Aぇ! group、Netflixドキュメンタリー第2弾配信決定 小島健&佐野晶哉のキスシーン公開「今からでもカットしてほしい」【BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側/会見ほぼ全文】
【モデルプレス=2024/11/06】Aぇ! groupの単独ドキュメンタリーシリーズ『BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側』が11月28日よりNetflixにて世界独占配信されることが決定(※全4話、国外の配信日は調整中)。このほどNetflixオフィスにて制作発表会見が行われ、デビューを経て変わったことや、新たに知ったメンバーの一面、番組の見どころなどを語った。<会見ほぼ全文>
◆「BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側」
今年5月15日にCDデビューを果たしたAぇ! group。デビュー前日の5月14日からはグループ初の単独ドキュメンタリーシリーズ『BORDERLESS Aぇ! group デビューまでのキセキ』がNetflixで独占配信中だが、今回はその第2弾となる。
デビューシングル「《A》BEGINNING」を引っ提げ、5月から8大都市を巡る約37万人規模のデビューツアー「Aぇ! group Debut Tour ~世界で1番AぇLIVE~」を敢行。様々な壁を乗り越え、アイドルとして第一歩を歩み出した彼らは、この全国ツアーにどう向き合ったのか。デビューツアーという人生で2度とは訪れない大切な日々。その中で疾走した5人の個性と素顔に迫る。
◆Aぇ! group、賑やか珍会見 小島健は突如綾野剛になりすます
ー Aぇ! groupの皆様、ご挨拶をお願いします。
小島健:Aぇ! groupのリーダーの小島健でございますけれども、水と塩があれば1ヶ月…
― ちょっとマイクをONにしていただいて…
全員:(笑)
佐野晶哉:気になる~!気になる~!なに~?
小島:いやらしいわぁ~。いやらしいことしますね、本当に。
末澤誠也:いやらしないやろ、別に(笑)
小島:すみません、ありがとうございます(笑)。恥ずかしい!(マイクをONにして)ということで改めて自己紹介をさせていただきます。
佐野:水と塩が気になる!(笑)水と塩、何?(笑)
小島:上々の滑り出しとなりました。Aぇ! groupのリーダーの小島健でございます。水と塩があれば…
佐野:来たァ!!!
全員:(笑)
小島:水と塩があれば普通の人間は1ヶ月生きていけますが、僕の場合はそこにNetflixも必要となっております。これが言いたかったです。
全員:(爆笑)
会場:(拍手)
小島:恥ずかしい~!恥ずかしい~!恥ずかしい!全然デビューの時の会見より緊張したわ。こんな恥ずかしい出だしでアレですけども、今日はよろしくお願いします。ありがとうございます。
正門良規:Aぇ! groupの正門良規です。本日はお忙しい中ありがとうございます。第2弾ということで、こうやって皆さんの前で発表できるというのはすごく誇らしいことなので、これを機にどんどん『BORDERLESS』が盛り上がって行けばいいなと思っております。本日はどうぞよろしくお願いします。
末澤:えー、(マイクが入っていない)
佐野:お前もかい!
小島:天丼?(笑)
末澤:えー、あー、あー、(マイクテスト)末澤誠也です。今回第2弾ということで密着していただいたんですけど、本当に何回も繰り返し見ていただけると嬉しいなと思いますし、Aぇ! groupの素が見れるものになっているんじゃないかと思います。よろしくお願いします。
草間リチャード敬太:草間リチャード敬太です!映像の中では髪の毛が長いんですけども、同一人物ですので、(甘噛みしながら)お間違いなくよろしくお願いいたします。はい!以上です。
佐野:えー、最年少の佐野晶哉です。お願いします。(低音ボイス)
全員:渋っ!
佐野:(続けながら)えー、そうですね。なぜこんな大々的な素敵な記者会見が第1弾の時になかったのかなと、今本当に思っているんですけども、第2弾でこうやって皆さんに集まっていただけて、素敵な場所で「配信されるよ!」と発表ができて本当に幸せです。デビューまでの道のりも本当にたくさんのドラマがありましたけど、デビューしてから一発目のライブもたくさんのドラマがつまっていて、僕ら5人の個性であったり悩みであったり、いろんなものが映っていると思うので、ぜひぜひ楽しみに…よろしくお願◎$♪×△¥○&?#$!
末澤:最後噛むんかい!
小島:今日噛むの多い!
佐野:噛んでない人おらんな、今のところ。
― 11月28日から配信開始となります。第2弾ということで、今のお気持ちを教えてください。
小島:そうですね。『BORDERLESS』の第2弾ということで、えー、まず役作りからしっかり入って、髪の毛はどんどん役を重ねるごとに白髪を増やしてメガネの形とかも心情によって変えたりしました。
正門:(誰もツッコまないので小島のボケに見かねてマイクをとり)マイク持ってるやつ誰か行け!(笑)マイク持ってんねんから誰か行け!(笑)
佐野:巻き込まれたくないねや(笑)
小島:あ、すみません、すみません。間違えちゃった、『BORDERLESS』か。すみません。僕、『地面師たち』の綾野剛さんの役作りの話をしてしまいました…
会場:(笑)
佐野:だからメガネの話を!(笑)
小島:ごめんなさい…すみません…
佐野:髪型ちょっと一緒やん(笑)
正門:ええねん、そんなん(笑)
末澤:ちゃんとしてほしいわ(笑)
小島:ちゃんと言うから(笑)
佐野:もうええでしょう。(小声)
小島:なんて?今なんて言った?
佐野:恥ずかしい!…もうええでしょう。(『地面師たち』のピエール瀧のセリフ風に)
会場:(笑)
小島:はい、佐野がスベったところで、
佐野:まとめられた(笑)
小島:『BORDERLESS』第2弾ということで、まず僕たち先行で見させていただいたんですけど、何よりまずAぇ! groupの一ファンとして時間があっという間でしたね。ただただ楽しませていただきました。ここでしか見られない僕たちの裏側というのは第1弾もあったんですけど、第2弾は詳細はどこまで言えるかわからないですけど、Aぇ! groupのデビューツアーに向かってのキセキみたいなところが映し出されていて、そこもある意味すごいリアルで、僕たち1人1人の個性によって喋ってることも全然違うので、「この人こんなこと言ってたんや」みたいなのも思いながら見てました。だから早く皆さんに見ていただきたいというのが今一番の気持ちです。
◆Aぇ! group、デビュー機に「衣装の予算が上がった」「ケータリングが豪華になった」と感動
― 小島さんからもお話しがあったように、今回は「Aぇ! group Debut Tour ~世界で1番AぇLIVE~」に密着したドキュメンタリーです。デビュー後初のツアーということで、心境の変化や意識が変わったことなどはありますか?
