巨大ライブ会場は前代未聞の“罠”だった! シャマラン渾身のサスペンス『トラップ』とは?

M・ナイト・シャマラン監督の最新作『トラップ』が10月25日(金) から公開になる。本作は、ライブ開催中の巨大アリーナを舞台に“騙し合いサスペンス”を描く注目作だ。

本作の主人公は、娘を愛する父クーパー。彼は娘ライリーが大ファンの世界的アーティスト、レディ・レイヴンのアリーナ公演のチケットを手に入れ、娘と会場に向かう。

ライブが始まり、アリーナが大歓声に包まれる中、娘のためにひとりグッズ売り場に向かったクーパーは、このライブが指名手配中の切り裂き魔を捕えるための罠=トラップだと知る。問題は、この話を耳にした優しい笑顔の父クーパーが、世間を恐怖に陥れている“切り裂き魔”だったこと。

クーパーは知らず知らずのうちに罠の真ん中に放り込まれていたのだ。クーパーはこの罠を突破できるのか?

これまで数々の映画で絶体絶命の危機、脱出不可能な状況が描かれてきたが、本作『トラップ』で描かれる状況は、その中でもトップクラスのピンチではないだろうか。

クーパーは娘とライブに来ており、単独で逃げることができない。父の正体を知らない娘のライリーはステージに夢中で、彼女を連れて客席を出ることはできないと考えていいだろう。

つまりクーパーは「娘に正体がバレてはならない」「自分ひとりで逃げることができない」「ライブが終わるまで娘は自席から絶対に動くことはない」という条件下で、罠をかいくぐり、脱出の道を探ることになる。そんなことが可能なのか?

シャマランはこの“どう考えても解決が思いつかない”状況に、アッと驚く結末を用意しているはずだ。この結末は絶対に予測不可能。観客はジョシュ・ハートネットが演じるクーパーの行動を共に見守りながら、彼のとる謎の行動と、その真意に何度も声をあげることになるだろう。

<作品情報>
『トラップ』

10月25日(金) 公開

公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/trap/

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