会話劇×朗読劇で一歩踏み出せない人々を描くオムニバス公演「七転び、やや八起き」11月23日(土)からシアターココにて上演

幻想劇団まほろ「七転び、やや八起き」


宣伝美術:親方(劇団かもしれない)

幻想劇団まほろによる舞台「七転び、やや八起き」が11月23日(土)から名古屋市・シアターココで上演される。

幻想劇団まほろは、2014年に旗揚げし、東京・名古屋の二都市を拠点に活動する劇団。「幻のような現実」を描くことを目標に掲げ、映像作家として働くそーやが演出する幻想的な舞台空間と、臨床心理士として働く鈴音こうしによる現実的な心理描写をもつ戯曲を主軸とした作品を発表している。

本公演は短編二作品によるオムニバス公演となっている。
『おこたのこたちゃん』は、2019年秋の第三回本公演にて上演した作品。2024年8月の「名前のない演劇祭白」(東京・池袋)での上演を経て、名古屋では5年ぶりの再演となる。
こたつを中心とした一室を舞台に、こたつから出てこられなくなった女の子「こたちゃん」を巡る温かくも切ない二人芝居となっている。
『勇気の薬』は、2024年6月に演出家・そーやが個人企画として「朗読ナイト」(東京・阿佐ヶ谷)で上演した作品。川口美香(劇団蒼天の猫標識)を助演出に迎え、名古屋の新進気鋭のキャストが参加している。
魔物の手から世界を救った勇者が生まれた町「グランニアード」を舞台に、ファンタジー世界に生きる人々の生き様に触れる映像投影×朗読作品となっている。

また本公演では、小劇場演劇の狭さや時間の長さが苦手な方に向け、通常より席数が少なめの客席で上演する「ゆったり席回」というイベントを行う。
様々な事情で小劇場での観劇に行きづらさを感じていた方も、安心して利用できるという。

STORY

『おこたのこたちゃん』
作:鈴音こうし 演出:そーや

私とこたちゃんは小学校の頃からのお友達。
こたちゃんはこたつが大好き。
ある日こたちゃんは本当にこたつから出てこられなくなった。
おこたに入ってれば、こたちゃんは無敵なんだって。

ねぇ、どうやったらこたちゃんの心をおこたから出してあげられるの。

こたつを中心とした一室で揺れる世界を描く
温かくも切ない二人芝居

 
『勇気の薬』
作・演出:そーや

ここはグランニアード。
魔物の手から世界を救った勇者が生まれたこの町は、
勇猛の町と云われている。

皆の勇気を支えたいけど、薬屋の私は臆病だから…
「勇気の薬」よ、どうか我らをお救いください。

ファンタジー世界に生きる人々の生き様に触れる
映像投影×朗読作品

 

鈴音こうし(主宰/プロデューサー)

この公演は「東京・名古屋二都市公演企画」として、東京と名古屋で一年のうちに同じ作品を上演することをテーマにしています。
ふたつの都市での上演を経た作品の変化や、劇団の活動の広がりを感じられる公演です。
二年ぶりの名古屋にて、皆様をお待ちしております!

 
詳細は公式サイトで。
https://mahorofantastic.jimdofree.com/

(文:幻想劇団まほろ 監修:エントレ編集部)

公演情報

幻想劇団まほろ
東京・名古屋二都市公演企画 第六回本公演「七転び、やや八起き」

◆上演作品(短編二本立て)
『おこたのこたちゃん』作:鈴音こうし 演出:そーや
『勇気の薬』作・演出:そーや

◆出演
坂井和美、望月舞雪(幻想劇団まほろ)、美藤優佳(劇団蒼天の猫標識)、松井瑶葉(遊寂create)、結城祐輔、水上翔斗、海野まんた(幻想劇団まほろ)

◆上演スケジュール
2024年11月23日(土祝) 11:00/15:00♡/19:00
24日(日) 11:00/15:00
※♡は、ちょっぴりゆとりのある劇場で演劇が見られる”ゆったり席回”実施ステージ。
※上演時間は約60分。上演作品の入れ替えがありますが、途中休憩はありません。

◆会場
シアターココ 愛知県名古屋市千種区池下1-11-11 スタチオン池下2階
名古屋市営地下鉄東山線「池下」駅より徒歩約1分

公式サイト
https://mahorofantastic.jimdofree.com/

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