正門:デビューツアーというものを作るところからまず難航しました。打ち合わせもそうですけど、デビューツアーって具体的に何をやんねやろ?ということから話し始めたので、今までで1番5人で話し合ったライブになっているし、その分初日にお客さんを前にしてスタンバイしている僕たちの気持ちというのは、過去のライブにはなかったような不思議な気持ちがいっぱいありました。もしかしたら今の僕たちがこの第2弾を見て改めて整理がつく部分もあるのかなと思ったりしています。当時は本当に無我夢中で、曲順や演出、ファンの方々のこと、とにかく一生懸命目の前にあることに必死でした。とにかく5人でいっぱい考えていました。その時の熱量とかがむしゃらさとか、“これぞAぇ! group”がつまっていると思うので、皆さんもそういう発見があったら嬉しいなと思います。
― 正門さんは今回、皆さんのまとめ役の立場だったとお聞きしました。
正門:スタッフさんと連携をとることはやらせていただいたんですけど、ほんまに基本的には5人でのアイディア出しだったので、僕が引っ張ったというよりは、5人で机に向き合って、スタッフさんを混じえてみんなで作ったという感じです。
― 末澤さんは衣装の製作に携わったとのことですが、工夫した点や大変だった点などあればお聞かせください。
末澤:デビューツアーということでオープニングは派手に行きたいなという思いがあったので、黒いファーの衣装でやらせてもらったんですけど、何よりデビューして衣装の予算が上がりまして(笑)、やっぱりデビューってすごいなって改めて実感しました。
佐野:2箇所目から変わったよな。
末澤:そうなんです。1箇所目が北海道だったんですけど、もともと作っていた衣装が、スタッフさんを含め俯瞰で見ると「ちょっと暗いな」「もうちょっと明るい色のほうがいいんじゃないか」となって、次の都市からもう1着別の衣装を作ってもらって、そっちを使うことになったので、最初に作った衣装は北海道でしか使ってないんです。なので今後どこかで着たいなとは思っているんですけど、そういうこともしてくださるようになりましたし、個人でバラバラの私服のような衣装があったんですけど、そこはみんなの要望を聞いて「この衣装でお願いします」と頼んだそのままの衣装を用意してくださったりもして、デビューってすごいなって改めて思いました。
― メンバーからの要望で無茶な提案はありましたか?
末澤:みんな結構「こんな感じがいいです」とわかりやすく説明してくれたのでありがたいんですけど、佐野だけ服に興味がなくて「何でもいい」「お任せします」というタイプなので、佐野のだけはちょっと困りました。要望を言ってくれたほうがありがたいんですけど、なんとなく適当に考えました。
佐野:適当やったんや!(笑)良かった、めっちゃ。
末澤:本当?
佐野:100点!100点!
小島:みんな私服とかぶってる雰囲気の衣装なんですけど、佐野だけスタイリストさんが本気で用意したコーディネートでした。
全員:(笑)
佐野:全然私服じゃないよな(笑)
小島:めちゃめちゃオシャレ(笑)
末澤:確かに、普段の佐野じゃない感じがあるよね。
佐野:いや、普段もあれですよ、最近。
末澤:そんなことないやろ、一緒の服しか着てへんがな、お前(笑)
全員:(笑)
― 今回のツアーで新たな挑戦として皆さんが取り入れたのが、アコースティックコーナーですね。
佐野:バンドを始めた5年くらい前からアコースティックコーナーはいつかしたいな、みたいな話をしていたんですけど、なかなかタイミングがなくてできていなくて「デビューツアーでは何かひとつ挑戦的な、今までしたことないようなコーナーを入れたいよね」となって、「じゃあアコースティックコーナーしようぜ!」というキッカケで始まりました。
― リチャードさんはこのコーナーでサックス、他の楽曲ではベースを担当していましたが、忙しい中での練習は大変だったのではないですか?
リチャード:大変でした!デビュー発表の時にもベースを披露させてもらったんですけど、その時からどんどん楽曲が増えていって、1曲ちゃんとできるまでに、また次にツアーでやる曲が増えていって、どれを先に練習したらいいのかも全然わからへん状態で、悩んでいるその様子も映像に入っていました。サックスはもとからやっていたのでそこはファンの方が見たい部分やろな、と思ったので、アコースティックコーナーで入れられたのは良かったなと思います。サックスはこれからもどこかで入れられるところがあれば入れていきたいなと思っていますし、ベースもまた次の機会があったら「また成長したやん!」と言ってもらえるように今も頑張っていますので、その成長過程がこの『BORDERLESS』の中で見てもらえるのかなと思います。
― リチャードさんが『BORDERLESS』の中でオススメしたい「僕のこのシーンを見てほしい!」というシーンはありますか?
リチャード:えーーーーーーーーーーー(悩)
全員:(笑)
リチャード:何回か言葉だけでは言ったことがあるんですけど、ベースソロをやるか、やらへんかっていう話をしていた会議のシーンがしっかり入っていたので、その会議のシーンはめちゃくちゃリアルやなと思います。
佐野:思ったよりごねてましたね!(笑)
小島:「ごねる」って言い方(笑)。「相談してた」やな!
リチャード:(自分が)ちゃんと嫌そうな顔してた(笑)
末澤:でもそれがリアルやからいいんじゃない?
小島:『BORDERLESS』ならではですからね。
― デビュー前も全国ツアーを行っていましたが、デビュー前と後で1番変わったところは何ですか?
