時期だったため、お台場の海はとても美しく映りました。
― 異国の地での撮影は辛いと感じることもあったのですね。ウンビさんは壁にぶつかった時、どのように乗り越えてきましたか?
ウンビ:普通は失敗を恐れてしまうと思うのですが、失敗を恐れるというよりも、失敗があるからこそ人は成長すると考えるようにしていて、失敗する過程も含めて自分のものにしていくことが大切だと思います。
◆クォン・ウンビ、IZ*ONEメンバーは「家族のような存在」
― 韓国で行われたソウルプレミアイベントにIZ*ONE出身メンバーが駆けつけたことでも話題になりました。メンバーからはどういった反応がありましたか?
ウンビ:IZ*ONEとして活動していた時は、私が1番日本語を話すことが苦手だったんです。そのため、メンバーたちに日本の映画に出演することを伝えた時に「え、日本語で…?」と驚いていたのですが、実際に映画で日本語を話す姿を見てメンバーたちは「とっても頑張ったね」「すごかった!」と言ってくれました。プレミアイベントはそれぞれが忙しい中で駆けつけてくれて、本当に大きな力になりましたし、今でも家族のような存在です。今日は、(矢吹)奈子と「ラヴィット!」(TBS系)に出演したのですが、存在してくれるだけで本当にありがたかったですし、頼もしくて安心しました。
― ソロで活動していく中で感じたグループ活動とソロの違いや変化がありましたら教えてください。
ウンビ:1人での活動は、寂しいと感じることが多くあります。みんなでいると笑いが絶えなかったですし、仲間がいるのでお互いに助け合うことが出来る安心感がありました。1人だと、全部自分で抱えてやり遂げなくてはいけないという部分が1番大きな違いかと思います。
― メンバーに支えられていたと感じる瞬間も多いのでは?
ウンビ:日本でのスケジュールが多くあったのですが、日本語をできるメンバーが多くいて本当に頼もしかったです。最後の挨拶をする際に日本語でコメントをしてから「以上、IZ*ONEでした!」と言うのですが、私は掛け声の「せーの」と「以上」だけを言っていました(笑)。今は全て自分でやらないといけないので、あの時はみんなに支えてもらっていたと感じます。
◆クォン・ウンビの「夢を叶える秘訣」
― 夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、ウンビさんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。
ウンビ:夢を叶えることは、本当に難しいことですよね。自分がこれまで生きて来た中で感じることは、何か準備をして用意をしている人には必ずいつか絶対にチャンスが訪れるということです。そのチャンスがいつ来るかは人によって違うけれど、それまでしっかり踏ん張って、必ず準備をしておいて、そのチャンスが来た時に掴む。1つのことをずっと真面目にやり続けることは、すごく大変なことだと思いますが、努力を続けてチャンスが来た時に逃さないで掴むことが大切だと思います。
― ウンビさんがチャンスを掴んだと感じた瞬間は?
ウンビ:私の人生の中で、IZ*ONEとの出会いがとても大きな出来事でした。11人と出会って私の人生は始まったと思っています。
― 素敵なお話ありがとうございました!
(modelpress編集部)
◆クォン・ウンビ(Kwon Eunbi)プロフィール
1995年9月27日生まれ。2018年放送の日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」に出演し、同年にグローバルグループ・IZ*ONEのメンバーとしてデビュー。2021年4月の活動終了まで、リーダーとしてグループを牽引してきた。2021年8月には、1stミニアルバム「OPEN」でソロデビューを果たし、音楽番組では1位を獲得するなど、歌手として活躍。ほかにもバラエティー、ラジオ、ミュージカル出演なども行い、多方面で活動している。
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◆映画「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」
本作は、スマホを落としたことで連続殺鬼に命を狙われるヒロインを描いたSNSミステリー映画「スマホを落としただけなのに」、そして2020年に公開された続編「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」に続くシリーズ第3作。日本と韓国を舞台にした、スマホを持つ者全てがターゲットとなる「ファイナルハッキングゲーム」を描く。
1作目の北川景子、2作目の白石麻衣に続く3作目のヒロインに抜擢されたのは、グローバルグループ・IZ*ONE(アイズワン)出身のクォン・ウンビ。同作では、成田凌演じる連続殺人鬼で天才的ブラックハッカーの主人公・浦野を監視するエージェント・スミンを演じる。
初の日本作品で、映画初出演となったウンビ。作品への思いや異国の地での撮影、IZ*ONEメンバーからの反響などについて語ってもらった。
◆クォン・ウンビ、人気作ヒロイン抜擢の心境は?
