是枝裕和監督「カンヌ映画祭」コンペ部門の審査員に 2018年「万引き家族」で最高賞パルムドール受賞

【モデルプレス=2024/04/29】5月14日(現地時間)からフランス・カンヌで開かれる「第77回カンヌ国際映画祭」事務局は4月29日、公式サイトを通じて最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門の審査員に映画監督の是枝裕和氏が選ばれたことを発表した。

是枝裕和監督(C)モデルプレス


(写真 : 是枝裕和監督(C)モデルプレス)

◆是枝裕和監督「カンヌ映画祭」コンペ部門審査員に

審査員長は米国の映画監督で女優のグレタ・ガーウィグ、ほか米国の女優リリー・グラッドストーン、フランスの俳優オマール・シー、フランスの女優エヴァ・グリーンなど9人が最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門の審査員に選出された。授賞式は映画祭最終日の25日(現地時間)に行われる。

是枝監督は、2018年に「万引き家族」でパルムドールを受賞し、第91回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネート。初めて国際共同製作で手がけた長編作品「真実」(2019)や、自身初の韓国映画「ベイビー・ブローカー」(2022年カンヌ映画祭最優秀主演男優賞)を手掛けるなど、海外の作品にも携わった。 2023年には、「怪物」が「第76回カンヌ国際映画祭」で脚本賞を受賞した。(modelpress編集部)

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