小島:やっぱり規模が圧倒的に変わりました。僕たち1年前はホールツアーを全国で回らせていただきましたけど、今回はアリーナツアーということで規模が違うので、使える装置も違うし、外周とかもあるし、一から過ぎてめちゃくちゃ悩んだところではあります。
佐野:ケータリングもめっちゃ豪華になってんな。全国8箇所回らせていただいて、やっぱり今までとは違った。
末澤:確かに!
小島:北海道で食べたルイベ漬!ごはんに乗せて食べて…
佐野:うわ!美味かった!
小島:あんなのデビュー前は食べられないですよ。
会場:(笑)
末澤:えぐいくらい食べたもんな!ルイベ漬な!
佐野:鮭もいくらも入ってたもんな!ジュニア時代ならあんなの食べられないもんな!
小島:「マジかよ…!すげぇ…!」ってなりました。
会場:(笑)
佐野:ご当地のものをたくさん用意していただきました。皿も紙皿じゃなくて陶器のやつだった。
末澤:あ~、確かに!
佐野:それだけで食欲が違うんですよ!
小島:カンカン~って音がね、いいですよね。
佐野:リチャくん1回も食べてないっすよね。
末澤:リチャ、ツアー中ご飯食べてへんもんな。
リチャード:(笑)
小島:(リチャードに)マイクを渡してあげて!否定できひんやん(笑)
リチャード:食べました!ちゃんと食べましたからねえ!!!(大声)
― 12月にはデビューツアーのBlu-ray&DVDが発売され、メイキングが特典として付くかと思いますが、そのメイキングと今回の配信の違いはどのようなところですか?
佐野:僕たちはまだメイキングのほうは見れていないんですけど、全く違うものが出来上がっています。
会場:(笑)
末澤:いや、見てないやろ?見てないやろ?(笑)見てないんやろ!?
佐野:同じようにデビューツアーに向けての裏側が映っているんですけど、これでもかというくらい違う。
末澤:いやだから見てへんやろ!?(笑)
小島:嘘はアカンで!(笑)
佐野:Aぇ! groupメンバーやスタッフさんは優秀なので、同じところにいたはずやのに、やっぱり媒体や撮る人が違うと、あんなに違うかという。全然違う。
小島:ほんま?(笑)でも特典映像でもメイキングは入っていますが、多分『BORDERLESS』のほうがよりリアルなのかなと思います。ほんまに結構ギリと言うか、ギリの奥まで言ってたり、僕たちも見てて「あ、これも使われんねや」みたいところがほんまにたくさんあって。
佐野:小島くんはライブ前に死ぬほど咳込んでるシーンとかも映ってるもんな(笑)
小島:そうそう、僕のこの表では絶対に見せないこの弱み。
会場:(爆笑)
佐野:えぇ風に言うな(笑)。ちょっと風邪引いて咳込んでるところ(笑)
小島:悪い言い方に聞こえちゃうかもしれないですけど、あえて言うと、より生々しくリアルに現実を撮って、それをお送りしていますね。もう結構丸裸になっています。
佐野:すごい真面目にいろんなインタビューを受けてるシーンで、俺らがなんか掃除してて。「デビューしてもまだ俺たち掃除してるんですよ」みたいな話をした後、小島くんがカメラマンさんにモップで「ウェイ!」ってやって次のシーンに行くところがあって、マジでいらんかったわそれ。
会場:(笑)
小島:それもめっちゃリアルや(笑)
佐野:確かにあれが1番リアルなAぇ! group!
小島:Blu-ray&DVDの特典メイキングは、結構明るくポジティブな内容が使われることが多いと思います。でも『BORDERLESS』はNetflixさんならではの生々しさが詰まっていると思います。
― 今回の『BORDERLESS』も長くカメラが密着していましたが、その環境には慣れたんですか?小島さんいかがですか?
小島:あの…
末澤:(小島に)よう喋るな!お前。
小島:「よう喋るな」もちゃうやろ!ええやろ!(笑)
末澤:今日よう喋るわ!
正門:楽屋で意気込んでましたもんね(笑)
小島:楽屋で「30分間喋り倒したろ!」って言ってました。今日これが初仕事なんです。…そうですね、すみません、質問何でしたっけ?
末澤:嘘やろ!?!?!?
会場:(笑)
末澤:ナンデヤネン!!!!!
― (笑)。密着カメラにも慣れて、より自然体な皆さんが見られるということでしょうか?
小島:前回の『BORDERLESS』はデビュー前ということで5年前の映像とかもあって、たびたび密着していただいてて、本当に四六時中ずっとカメラを回してくださってて、カメラのバッテリーが切れてもすぐ入れ替えて、またずっと撮ってくださってて。ほんまにただただ僕たちがダンスをするだけの練習もずっと撮ってくださってるんで、前回はその環境にまだ慣れてなかった部分もあってかっこつけてる部分がちょっとあったと思うんですよ。
あの時はみんなそういうところがあったと思うんですけど、今回の『BORDERLESS』は今年の始めのほうからずっとリアルに接していて、カメラがあることが日常になっていたので、逆に何もかっこつけられない状況でした。僕たちも見ていて、第1弾と第2弾との違いみたいな部分を楽しめました。
◆小島健、佐野晶哉のとある場所にキス「今からでもカットしてほしい」
― 今回の密着を機に発見したメンバーの新しい一面などがあれば教えてください。
小島:どうでしょうか?
正門:(場を)回し出したな!(笑)
小島:(このままだと記事が)全部小島になっちゃう(笑)
佐野:いや、でも小島くんが…(小島の話を始める)
会場:(笑)
小島:いや、いいよ!それはいいよ。(嬉しそう)
佐野:今回のデビューツアーで初めて初披露させてもらった「愛してるって言わNight」という曲があるんですけど、それはもともとYouTubeの大喜利から生まれた僕のソロ曲で、その衣装を作ってくれている時の小島くんを、映像で初めて見て。小島くんが衣装を作ってくれたっていうのは知ってたし、毎公演その衣装を羽織って出てたけど、その製作風景は知らなかったので、文字を書いてくれてるところ見たら、「この愛っていう文字に俺が愛を込めて、その服を佐野が着て、ファンのみんなに愛を届けてくれるんやな」みたいな、クッサいこと言ってた。
会場:(笑)
小島:クッサいってなんやねん!!!(笑)
末澤:めっちゃかっこつけてるんちゃう?
