【気になる映画予告編まとめ】『はたらく細胞』、マーベル最新作、『パラサイト』監督の新作など注目予告を紹介
酷暑もひと段落。秋から冬に公開される超大作、注目作の予告編が続々と公開されている。そこで新たに解禁された映画予告編の中から編集部が注目する映像をピックアップ。
『はたらく細胞』(12月13日公開)
この冬の日本映画最大の注目作、本予告編映像が公開です。人間の身体の中を舞台に、赤血球や白血球など人間のために“はたらく細胞”たちが活躍するのですが、映像に登場する体内は想像を超えるスケール! アクション、パニック描写もすべて笑いに転嫁するように描かれていて、さすが『テルマエ・ロマエ』『翔んで埼玉』の武内英樹監督。永野芽郁、佐藤健の赤血球、白血球コンビがどんな騒動に巻き込まれるのか……。映像にはOfficial髭男dismが手がける主題歌も登場します。
『サンダーボルツ*』(2025GW公開)
マーベル・スタジオ映画の人気者の集まりが“アベンジャーズ”なら、クセあり、ワケありの悪役の集まりが“サンダーボルツ”だ。ブラック・ウィドウの妹、みんな大好きウィンター・ソルジャー、2代目キャップになり損ねたUSエージェントなど、すごい有名ではないけどマーベル映画好きなら観ると「ああ、この人のこと好きだった」と思い出すヤツらが大集合。デップーの新作を観て「ああ、何だかんだ言って、楽しいマーベル映画がやっぱり好きだなぁ」と思った方は期待していいんじゃないでしょうか。
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(11月15日公開)
リドリー・スコット監督のオスカー受賞作の続編。予告編は冒頭から決闘、合戦、剣闘と見せ場のテンコ盛り。主人公の父が何者なのか、なぜにこの映画が24年も前の映画の続編なのかがサラッと紹介されているので、何も知らずに映画を楽しみたい方は要注意。映像に一瞬だけ登場するサイとの戦いに期待値アップ。サイ、勝てる気がしない。『最後の決闘裁判』では映画史に残る名決闘シーンが描かれましたが、本作でそれを超えるか? 10月11日(金)からは前作の4kデジタルリマスター版も公開予定。こちらも観ておきたいところです。
『ドリーム・シナリオ』(11月22日公開)
“目覚めたら顔がニコケイになっていた”ではなく、“夢にいつもニコケイが登場する”映画。何百万という人々の夢の中に姿を現すことになった大学教授(ニコラス・ケイジ)の騒動を描く本作。予告編には無表情のニコケイ、困惑するニコケイ、喜ぶニコケイ、ぬか喜びだったニコケイ……こんな奇想天外な設定が成立するのも、ケイジの確かな演技力あってこそ。この映像はクセになります。
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(2025年1月17日公開)
今年のGW明けぐらいから日本のアジア映画ファン、アクション映画ファンの間でも話題になっていた『九龍城寨之圍城』が『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』のタイトルで公開決定! めでたい! 1993年に解体された九龍城塞を再現して、アクション、格闘、バトルの連続! と言った映画になりそうです。アクション監督を谷垣健治さん、音楽を川井憲次さんが担当。キャストはルイス・クー、レイモンド・ラム、サモ・ハン・キンポー。2025年最初の映画ファン全員集合のパーティ会場はこちらになりそうです。
『Mickey 17(原題)』(2025年公開)
『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督待望の最新作。地球外で危険なミッションに挑み、死ぬと再生される“使い捨て”の男ミッキー(ロバート・パティんソン)の物語。冒頭から人体破壊ギャグ! ひたすら死んでは生き返るミッキーの描写がポン・ジュノお得意のブラックユーモア満載で描かれます。この物語がこの後、どこへ転がっていくのでしょうか? 『オクジャ』に続いてダリウス・コンジが撮影を、ヤン・ジンモが編集を担当。北米、英国、韓国などは来年1月末の公開を予定。日本での公開日発表も待ち遠しいです。
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09/25 12:00
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