三代目JSB、7度目のドームツアー開幕 “衝撃的な演出”も「14年という歴史を改めて感じました」

【モデルプレス=2024/11/17】三代目 J SOUL BROTHERSが11月16日、福岡県・みずほPayPayドーム福岡にて、グループ7回目となる全国ドームツアー「三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 “ECHOES OF DUALITY”」初日公演を開催した。

三代目 J SOUL BROTHERS「三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 “ECHOES OF DUALITY”」(提供写真)


(写真 : 三代目 J SOUL BROTHERS「三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 “ECHOES OF DUALITY”」(提供写真))

◆三代目 J SOUL BROTHERS、7回目の単独ドームツアー開催

全国4都市9公演4大ドームツアーとなる今回は、11月13日にリリースされたツアーと同タイトルの最新アルバム「ECHOES of DUALITY」を引っ提げ、グループとしては7回目の単独ドームツアー。タイトルの「ECHOES of DUALITY」は、美しさや優雅さを象徴した「花びら」、困難や挑戦などを象徴した「棘」からなるグループの2024年のコンセプト「PETAL&THORN(花びらと棘)」を昇華させたもの。ツアーも三代目 J SOUL BROTHERSの持つ「音楽の二面性」を体感できるライブになっており、初日公演は3万5000人を動員した。

◆今市隆二&OMI、ライブのこだわり語る

開演前に行われた囲み取材には今市隆二、OMI(※「O」はストローク付き/登坂広臣)が登場。初日の意気込みを聞かれると、今市は「今年に入って三代目 J SOUL BROTHERSとしては新コンセプトを掲げて、ドームツアーに向けてずっと準備してきたので、ツアーがスタートすることにワクワクしてます」と心境を述べ、OMIは「単独ツアーとしては10度目。今年もドームツアーをやれることのありがたみを噛み締めてステージに立ちたいです」と意気込んだ。

今回のライブのこだわりについて、OMIは「これまではセンターステージが多かったんですけど、今回はエンドステージで、グループ最大規模のLEDモニターが一面にあります。映像と演出のリンクもあり、コンセプトをしっかりと掲げたライブとして、よりグループのパワーを会場全体に届けられるステージになっているのかなと思います」と2017年の「UNKNOWN METROPOLIZ」以来となるエンドステージの構成に言及。

今市は「6年ぶりにフルオリジナルアルバムを出して、それを引っ提げてのツアーになります。新曲10曲をライブでも披露しますし、いつもより世界観を重視して、ストーリー性を持たせることで、コンセプチュアルなドームツアーになっているので、ファンの皆さんのリアクションも楽しみです」と期待を膨らませた。

また、先日14周年の記念日を迎え、今市は「デビューして15年後というのは想像できてなかったと思いますけど、メンバー誰1人欠けることなくやってこれたことを誇りに思います。ファンの方々がいて、自分たちも存在できているので、15年目を迎えられたことがシンプルに嬉しいというか、改めて感謝の気持ちを持って活動しようと身が引き締まりました」と思いを語った。

OMIは「(10月末に開催された)「LDH LIVE-EXPO 2024-EXILE TRIBE BEST HITS-」は、各グループの強さが表面化するステージで、三代目 J SOUL BROTHERSの個々の強さや、自分たちの築いてきた14年という歴史を改めて感じました。今回のドームツアーはそれをより伝えられるステージになっていると思います」と振り返り、今回のツアーへ期待を膨らませた。

◆壮大なオープニング映像で開幕

ライブは凛々しさを感じさせる衣装を纏った7人が壮大な物語の世界へと導く印象的なオープニング映像で開幕。ステージに吊られたゴンドラに乗って巨大なLEDモニターの中央に現れた7人の姿に会場からは歓声が上がった。1曲目から最新アルバムのリード曲「DEVELOP」を披露し、圧巻の特効演出とパフォーマンスに会場の熱気は急上昇。

怒涛の展開で進む前半戦、先日11月10日のデビュー日に10th Anniversary REMASTEREDバージョンをリリースした三代目 J SOUL BROTHERSの代表曲「R.Y.U.S.E.I.」では、しっとりとした曲調で始まるイントロから、次第にアップテンポな展開へと移り変わる構成で、日本中に親しまれるヒット曲の新たな一面を魅せた。

ストリングスのイントロが印象的な新曲「LIT IT UP」では、映し出される壮大な滝の映像を背景に、サポートダンサー74人と大迫力のパフォーマンスを披露。同じく新曲の「Make up」ではヴォーカル2人がまるでメイクアップのオーダーを交わすような雰囲気でスタイリッシュに歌い上げた。

中盤では熱気に満ちたライブから一変、バラード曲で三代目 J SOUL BROTHERSのもう一つの表情を見せる。切なさあふれるミディアムバラードの「Baby don’t cry」を披露した後、今回のライブでは会場ごとに特別な1曲をバラードで届ける構成に。福岡公演では、秋にぴったりの名曲「C.O.S.M.O.S. 〜秋桜〜」が披露され、哀愁漂うメロディで会場全体を包み込んだ。

バラードコーナーが終わると突如モニターには可愛らしいメンバーデザインのキャラクターが登場し、Performerコーナーがスタート。パフォーマー5人が一気にそれぞれの世界観に引き込んだ。

◆三代目 J SOUL BROTHERS、衝撃的な演出で幕を閉じる

そして後半戦。LIVEの定番楽曲を中心に構成されたメドレーでは、ペンライトを振ったり踊ったりと会場の一体感は最高潮に。熱気に満ちた会場が「銀河鉄道999」や「O.R.I.O.N.」で1つになると、MCでOMIが「楽しんでくれましたかー!」と会場に問いかける場面も。

終盤では全身赤い衣装に身を包み「BLAZE」を披露。闘志と熱い想いを歌詞に落とし込んだ楽曲で、ラストまで疾走感のあるパフォーマンスを魅せつけたまさに圧巻のステージでだった。最後は、メンバーが登場した時と同じく1列に並んだかと思えば、全員ステージから仰向けに落ちるという衝撃的な演出で幕を閉じた。

7度目となるドームツアー、観客を圧倒的なスピード感でグループの世界観に引き込みつつも、三代目 J SOUL BROTHERSの新たな一面と進化し続ける姿を存分に感じさせた初日公演。ツアーは12月22日に大阪・京セラドームで迎えるファイナルまで続く。(modelpress編集部)

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