小島:かっこつけてへん!「かっこつけてない」言うてんから、かっこつけてない。それが素やねん、俺の!
佐野:でもあれ、めっちゃかっこよかった。プロデュースしてくれてよかった。
小島:嬉しい。さぁ、他の皆様はどうですか?メンバーの新しい一面はありますか?(引き続き回す)
末澤&正門&リチャード:何やろ…
小島:僕が、佐野ちゃんに裏のノリで…(結局小島が佐野の話を始める)
佐野:ずっとここ(小島&佐野)だけ!!!(笑)お互い褒め合って…
小島:(笑)。佐野ちゃんに裏側でダル絡みするっていうのがたくさんあって、今日も楽屋でダル絡みして、膝の上にずっと座ってるみたいなのがあったんですけど、そういうのがよりエスカレートしていって、どこかのとあるシーンで僕が佐野ちゃんにチューしてるんですけど、そのチューしてる場所がめちゃくちゃ見てほしくないなぁって(笑)。今からでもカットしてほしい…
佐野:ちょちょちょ、(場所を)濁すほうがやばい(笑)。言い切った方がまだいい(笑)
小島:アイドルならほっぺたとかはよくあるじゃないですか。でも僕は多分一生で1回しかそこにチューせぇへんやろうなって場所にチューしてる時があります。
佐野:カメラ回っててよかったよな、逆に。
小島:そうやな。
佐野:裏側で何もない時に俺たちの中だけであれが起きてたら…
末澤:でもほんまに回ってなくてもやってるやん。
小島:そう、それが撮られちゃったっていう。わざわざカメラマンさんが走って撮りに来た。
全員:(笑)
小島:そういうのも楽しんで見ていただけるかなと思います。
佐野:素が出てますね。
― デビューツアーでメンバーの絆を感じた瞬間はありましたか?
佐野:アコースティックコーナーのやる・やらないは絆を感じました。MC終わりに1曲アコースティックコーナーをやらせてもらったんですけど、本番前日にサウンドチェックしていたら、なかなか人前で見せられるようなクオリティじゃなくて、ボロボロやって、これを明日の本番でやるのかやらないのかみたいな話になって、1回「もうやらんでええか」みたいな方向に話が進んだんやけど、そこから「いや、それはあかん」ってメンバー5人全員が思って、各々練習して本番の日には仕上げてくるみたいな、5人が同じ方向に向いて「ここは頑張らなあかんよね」と高め合えたので、5年半の絆や歴史を感じました。
小島:ネガティブな方向に流れちゃいそうになって、公演数もたくさんやらせていただけたので、途中からアコースティックコーナーを入れるみたいなこともいろんな作戦の1つとしてありました。「さすがにこれ(この状態)でお金はとられへんかな、それやったらもう逆になしにした方がいいんじゃないか」みたいな、そういう話し合いもあったので、その後にアイコンタクトをとって、ギリギリ演奏ができるところまで頑張って、「明日やってみるか」っていうチャレンジをできるところまではできたので、アイコンタクトをするだけで演奏が一気に違うようになったっていうのも、『BORDERLESS』を見ていただいたらわかるようになってるんじゃないかなと。絆を感じました。
― 末澤さんは歌いながらギターを弾くことも大変だったと思いますがいかがですか?
末澤:今回佐野ちゃんがわかりやすくいろいろ教えてくれました。
佐野:わかりやすかったっすねぇ。
末澤:あんまりそれ自分で言わんといてほしいんやけど…
佐野:改めて『BORDERLESS』を見てわかりやすいと思った!
末澤:いや、わかりやすかったんやろな。
佐野:俺こんな風に教えてんねや、と思って。お金とれるわ。
会場:(笑)
佐野:いいレッスンしてはった。
小島:まっさん(正門)もそこに参加して、3人でやってて。それでリチャくんはベース初挑戦やからすごい悩んでて。それでそういう時の画角に基本僕はいないんです。
会場:(笑)
小島:多分別の部屋で休憩してるんですよ。うわ~、ミスった~、俺も練習しておけばよかった~!
末澤:それがリアルやから(笑)
小島:そうそう、めちゃめちゃリアル。
佐野:誠也くんはギターを弾きながら歌うだけじゃなくて、歌ってるサビのメロディーはハモリなんで。ギター弾きながら上ハモ行ったり下ハモ行ったりみたいな、弾き語りに慣れていないとできないので、あれはマジですごいことをしています。
末澤:難しかったですね。
佐野:チェックしてほしいです!
― 最後に代表して正門さんから、メッセージをお願いいたします。
正門:第1弾では5年間を追っていただいていたんですが、今回は約半年が4話に分かれて配信されるということで、Aぇ! groupのパーソナルな部分や、普段こうやってものづくりを考えているのかというのが本当に良い意味で生々しく映像に映っていると思いますし、非常に濃い4話になっていると思いますので、ぜひ隅々まで楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。
― ありがとうございました!