― 本作で映画デビューとなりますが、オファーを受けた際の心境を教えてください。
ウンビ:最初は全然信じられなかったです。自分がヒロインであることを言われた時は、「なんで私…?」と驚きましたし、なぜ私のことを知っていただいているのか不思議でした。初めてということでとても緊張しましたが、稽古を重ねて練習をしっかりやりましたし、与えられた役を演じられるように頑張ることができたと思います。
― ヒット作の続編のヒロインという抜擢ということで、プレッシャーも大きかったのでは?
ウンビ:言葉ができないので、自分の言葉をみなさんに聞き取ってもらえるかが1番大きな壁でした。 また、とても有名な作品ということもあり、プレッシャーは大きかったです。
― 日本語の台詞もとても自然で驚きました。
ウンビ:私の日本語は、まだまだ足りない部分も多いですし、すごく難しかったのですが、スタッフの方や監督、成田さんが親切に教えてくれました。発音だけでなく、感情の部分も手伝ってくれたため、演じることができたと思っています。セリフの量が多いので、撮影までの期間はスケジュールをできるだけ空けて、ひたすら練習して、台本を丸覚えするしかない状態だったのですが、ひたすら読んだり、動いてみたり、歩きながら覚えたり…試行錯誤して練習を繰り返しました。
― 共演者からアドバイスをもらったことはありますか?
ウンビ:とても発音のことを気にしてしまったのですが、みなさんはそこに囚われずに感情や気持ちに集中して、自然に言ってみたらそれが逆に良くなることもあるとアドバイスをくれました。
― 最初から最後まで緊迫感のある場面が続きますが、役作りで大変だったことはありましたか?
ウンビ:特殊な職業の役で、銃を扱うわけじゃないですか。銃で打ったり、打たれたりという経験はないので、いろんな映像を見たり、周りの俳優の方に聞いて研究をしました。
◆クォン・ウンビ、成田凌との共通点明かす
― 共演者の方とのエピソードがありましたら教えてください。
ウンビ:撮影当時、韓国のMBTI診断(16パーソナリティー性格診断)が流行していて、成田さんにやってもらったら同じENFPでした!似ていると思ったことがなかったので、同じものが出たのが今でも不思議です(笑)。初めてお会いした時は、落ち着いた静かな印象でしたが、私はどちらかというと明るい性格で、成田さんも実は明るい人なのだと新たな一面を知ることができました。
― 成田さんを明るいと感じた瞬間はありましたか?
ウンビ:日本語の単語を教えてくれる時、ふざけた感じで楽しそうに明るく教えてくれました。真面目に教えるというよりも、そういう姿から明るい一面を感じられました。
― どんな言葉を教えていただいたのですが?
ウンビ:「だ」で終わる日本語を5つ教えてくれました!「元気だ」「綺麗だ」「可愛いだ」…「可愛いだ」は違いますね(笑)。他は忘れてしまったのですが、まるで先生が子どもに教えるような感じで教える姿が面白かったです。
◆クォン・ウンビ、異国での撮影は「辛い部分も多くあった」
― 日本の番組出演時も積極的に日本語をお話される姿が印象的でした。特に「オールスター感謝祭’24秋」(TBS系/10月5日放送)では様々な場面で活躍されていましたね!
ウンビ:言葉ができないので、とにかく笑って存在感をちゃんと出さなきゃという思いで収録に参加しました。自分ができることは全て頑張って、一生懸命やろうという思いでTBS感謝祭の「赤坂5丁目ミニマラソン」にも出ましたし、レーザーゲームも挑戦しました。収録の当日にマラソンの企画があることを知り、参加したいと言いましたが、周りの方からは「本当に大丈夫?」「役者で走る人1人もいないよ!」と心配してもらいましたが、「私が初めてになります!」と宣言して挑みました!
