【動画3分】後藤ひろひとの傑作をウォーリー木下がミュージカルに 『ダブリンの鐘つきカビ人間』7月3日に東京国際フォーラム ホールCで開幕
ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』撮影:岡千里
ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』が7月3日(水)に東京国際フォーラム ホールCで開幕する。
本作はユーモアと切なさと残酷さが混じり合ったダークファンタジーを得意とする後藤ひろひとの代表作の一つ。2002年、2005年、2015年と上演を重ね、観客を魅了してきた作品だ。
この笑いと恐怖と感動を詰め合わせた宝箱のような本作がミュージカルとして生まれ変わる。
脚色・演出は、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズなどに加え、「東京2020 パラリンピック」開会式の演出でも世界的に注目を集めたウォーリー木下。
音楽および音楽監督は、作品の魅力をより引き出すために、ケルト音楽にも造詣が深く、リリカルな楽曲を手掛けている中村大史が担当する。
出演は七五三掛龍也(Travis Japan)、吉澤閑也(Travis Japan)をはじめ、伊原六花、加藤梨里香、入野自由、コング桑田、小松利昌、竹内將人、松尾貴史、中村梅雀など。
本作の公開舞台稽古が行われ、報道向けに公開された。
動画はこれを撮影・編集したもの。【動画3分】
とある山中。中世のアイルランドを思わせる不思議な土地、そして音楽…。
旅行中の聡と真奈美は霧のために立ち往生し、ある老人の住む山小屋に一夜の宿を求めた。
問わず語りに老人が語る昔話に、だんだんと心を奪われていく。
むかしむかし。
この土地を不思議な病が襲ったときのこと。
病の症状は人によって違っていた。指に鳥が止まってしまう病。天使の羽が生えてしまう病…。
そんな中でも、最も不幸な病に冒されたのが、心と体が入れ替わり、心は水晶のように美しく、しかし誰も近づきたがらない醜い容姿となったカビ人間。
カビ人間は、その容姿から村人たちに疎まれ、ただ一人で鐘を撞いている。
そんなカビ人間とある日、出会ってしまったのが、思っていることの反対の言葉しか話せなくなった娘・おさえ。最初はカビ人間におびえていたおさえだが、その美しい心に触れて、徐々に彼に心を開いていく。
しかし心惹かれれば惹かれるほどに、おさえの口から出るのはカビ人間への罵倒の言葉。
やがてその言葉が、カビ人間を窮地に追い詰めていく…。
一方聡と真奈美は、老人の話に夢中になっている間に、気がつくとこの不思議な世界の中に入り込んでいた。
そして、病を治すのは伝説の剣・ポーグマホーンであることを市長から教えてもらった真奈美はしり込みする聡を引っ張って剣を探す旅に出る。
その頃、おさえの罵倒の言葉を信じ込んだ村人たちによって、追い詰められていくカビ人間。
ポーグマホーンと不思議な歌、そして鐘の音が重なった時、悲しくも美しく、残酷な奇跡が起きる…!
詳細は公式サイトで。
https://stage.parco.jp/program/dublin2024
(文:エントレ編集部)
PARCO&CUBE produce 2024
ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』
【作】後藤ひろひと
【脚色・演出】ウォーリー木下
【音楽・音楽監督】中村大史
【演奏】中村大史 奥貫史子 石崎元弥
【出演】
七五三掛龍也(Travis Japan) 吉澤閑也(Travis Japan) 伊原六花 加藤梨里香
入野自由 コング桑田 小松利昌 竹内將人 松尾貴史 中村梅雀 ほか
【東京公演】2024年7月3日(水)~10日(水) 東京国際フォーラム ホールC
【大阪公演】2024年7月20日(土)~29日(月) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
07/03 14:30
エントレニュース