メンバーのテンポの良い掛け合いに、何度も笑いが起こった場内。質疑応答やフォトセッションを終え、メンバーが順番に退場していくなか、佐野はNetflixのクッションをギュッと抱えたまま、バックモニターに映ったタイトル『BORDERLESS』をアピールしながらソロで写真撮影に応じるなど、終始和やかな制作発表会見となった。(modelpress編集部)
◆あらすじ
正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、佐野晶哉の5人からなるAぇ! group。歌やダンスにとどまらず、“笑い”やバンド活動にも励み、従来のアイドル像を覆してきた。
そんな5人にとってデビューツアーは試行錯誤の連続だった。セットリスト、舞台演出、衣装やグッズの制作など、多忙なスケジュールの合間を縫って準備すべきことは実にさまざま。理想のエンターテインメントを追い求め、本番前日を迎えてもなお修正が続くなか、彼らは“ある決断”を迫られていた――。
6ヵ月におよぶ密着で、Aぇ! groupの成長や葛藤、舞台裏の素顔を映し出す。
◆配信スケジュール
episode1:11月28日(木)午後9時〜
episode2:12月5日(木)午後9時〜
episode3:12月12日(木)午後9時〜
episode4:12月19日(木)午後9時〜
【Not Sponsored 記事】
◆「BORDERLESS Aぇ! group デビューツアーの裏側」
今年5月15日にCDデビューを果たしたAぇ! group。デビュー前日の5月14日からはグループ初の単独ドキュメンタリーシリーズ『BORDERLESS Aぇ! group デビューまでのキセキ』がNetflixで独占配信中だが、今回はその第2弾となる。
デビューシングル「《A》BEGINNING」を引っ提げ、5月から8大都市を巡る約37万人規模のデビューツアー「Aぇ! group Debut Tour ~世界で1番AぇLIVE~」を敢行。様々な壁を乗り越え、アイドルとして第一歩を歩み出した彼らは、この全国ツアーにどう向き合ったのか。デビューツアーという人生で2度とは訪れない大切な日々。その中で疾走した5人の個性と素顔に迫る。
◆Aぇ! group、賑やか珍会見 小島健は突如綾野剛になりすます
ー Aぇ! groupの皆様、ご挨拶をお願いします。
小島健:Aぇ! groupのリーダーの小島健でございますけれども、水と塩があれば1ヶ月…
― ちょっとマイクをONにしていただいて…
全員:(笑)
佐野晶哉:気になる~!気になる~!なに~?
小島:いやらしいわぁ~。いやらしいことしますね、本当に。
末澤誠也:いやらしないやろ、別に(笑)
小島:すみません、ありがとうございます(笑)。恥ずかしい!(マイクをONにして)ということで改めて自己紹介をさせていただきます。
佐野:水と塩が気になる!(笑)水と塩、何?(笑)
小島:上々の滑り出しとなりました。Aぇ! groupのリーダーの小島健でございます。水と塩があれば…
佐野:来たァ!!!
全員:(笑)
小島:水と塩があれば普通の人間は1ヶ月生きていけますが、僕の場合はそこにNetflixも必要となっております。これが言いたかったです。
全員:(爆笑)
会場:(拍手)
小島:恥ずかしい~!恥ずかしい~!恥ずかしい!全然デビューの時の会見より緊張したわ。こんな恥ずかしい出だしでアレですけども、今日はよろしくお願いします。ありがとうございます。
正門良規:Aぇ! groupの正門良規です。本日はお忙しい中ありがとうございます。第2弾ということで、こうやって皆さんの前で発表できるというのはすごく誇らしいことなので、これを機にどんどん『BORDERLESS』が盛り上がって行けばいいなと思っております。本日はどうぞよろしくお願いします。
末澤:えー、(マイクが入っていない)
佐野:お前もかい!
小島:天丼?(笑)
末澤:えー、あー、あー、(マイクテスト)末澤誠也です。今回第2弾ということで密着していただいたんですけど、本当に何回も繰り返し見ていただけると嬉しいなと思いますし、Aぇ! groupの素が見れるものになっているんじゃないかと思います。よろしくお願いします。
草間リチャード敬太:草間リチャード敬太です!映像の中では髪の毛が長いんですけども、同一人物ですので、(甘噛みしながら)お間違いなくよろしくお願いいたします。はい!以上です。
佐野:えー、最年少の佐野晶哉です。お願いします。(低音ボイス)
全員:渋っ!
佐野:(続けながら)えー、そうですね。なぜこんな大々的な素敵な記者会見が第1弾の時になかったのかなと、今本当に思っているんですけども、第2弾でこうやって皆さんに集まっていただけて、素敵な場所で「配信されるよ!」と発表ができて本当に幸せです。デビューまでの道のりも本当にたくさんのドラマがありましたけど、デビューしてから一発目のライブもたくさんのドラマがつまっていて、僕ら5人の個性であったり悩みであったり、いろんなものが映っていると思うので、ぜひぜひ楽しみに…よろしくお願◎$♪×△¥○&?#$!
末澤:最後噛むんかい!
小島:今日噛むの多い!
佐野:噛んでない人おらんな、今のところ。
― 11月28日から配信開始となります。第2弾ということで、今のお気持ちを教えてください。
小島:そうですね。『BORDERLESS』の第2弾ということで、えー、まず役作りからしっかり入って、髪の毛はどんどん役を重ねるごとに白髪を増やしてメガネの形とかも心情によって変えたりしました。
正門:(誰もツッコまないので小島のボケに見かねてマイクをとり)マイク持ってるやつ誰か行け!(笑)マイク持ってんねんから誰か行け!(笑)
佐野:巻き込まれたくないねや(笑)
小島:あ、すみません、すみません。間違えちゃった、『BORDERLESS』か。すみません。僕、『地面師たち』の綾野剛さんの役作りの話をしてしまいました…
会場:(笑)
佐野:だからメガネの話を!(笑)
小島:ごめんなさい…すみません…
佐野:髪型ちょっと一緒やん(笑)
正門:ええねん、そんなん(笑)
末澤:ちゃんとしてほしいわ(笑)
小島:ちゃんと言うから(笑)
佐野:もうええでしょう。(小声)
小島:なんて?今なんて言った?
佐野:恥ずかしい!…もうええでしょう。(『地面師たち』のピエール瀧のセリフ風に)
会場:(笑)
小島:はい、佐野がスベったところで、
佐野:まとめられた(笑)
小島:『BORDERLESS』第2弾ということで、まず僕たち先行で見させていただいたんですけど、何よりまずAぇ! groupの一ファンとして時間があっという間でしたね。ただただ楽しませていただきました。ここでしか見られない僕たちの裏側というのは第1弾もあったんですけど、第2弾は詳細はどこまで言えるかわからないですけど、Aぇ! groupのデビューツアーに向かってのキセキみたいなところが映し出されていて、そこもある意味すごいリアルで、僕たち1人1人の個性によって喋ってることも全然違うので、「この人こんなこと言ってたんや」みたいなのも思いながら見てました。だから早く皆さんに見ていただきたいというのが今一番の気持ちです。
◆Aぇ! group、デビュー機に「衣装の予算が上がった」「ケータリングが豪華になった」と感動
― 小島さんからもお話しがあったように、今回は「Aぇ! group Debut Tour ~世界で1番AぇLIVE~」に密着したドキュメンタリーです。デビュー後初のツアーということで、心境の変化や意識が変わったことなどはありますか?