― カッコいいです!ほかに日本での思い出がありましたら教えてください。
ウンビ:日本でずっと映画の撮影をしていて、本当に大変でしたし、辛い部分も多くあったのですが、韓国から友達が応援に来てくれたんです。その友達とお台場に行って、2人で海を見ながら歩いたり、話したりして、自分がとても辛い時期だったため、お台場の海はとても美しく映りました。
― 異国の地での撮影は辛いと感じることもあったのですね。ウンビさんは壁にぶつかった時、どのように乗り越えてきましたか?
ウンビ:普通は失敗を恐れてしまうと思うのですが、失敗を恐れるというよりも、失敗があるからこそ人は成長すると考えるようにしていて、失敗する過程も含めて自分のものにしていくことが大切だと思います。
◆クォン・ウンビ、IZ*ONEメンバーは「家族のような存在」
― 韓国で行われたソウルプレミアイベントにIZ*ONE出身メンバーが駆けつけたことでも話題になりました。メンバーからはどういった反応がありましたか?
ウンビ:IZ*ONEとして活動していた時は、私が1番日本語を話すことが苦手だったんです。そのため、メンバーたちに日本の映画に出演することを伝えた時に「え、日本語で…?」と驚いていたのですが、実際に映画で日本語を話す姿を見てメンバーたちは「とっても頑張ったね」「すごかった!」と言ってくれました。プレミアイベントはそれぞれが忙しい中で駆けつけてくれて、本当に大きな力になりましたし、今でも家族のような存在です。今日は、(矢吹)奈子と「ラヴィット!」(TBS系)に出演したのですが、存在してくれるだけで本当にありがたかったですし、頼もしくて安心しました。
― ソロで活動していく中で感じたグループ活動とソロの違いや変化がありましたら教えてください。
ウンビ:1人での活動は、寂しいと感じることが多くあります。みんなでいると笑いが絶えなかったですし、仲間がいるのでお互いに助け合うことが出来る安心感がありました。1人だと、全部自分で抱えてやり遂げなくてはいけないという部分が1番大きな違いかと思います。
― メンバーに支えられていたと感じる瞬間も多いのでは?
ウンビ:日本でのスケジュールが多くあったのですが、日本語をできるメンバーが多くいて本当に頼もしかったです。最後の挨拶をする際に日本語でコメントをしてから「以上、IZ*ONEでした!」と言うのですが、私は掛け声の「せーの」と「以上」だけを言っていました(笑)。今は全て自分でやらないといけないので、あの時はみんなに支えてもらっていたと感じます。
◆クォン・ウンビの「夢を叶える秘訣」
― 夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、ウンビさんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。
ウンビ:夢を叶えることは、本当に難しいことですよね。自分がこれまで生きて来た中で感じることは、何か準備をして用意をしている人には必ずいつか絶対にチャンスが訪れるということです。そのチャンスがいつ来るかは人によって違うけれど、それまでしっかり踏ん張って、必ず準備をしておいて、そのチャンスが来た時に掴む。1つのことをずっと真面目にやり続けることは、すごく大変なことだと思いますが、努力を続けてチャンスが来た時に逃さないで掴むことが大切だと思います。
― ウンビさんがチャンスを掴んだと感じた瞬間は?
ウンビ:私の人生の中で、IZ*ONEとの出会いがとても大きな出来事でした。11人と出会って私の人生は始まったと思っています。
― 素敵なお話ありがとうございました!
(modelpress編集部)
◆クォン・ウンビ(Kwon Eunbi)プロフィール
1995年9月27日生まれ。2018年放送の日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」に出演し、同年にグローバルグループ・IZ*ONEのメンバーとしてデビュー。2021年4月の活動終了まで、リーダーとしてグループを牽引してきた。2021年8月には、1stミニアルバム「OPEN」でソロデビューを果たし、音楽番組では1位を獲得するなど、歌手として活躍。ほかにもバラエティー、ラジオ、ミュージカル出演なども行い、多方面で活動している。
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モデルプレス