長澤まさみと森山未來が14年ぶりにタッグ! ある夫婦の10年間の軌跡を描く『おどる夫婦』上演決定
Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』が、2025年4月から6月に東京・大阪・新潟・長野で上演される。
作・演出を手がける蓬莱竜太は、1999年の劇団モダンスイマーズの旗揚げ以来、全作品の作・演出を務めており、2019年には『ビューティフルワールド』で第27回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。Bunkamura主催の公演では、2022年に東京・シアターコクーンで上演された天海祐希×鈴木亮平ダブル主演による『広島ジャンゴ2022』で作・演出を務めて以来、今回が2度目の登場となる。
そんな蓬莱の新作書き下ろしとなる本作では、とある夫婦の約10年間の軌跡が描かれる。主演を務めるのは長澤まさみと森山未來で、ふたりが芝居でしっかり絡むのは、2011年にロングランヒットを記録した映画『モテキ』以来14年ぶりとなる。そのほかの出演者など、詳細は後日発表される。
■蓬莱竜太 コメント
世界には夫婦の物語が無数に溢れていますが、新たな挑戦としてまだ言葉が見つかっていないような男女の関係を自分なりに描きたいと思っています。多分甘くない話です。だけど力のある作品にしたいです。
長澤まさみさんとは数年前に一人芝居の企画でご一緒して以来です。非常にタフさが必要な稽古でしたが、作品に真っ向からぶつかる姿勢や眼差し、自分と戦っているような在り方がとても印象的でした。立ち姿の美しい役者さんだと思っています。
森山未來さんは知り合ってから随分と年月が経ちますが、仕事をするのは初めてです。才能があらゆる方向に伸びている彼ですが、彼の核のようなものを探して、触れることが出来たらと思っています。未來くんの感性と融合しつつ演劇を造れることは大きな刺激です。
ふたりのタッグが強力で素晴らしいことは既に立証されていますが、だからこそ新しい関係性のふたりをお見せすることが出来たらと思っています。「夫婦」のふたりを楽しみに劇場にお越しください。
【作品概要】
とある夫婦の約10年間の軌跡を描く。
現代社会では非常に生きづらい性質を持っている夫婦。
故にふたりは何となく協力するようにつがいになり、粛々と生活することを好んだ。
口にしたことはないが、自分たちのことを理解できるのは自分たちだけで、互いに相手を理解していると思っていた。
しかし、世界は向こうから入り込んでくる。
共に生活する中で、やがてほころびが生まれたり、ズレが生まれてくる。不器用なふたりは、問題を上手く回避したり、解決するのが苦手であった。
ただ、世界に対してこの言いようのない焦燥感を理解できるのは、伴侶だけであると互いに信じている。信じようとしている。
ふたりにはわからない。自分たちは何で繋がっているのか。信頼とか絆とかよくわからない。愛がよくわからない。
そんな不器用な夫婦の10年の記録。
<公演情報>
Bunkamura Production 2025
『おどる夫婦』
作・演出:蓬莱竜太
出演:長澤まさみ 森山未來 ほか
※詳細は後日発表
【東京公演】
日程:2025年4月10日(木)~5月4日(日・祝)
会場:THEATER MILANO-Za
【大阪公演】
日程:2025年5月10日(土)~19日(月)
会場:森ノ宮ピロティホール
【新潟公演】
日程:2025年5月24日(土)・25日(日)
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
【長野公演】
日程:2025年5月31日(土)・6月1日(日)
会場:サントミューゼ 大ホール(上田市交流文化芸術センター)
11/22 12:00
ぴあ