正門:デビューツアーというものを作るところからまず難航しました。打ち合わせもそうですけど、デビューツアーって具体的に何をやんねやろ?ということから話し始めたので、今までで1番5人で話し合ったライブになっているし、その分初日にお客さんを前にしてスタンバイしている僕たちの気持ちというのは、過去のライブにはなかったような不思議な気持ちがいっぱいありました。もしかしたら今の僕たちがこの第2弾を見て改めて整理がつく部分もあるのかなと思ったりしています。当時は本当に無我夢中で、曲順や演出、ファンの方々のこと、とにかく一生懸命目の前にあることに必死でした。とにかく5人でいっぱい考えていました。その時の熱量とかがむしゃらさとか、“これぞAぇ! group”がつまっていると思うので、皆さんもそういう発見があったら嬉しいなと思います。
― 正門さんは今回、皆さんのまとめ役の立場だったとお聞きしました。
正門:スタッフさんと連携をとることはやらせていただいたんですけど、ほんまに基本的には5人でのアイディア出しだったので、僕が引っ張ったというよりは、5人で机に向き合って、スタッフさんを混じえてみんなで作ったという感じです。
― 末澤さんは衣装の製作に携わったとのことですが、工夫した点や大変だった点などあればお聞かせください。
末澤:デビューツアーということでオープニングは派手に行きたいなという思いがあったので、黒いファーの衣装でやらせてもらったんですけど、何よりデビューして衣装の予算が上がりまして(笑)、やっぱりデビューってすごいなって改めて実感しました。
佐野:2箇所目から変わったよな。
末澤:そうなんです。1箇所目が北海道だったんですけど、もともと作っていた衣装が、スタッフさんを含め俯瞰で見ると「ちょっと暗いな」「もうちょっと明るい色のほうがいいんじゃないか」となって、次の都市からもう1着別の衣装を作ってもらって、そっちを使うことになったので、最初に作った衣装は北海道でしか使ってないんです。なので今後どこかで着たいなとは思っているんですけど、そういうこともしてくださるようになりましたし、個人でバラバラの私服のような衣装があったんですけど、そこはみんなの要望を聞いて「この衣装でお願いします」と頼んだそのままの衣装を用意してくださったりもして、デビューってすごいなって改めて思いました。
― メンバーからの要望で無茶な提案はありましたか?
末澤:みんな結構「こんな感じがいいです」とわかりやすく説明してくれたのでありがたいんですけど、佐野だけ服に興味がなくて「何でもいい」「お任せします」というタイプなので、佐野のだけはちょっと困りました。要望を言ってくれたほうがありがたいんですけど、なんとなく適当に考えました。
佐野:適当やったんや!(笑)良かった、めっちゃ。
末澤:本当?
佐野:100点!100点!
小島:みんな私服とかぶってる雰囲気の衣装なんですけど、佐野だけスタイリストさんが本気で用意したコーディネートでした。
全員:(笑)
佐野:全然私服じゃないよな(笑)
小島:めちゃめちゃオシャレ(笑)
末澤:確かに、普段の佐野じゃない感じがあるよね。
佐野:いや、普段もあれですよ、最近。
末澤:そんなことないやろ、一緒の服しか着てへんがな、お前(笑)
全員:(笑)
― 今回のツアーで新たな挑戦として皆さんが取り入れたのが、アコースティックコーナーですね。
佐野:バンドを始めた5年くらい前からアコースティックコーナーはいつかしたいな、みたいな話をしていたんですけど、なかなかタイミングがなくてできていなくて「デビューツアーでは何かひとつ挑戦的な、今までしたことないようなコーナーを入れたいよね」となって、「じゃあアコースティックコーナーしようぜ!」というキッカケで始まりました。
― リチャードさんはこのコーナーでサックス、他の楽曲ではベースを担当していましたが、忙しい中での練習は大変だったのではないですか?
リチャード:大変でした!デビュー発表の時にもベースを披露させてもらったんですけど、その時からどんどん楽曲が増えていって、1曲ちゃんとできるまでに、また次にツアーでやる曲が増えていって、どれを先に練習したらいいのかも全然わからへん状態で、悩んでいるその様子も映像に入っていました。サックスはもとからやっていたのでそこはファンの方が見たい部分やろな、と思ったので、アコースティックコーナーで入れられたのは良かったなと思います。サックスはこれからもどこかで入れられるところがあれば入れていきたいなと思っていますし、ベースもまた次の機会があったら「また成長したやん!」と言ってもらえるように今も頑張っていますので、その成長過程がこの『BORDERLESS』の中で見てもらえるのかなと思います。
― リチャードさんが『BORDERLESS』の中でオススメしたい「僕のこのシーンを見てほしい!」というシーンはありますか?
リチャード:えーーーーーーーーーーー(悩)
全員:(笑)
リチャード:何回か言葉だけでは言ったことがあるんですけど、ベースソロをやるか、やらへんかっていう話をしていた会議のシーンがしっかり入っていたので、その会議のシーンはめちゃくちゃリアルやなと思います。
佐野:思ったよりごねてましたね!(笑)
小島:「ごねる」って言い方(笑)。「相談してた」やな!
リチャード:(自分が)ちゃんと嫌そうな顔してた(笑)
末澤:でもそれがリアルやからいいんじゃない?
小島:『BORDERLESS』ならではですからね。
― デビュー前も全国ツアーを行っていましたが、デビュー前と後で1番変わったところは何ですか?
小島:やっぱり規模が圧倒的に変わりました。僕たち1年前はホールツアーを全国で回らせていただきましたけど、今回はアリーナツアーということで規模が違うので、使える装置も違うし、外周とかもあるし、一から過ぎてめちゃくちゃ悩んだところではあります。
佐野:ケータリングもめっちゃ豪華になってんな。全国8箇所回らせていただいて、やっぱり今までとは違った。
末澤:確かに!
