あの『ブルーマン』が夏の新宿歌舞伎町に上陸‼︎ 観客も巻き込む究極のおふざけエンターテインメントを体感レビュー！

顔と全身をブルーに包んだインパクト大な姿！
目にしたことがある方も多いのではないでしょうか？
私も幼い頃にTVCMで観た時からずっと気になっていて…
一度見たら忘れられない不思議な魅力を感じていました。

ブルーマンはこれまで全世界で5,000万人以上を驚かせているグローバルパフォーマンスグループです。
日本でも多くの人に愛され、今回は2022年以来のジャパンツアーが2024年8月から開催されます！伝説のロックバンドを率いて、さらにパワフルなパフォーマンスがお届けされています！

今回、私はスーパーポンチョ席という、事前にカッパ風のポンチョが配布される前方席で体験してきました。なにやら水に濡れるようなシチュエーションがあるのではと、始まる前からわくわくとした期待感で胸が高まりました！

冒頭、ステージ脇にメッセージが出てきて客席のゲストに触れたり、クスッと笑えるフレーズが出てきて客席を引き込み始めます。

響く重低音の中、不気味でシュールなブルーマンが登場し観客の視線は一気にステージに集まりました。
そこから、盛りだくさんのステージに驚かされました。日本人に根付くドリフ的な笑いを感じる場面もありつつ、プロの技、光と音楽の演出、芸術の融合により、カッコいいエンターテインメントに仕上がっています。クラシックからロックLIVEさながらのクラブサウンドまで楽しめる音楽の幅の広さ、そして、アートまで織り交ぜられ作り上げられたステージは想像を超え、味わったことのない世界観にすっかり引き込まれました。
内容は体の仕組みから社会ネットワークまで扱い、音や動き一つ一つを楽しみながら、遊ぶように表現されていました。言葉を発せずとも伝わるグローバルコメディで年齢や性別、国境を越え愛される理由がわかりました。

途中、観客の中から数名がブルーマンに選ばれ、ステージに上がる場面もありました。ブルーマンの3人はステージから降りると、歩きながら前から後ろの方まで観客の顔をじっくり見て、選出していました。誰が選ばれるかわからないドキドキ感は醍醐味の一つかもしれません。他にも皆で立ち上がって共に体を動かしたり、観客を巻き込んだ盛り上がる演出はとっても楽しめました！

熱いステージと究極のおふざけエンターテインメント！是非、夏休みの思い出に皆さんも劇場で体感下さい！

（文：あかね渉）