2025年5月シアタークリエにてウェルメイド・コメディ『陽気な幽霊』の上演が決定 主演は田中圭
『陽気な幽霊』ティザービジュアル
20世紀を代表する劇作家ノエル・カワードのウェルメイド・コメディ『陽気な幽霊』の上演が2025年5月シアタークリエにて決定した
本作は、1941年にウエストエンドで初演され、5年間で1997回の連続上演記録を達成、その後デヴィッド・リーン監督により映画化された、上流階級・中産階級を背景にしたコメディで知られる劇作家ノエル・カワードの代表作。
第二次世界大戦中のロンドン大空襲で数々の死と破壊に直面した経験を元に6日間で書き上げたられたと言われており、幽霊も生きている人間も同じ存在というカワード独特の人間観を描く。
一風変わった霊媒師のもと、夫をめぐり、新旧2人の妻の嫉妬と意地がうずまくブラックコメディだ。
『陽気な幽霊』メインキャスト
演出を担当するのは、コメディ作品初挑戦となる熊林弘高。
主演の作家チャールズ役には、熊林演出の舞台に参加するのが4度目となる田中圭。
共演には、チャールズの元妻であり幽霊となって姿を現すエルビラ役の若村麻由美、チャールズの二番目の妻ルースを演じる門脇麦、霊媒師アーカティ夫人役の高畑淳子、かかりつけの医師ブラッドマン博士役の佐藤B作、ブラッドマン夫人役に(実際の妻である)あめくみちこ、メイドのエディス役の天野はなが出演する。
田中圭
約9年ぶりに熊林さんの演出でご一緒させていただきます!
最初に脚本を読んだ時に熊林さんらしくない戯曲だなとワクワクしました。
会話劇は軽妙で、どのような表現になるのだろう、というト書きもたくさんあり、ご一緒するキャストの皆様も楽しみです。
このキャストに熊林さんがどう味付けしていくのか、染めていくのか楽しみでなりません。
きっと僕が今想像しているもの以上のものになるのだろうな。とワクワクしています。
熊林さんとは久々なので、成長している姿を見せられたらいいなと。楽しんで臨ませていただきます。
舞台『陽気な幽霊』是非楽しみにしていてください!
舞台は1941年、イギリス・ケント州にある小説家チャールズ・コンドマイン(田中圭)の自宅の居間。
チャールズは再婚した妻ルース(門脇麦)と暮らしている。
新しく雇ったメイドのエディス(天野はな)が不慣れで準備がままならないが、チャールズは小説の取材をしようと霊媒師アーカティ夫人(高畑淳子)を呼んで、かかりつけの医師ブラッドマン(佐藤B作)とその夫人(あめくみちこ)を招待し、降霊会を催した。
霊は現れず、アーカティ夫人はイカサマだという結果に終わったが、客が帰った後、7年前に亡くなったチャールズの先妻エルビラ(若村麻由美)が幽霊となり姿を現す。
しかしエルビラの姿はチャールズにしか見えず、ルースはチャールズが酔っていると思いこみ、一方でチャールズは先妻がいると言い張る。
エルビラはチャールズとルースの間に色々とちょっかいを出し、それは徐々にエスカレートして夫婦の間に諍いが生じ、やがてとんでもない結果を招いてしまう――。
詳細は公式サイトで。
https://www.tohostage.com/yokinayurei/
(文:エントレ編集部)
『陽気な幽霊』
【作】ノエル・カワード
【翻訳】早船歌江子
【演出】熊林弘高
【出演】田中圭 若村麻由美 門脇麦 天野はな あめくみちこ 佐藤B作 高畑淳子
[大阪]2025年6月 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
[福岡]2025年6月 福岡市民ホール 中ホール
10/29 11:56
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