小島:北海道で食べたルイベ漬!ごはんに乗せて食べて…
佐野:うわ!美味かった!
小島:あんなのデビュー前は食べられないですよ。
会場:(笑)
末澤:えぐいくらい食べたもんな!ルイベ漬な!
佐野:鮭もいくらも入ってたもんな!ジュニア時代ならあんなの食べられないもんな!
小島:「マジかよ…!すげぇ…!」ってなりました。
会場:(笑)
佐野:ご当地のものをたくさん用意していただきました。皿も紙皿じゃなくて陶器のやつだった。
末澤:あ~、確かに!
佐野:それだけで食欲が違うんですよ!
小島:カンカン~って音がね、いいですよね。
佐野:リチャくん1回も食べてないっすよね。
末澤:リチャ、ツアー中ご飯食べてへんもんな。
リチャード:(笑)
小島:(リチャードに)マイクを渡してあげて!否定できひんやん(笑)
リチャード:食べました!ちゃんと食べましたからねえ!!!(大声)
― 12月にはデビューツアーのBlu-ray&DVDが発売され、メイキングが特典として付くかと思いますが、そのメイキングと今回の配信の違いはどのようなところですか?
佐野:僕たちはまだメイキングのほうは見れていないんですけど、全く違うものが出来上がっています。
会場:(笑)
末澤:いや、見てないやろ?見てないやろ?(笑)見てないんやろ!?
佐野:同じようにデビューツアーに向けての裏側が映っているんですけど、これでもかというくらい違う。
末澤:いやだから見てへんやろ!?(笑)
小島:嘘はアカンで!(笑)
佐野:Aぇ! groupメンバーやスタッフさんは優秀なので、同じところにいたはずやのに、やっぱり媒体や撮る人が違うと、あんなに違うかという。全然違う。
小島:ほんま?(笑)でも特典映像でもメイキングは入っていますが、多分『BORDERLESS』のほうがよりリアルなのかなと思います。ほんまに結構ギリと言うか、ギリの奥まで言ってたり、僕たちも見てて「あ、これも使われんねや」みたいところがほんまにたくさんあって。
佐野:小島くんはライブ前に死ぬほど咳込んでるシーンとかも映ってるもんな(笑)
小島:そうそう、僕のこの表では絶対に見せないこの弱み。
会場:(爆笑)
佐野:えぇ風に言うな(笑)。ちょっと風邪引いて咳込んでるところ(笑)
小島:悪い言い方に聞こえちゃうかもしれないですけど、あえて言うと、より生々しくリアルに現実を撮って、それをお送りしていますね。もう結構丸裸になっています。
佐野:すごい真面目にいろんなインタビューを受けてるシーンで、俺らがなんか掃除してて。「デビューしてもまだ俺たち掃除してるんですよ」みたいな話をした後、小島くんがカメラマンさんにモップで「ウェイ!」ってやって次のシーンに行くところがあって、マジでいらんかったわそれ。
会場:(笑)
小島:それもめっちゃリアルや(笑)
佐野:確かにあれが1番リアルなAぇ! group!
小島:Blu-ray&DVDの特典メイキングは、結構明るくポジティブな内容が使われることが多いと思います。でも『BORDERLESS』はNetflixさんならではの生々しさが詰まっていると思います。
― 今回の『BORDERLESS』も長くカメラが密着していましたが、その環境には慣れたんですか?小島さんいかがですか?
小島:あの…
末澤:(小島に)よう喋るな!お前。
小島:「よう喋るな」もちゃうやろ!ええやろ!(笑)
末澤:今日よう喋るわ!
正門:楽屋で意気込んでましたもんね(笑)
小島:楽屋で「30分間喋り倒したろ!」って言ってました。今日これが初仕事なんです。…そうですね、すみません、質問何でしたっけ?
末澤:嘘やろ!?!?!?
会場:(笑)
末澤:ナンデヤネン!!!!!
― (笑)。密着カメラにも慣れて、より自然体な皆さんが見られるということでしょうか?
小島:前回の『BORDERLESS』はデビュー前ということで5年前の映像とかもあって、たびたび密着していただいてて、本当に四六時中ずっとカメラを回してくださってて、カメラのバッテリーが切れてもすぐ入れ替えて、またずっと撮ってくださってて。ほんまにただただ僕たちがダンスをするだけの練習もずっと撮ってくださってるんで、前回はその環境にまだ慣れてなかった部分もあってかっこつけてる部分がちょっとあったと思うんですよ。
あの時はみんなそういうところがあったと思うんですけど、今回の『BORDERLESS』は今年の始めのほうからずっとリアルに接していて、カメラがあることが日常になっていたので、逆に何もかっこつけられない状況でした。僕たちも見ていて、第1弾と第2弾との違いみたいな部分を楽しめました。
◆小島健、佐野晶哉のとある場所にキス「今からでもカットしてほしい」
― 今回の密着を機に発見したメンバーの新しい一面などがあれば教えてください。
小島:どうでしょうか?
正門:(場を)回し出したな!(笑)
小島:(このままだと記事が)全部小島になっちゃう(笑)
佐野:いや、でも小島くんが…(小島の話を始める)
会場:(笑)
小島:いや、いいよ!それはいいよ。(嬉しそう)
佐野:今回のデビューツアーで初めて初披露させてもらった「愛してるって言わNight」という曲があるんですけど、それはもともとYouTubeの大喜利から生まれた僕のソロ曲で、その衣装を作ってくれている時の小島くんを、映像で初めて見て。小島くんが衣装を作ってくれたっていうのは知ってたし、毎公演その衣装を羽織って出てたけど、その製作風景は知らなかったので、文字を書いてくれてるところ見たら、「この愛っていう文字に俺が愛を込めて、その服を佐野が着て、ファンのみんなに愛を届けてくれるんやな」みたいな、クッサいこと言ってた。
会場:(笑)
小島:クッサいってなんやねん!!!(笑)
末澤:めっちゃかっこつけてるんちゃう?
