Travis Japan松倉海斗&川島如恵留、ツアーの休憩時間にW主演知る「マジっすか…って」驚き回顧【A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-】

【モデルプレス=2024/06/23】Travis Japanの松倉海斗と川島如恵留が23日、東京・日本青年館で行われた音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』(同所にて6月24日〜7月8日、大阪・オリックス劇場にて7月12日〜16日に上演)の合同取材会に、共演の青柳翔とともに出席。オファーを受けた際の心境を明かした。

「A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-」合同取材会に出席した川島如恵留、松倉海斗(C)モデルプレス


(写真 : 「A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-」合同取材会に出席した川島如恵留、松倉海斗(C)モデルプレス)

◆松倉海斗&川島如恵留W主演「A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-」

劇作家・演出家の鄭義信が、原作の核でもある兄弟愛や友情、パワフルなエネルギーはそのままにオリジナル脚本を書き下ろした本作。華麗なアクションと独自の映像美で鮮烈な印象を残す香港映画の傑作『男たちの挽歌』(1986)が、世紀を超え、国境を超え、音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』として蘇る。

映画ではレスリー・チャンが演じた弟・キット役には松倉が扮し、兄への反発から正義感を燃やす青年の繊細さと情熱とを表現。チョウ・ユンファが演じ二丁拳銃を手に敵地に乗り込む姿をはじめ一挙手一投足が注目された兄の親友・マーク役は川島が担い、スタイリッシュな振る舞いの中にも熱い情を抱く男を体現する。

◆松倉海斗&川島如恵留、初日控える心境は?

初日を明日に控えての心境を尋ねられると、松倉は「正直言うと、めちゃくちゃドキドキしています」と吐露。「事務所の舞台以外の舞台に出るのがほぼほぼ初めて」としつつ、「如恵留とW主演ということで出演させていただくんですけど、アクションだったり、音楽劇ということで歌やお芝居とか、新鮮なことだらけなので、本番どうなるのかなというドキドキと、それとともにワクワクもある感じですね」と期待を明かした。

川島は「緊張はもちろんしているんですけど、どちらかというと楽しみですね」と笑顔を見せ、「ストーリーを見ていただければわかると思うんですけど、すごく楽しいシーンから、すごく心苦しいシーンまであるので、その中で自分がマークとしてどう生きるかというのが楽しみ」とコメント。「スタッフのみなさまや共演者のみなさまの顔を見ながらの稽古だったんですけど、ようやくお客様の顔を目にしながら一緒に楽しめるというのがワクワクしています」と胸を躍らせた。

◆松倉海斗&川島如恵留、W主演に驚き

また、本作への出演が決まった際の心境を尋ねられると、松倉は「めちゃくちゃ嬉しかったです。(原作は)もともと知らなくて、ツアー中の休憩時間に(出演を)知らされたんですけど、1枚目を開いたら“松倉海斗・川島如恵留W主演”って書いてあって『マジっすか…』って(笑)」と回顧。改めて映画を見たそうで「とにかくかっこいい映画で、男くさい映画。ガンアクションも素晴らしいし、伝説の香港映画に僕が務めせていいのかって思ったんですけど、(稽古を)重ねるにつれて、作品に恥じぬように頑張りたいなと思って、より自分を高めて今日ここにいます」と力を込めた。

一方、川島もオファーを受けた際は原作のことは知らなかったそうで「ツアー中で移動時間もあったので、その時間で何度も原作を見させていただきました。自分とマークの共通点はなんだろうと探す時間になったり、ストーリー全編通してどういう風に薬が交わっていくのか僕なりに研究して、研究すればするほど深い作品なんだとどんどんわかっていきました」としみじみ語り、「世界中に『男たちの挽歌』が大好きだという方がたくさんいると思うんですけど、きっとみなさん1回見て“こんな面白い作品あるの?”ってなって、2回、3回、4回と見ちゃう人がいたと思うんですよ。今回の舞台も1回見たら絶対にもう1回見たい。来年も見たいって思ってもらえるような作品にすべく、僕たち稽古場で頑張ってやってきたなと思います」と意気込み。

自身とマークの共通点を見つけることができたか問われると「とにかく泥臭いところです」と答え、「僕は自分のことを泥臭い人間だと思っていて、夢を諦めないとか、自分は1段飛ばしで進めないけど、1歩ずつでいいから前に進んでいきたいという思いで活動してきたので、まさにマークという役の人生と少し似ているなというところがあって、そこは根幹として持っています」と語っていた。

◆松倉海斗&川島如恵留、音楽劇の魅力は?

さらに、映画とは違う音楽劇ならではの魅力を聞かれると、松倉は「原作も見させていただいたんですけど。音楽劇の舞台となると想像つかない部分もあったんですけど、稽古に入って“音楽劇って素晴らしいな”ってめちゃくちゃ感じました。音楽に感情を乗せるからキットとしての感情が届きやすいとか、そういうのをめちゃくちゃ感じました」とにっこり。

同じ質問に、川島は「映画が120分とかでストーリーが完結して、その中で波がたくさんあると思うんですけど、舞台で2幕構成ですと休憩を挟んだりするじゃないですか。そのときのお客様の気持ちなどいろいろ考えて作り込まれているところが鄭さんの作品のすごいところかなと感じております」と目を輝かせ、「歌の使い方だったり、お芝居ももちろんそうですけど、アクションだったり、そういったものがいろんなところに散りばめられていて、どこか1つでドカーンじゃなくて、たくさんあるからこそ、その世界観に20分間の休憩を挟んでもずっとのめり込むことができるという脚本の作り方がすごく勉強になりましたし、みなさまにも休憩の20分の合間も作品にどっぷり浸かっていただけるんじゃないかと思います」とアピールした。(modelpress編集部)

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