水田航生、朝夏まなと等が出演 カレル・チャペックのSF戯曲をノゾエ征爾が演出 舞台『ロボット』11月16日に東京・シアタートラムで開幕

『ロボット』 撮影:細野晋司


舞台『ロボット』撮影:細野晋司

ノゾエ征爾の演出舞台『ロボット』が11月16日(土)に東京・シアタートラムで開幕した。

今作の戯曲はおよそ100年前の1920年に、チェコの国民的作家・劇作家であるカレル・チャペックによって発表されたもの。チャペックは「労働」を意味するチェコ語「robota (ロボタ)」から、「ロボット」という言葉を新たに生み出したと言われている。本作がノゾエ征爾の演出で舞台化される。
ロボットと人間の共存が始まりつつある 2024年に生きる人々に向けて、シニカルかつ不条理なドラマとして転換し、現代の物語として描く。

『ロボット』 撮影:細野晋司


舞台『ロボット』撮影:細野晋司

作品の舞台となるロッサム・ユニヴァーサル・ロボット社の社長ドミンを演じるのは渡辺いっけい。元宝塚歌劇団トップスターの朝夏まなとは、ドミン社長の妻にして、人権同盟代表としてロボットの地位の向上を訴えるヘレナを演じる。ロボットの反乱後、ただ一人のこされる人間であるロボット研究者アルキストは水田航生を演じる。
さらに、菅原永二、加治将樹、坂田聡などが出演する。

本作が11月16日(土)に東京・シアタートラムで開幕。
18日(月)にはトレーラーが公開された。

 

STORY

舞台は人造人間(ロボット)の製造販売を一手にまかなう工場。ロボットの進化により人間は労働から解放され、労働せずとも生活していけるようになった。やがて人間たちは全てをロボットに任せるようになり、自分からは動かないまでに退化してしまった。やがてロボットたちは団結して反乱を起こし、人類抹殺の計画を始める―――

 

潤色・演出 ノゾエ征爾
ついにロボットが動きだした・・!
11 名の操縦士は、各自があまりに個性的で面白すぎるのだが、チームワークもこれまた素晴らしく、大観衆が見守る中でのドキドキの最初の一歩は、、、とても頼もしく、思っていた以上の躍動をしておりました。
一回でサクッと終わるプランだったカーテンコールが、鳴り止まない拍手で二回目となった時に、とっくに楽屋に戻ってしまっていた俳優たちがまたなんともかわいらしく、感謝感激の幕開けでありました。
ぜひぜひ目撃しにいらしてくださいませ。

出演 水田航生
お客様のカーテンコールの拍手にしっかり救われました。色んなトライアンドエラーの中で、コツコツと積み上げてきた「ロボット」アルキスト。公演の日々の移り変わりを楽しみながら、千穐楽の幕が閉じるその瞬間までロボットの世界を「生きて」いきたいと思います!劇場でお待ちしております!

出演 朝夏まなと
本日シアタートラムデビューさせていただきました朝夏まなとです。 お客様が入られ舞台に立ってみて、なんだか温かいもので包まれているような感覚になりました。
それは今日まで演出のノゾエさんを筆頭に、出演者・スタッフ一丸となってこの作品に向き合って来た信頼感と、お客様が物語にシンプルに没入してくださったからだと思います。
明日からもここでお芝居できるなんて幸せすぎます。
この「ロボット」を見た方全員と語り合いたい気分です。 劇場でお待ちしています。

出演 渡辺いっけい
歳のせいでしょうか。初日のカーテンコールの際、隣に立つ水田君と目が合いその笑顔を見た時に感極まりました。お客様の熱のこもった拍手から「ちゃんと伝わったこと」が感じられて心の底から安堵しました。稽古場で試行錯誤を繰り返した事が決して無駄ではなかったと思える瞬間でした。きっと、あっという間に千秋楽が来るのでしょう。一回一回集中して、その回その回の「ロボット」を成立させていきたいと思います。

 

『ロボット』 撮影:細野晋司


舞台『ロボット』撮影:細野晋司

『ロボット』 撮影:細野晋司


舞台『ロボット』撮影:細野晋司

『ロボット』 撮影:細野晋司


舞台『ロボット』撮影:細野晋司

 
詳細は公式サイトへ。
https://setagaya-pt.jp/stage/15694/

(文:エントレ編集部)

公演情報

舞台『ロボット』

【原作】カレル・チャペック「ロボット」 (海山社・栗栖茜訳)
【潤色・演出】ノゾエ征爾
【出演】水田航生 朝夏まなと / 菅原永二 加治将樹 坂田聡
山本圭祐 小林きな子 内田健司 柴田鷹雄 根本大介 / 渡辺いっけい

2024年11月16日(土)~12月1日(日)/東京・シアタートラム
2024年12月14日(土)、12月15日(日)/兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

公式サイト
https://setagaya-pt.jp/stage/15694/

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