小島:かっこつけてへん!「かっこつけてない」言うてんから、かっこつけてない。それが素やねん、俺の!
佐野:でもあれ、めっちゃかっこよかった。プロデュースしてくれてよかった。
小島:嬉しい。さぁ、他の皆様はどうですか?メンバーの新しい一面はありますか?(引き続き回す)
末澤&正門&リチャード:何やろ…
小島:僕が、佐野ちゃんに裏のノリで…(結局小島が佐野の話を始める)
佐野:ずっとここ(小島&佐野)だけ!!!(笑)お互い褒め合って…
小島:(笑)。佐野ちゃんに裏側でダル絡みするっていうのがたくさんあって、今日も楽屋でダル絡みして、膝の上にずっと座ってるみたいなのがあったんですけど、そういうのがよりエスカレートしていって、どこかのとあるシーンで僕が佐野ちゃんにチューしてるんですけど、そのチューしてる場所がめちゃくちゃ見てほしくないなぁって(笑)。今からでもカットしてほしい…
佐野:ちょちょちょ、(場所を)濁すほうがやばい(笑)。言い切った方がまだいい(笑)
小島:アイドルならほっぺたとかはよくあるじゃないですか。でも僕は多分一生で1回しかそこにチューせぇへんやろうなって場所にチューしてる時があります。
佐野:カメラ回っててよかったよな、逆に。
小島:そうやな。
佐野:裏側で何もない時に俺たちの中だけであれが起きてたら…
末澤:でもほんまに回ってなくてもやってるやん。
小島:そう、それが撮られちゃったっていう。わざわざカメラマンさんが走って撮りに来た。
全員:(笑)
小島:そういうのも楽しんで見ていただけるかなと思います。
佐野:素が出てますね。
― デビューツアーでメンバーの絆を感じた瞬間はありましたか?
佐野:アコースティックコーナーのやる・やらないは絆を感じました。MC終わりに1曲アコースティックコーナーをやらせてもらったんですけど、本番前日にサウンドチェックしていたら、なかなか人前で見せられるようなクオリティじゃなくて、ボロボロやって、これを明日の本番でやるのかやらないのかみたいな話になって、1回「もうやらんでええか」みたいな方向に話が進んだんやけど、そこから「いや、それはあかん」ってメンバー5人全員が思って、各々練習して本番の日には仕上げてくるみたいな、5人が同じ方向に向いて「ここは頑張らなあかんよね」と高め合えたので、5年半の絆や歴史を感じました。
小島:ネガティブな方向に流れちゃいそうになって、公演数もたくさんやらせていただけたので、途中からアコースティックコーナーを入れるみたいなこともいろんな作戦の1つとしてありました。「さすがにこれ(この状態)でお金はとられへんかな、それやったらもう逆になしにした方がいいんじゃないか」みたいな、そういう話し合いもあったので、その後にアイコンタクトをとって、ギリギリ演奏ができるところまで頑張って、「明日やってみるか」っていうチャレンジをできるところまではできたので、アイコンタクトをするだけで演奏が一気に違うようになったっていうのも、『BORDERLESS』を見ていただいたらわかるようになってるんじゃないかなと。絆を感じました。
― 末澤さんは歌いながらギターを弾くことも大変だったと思いますがいかがですか?
末澤:今回佐野ちゃんがわかりやすくいろいろ教えてくれました。
佐野:わかりやすかったっすねぇ。
末澤:あんまりそれ自分で言わんといてほしいんやけど…
佐野:改めて『BORDERLESS』を見てわかりやすいと思った!
末澤:いや、わかりやすかったんやろな。
佐野:俺こんな風に教えてんねや、と思って。お金とれるわ。
会場:(笑)
佐野:いいレッスンしてはった。
小島:まっさん(正門)もそこに参加して、3人でやってて。それでリチャくんはベース初挑戦やからすごい悩んでて。それでそういう時の画角に基本僕はいないんです。
会場:(笑)
小島:多分別の部屋で休憩してるんですよ。うわ~、ミスった~、俺も練習しておけばよかった~!
末澤:それがリアルやから(笑)
小島:そうそう、めちゃめちゃリアル。
佐野:誠也くんはギターを弾きながら歌うだけじゃなくて、歌ってるサビのメロディーはハモリなんで。ギター弾きながら上ハモ行ったり下ハモ行ったりみたいな、弾き語りに慣れていないとできないので、あれはマジですごいことをしています。
末澤:難しかったですね。
佐野:チェックしてほしいです!
― 最後に代表して正門さんから、メッセージをお願いいたします。
正門:第1弾では5年間を追っていただいていたんですが、今回は約半年が4話に分かれて配信されるということで、Aぇ! groupのパーソナルな部分や、普段こうやってものづくりを考えているのかというのが本当に良い意味で生々しく映像に映っていると思いますし、非常に濃い4話になっていると思いますので、ぜひ隅々まで楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。
― ありがとうございました!
メンバーのテンポの良い掛け合いに、何度も笑いが起こった場内。質疑応答やフォトセッションを終え、メンバーが順番に退場していくなか、佐野はNetflixのクッションをギュッと抱えたまま、バックモニターに映ったタイトル『BORDERLESS』をアピールしながらソロで写真撮影に応じるなど、終始和やかな制作発表会見となった。(modelpress編集部)
◆あらすじ
正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、佐野晶哉の5人からなるAぇ! group。歌やダンスにとどまらず、“笑い”やバンド活動にも励み、従来のアイドル像を覆してきた。
そんな5人にとってデビューツアーは試行錯誤の連続だった。セットリスト、舞台演出、衣装やグッズの制作など、多忙なスケジュールの合間を縫って準備すべきことは実にさまざま。理想のエンターテインメントを追い求め、本番前日を迎えてもなお修正が続くなか、彼らは“ある決断”を迫られていた――。
6ヵ月におよぶ密着で、Aぇ! groupの成長や葛藤、舞台裏の素顔を映し出す。
◆配信スケジュール
episode1:11月28日(木)午後9時〜
episode2:12月5日(木)午後9時〜
episode3:12月12日(木)午後9時〜
episode4:12月19日(木)午後9時〜
【Not Sponsored 記事】
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