『トランスフォーマー/ONE』の監督はピクサー出身の俊英! 大人気シリーズへの抜擢の決め手とは?

実写映画全7作が世界で大ヒットを記録した『トランスフォーマー』シリーズの最新作『トランスフォーマー/ONE』が、9月20日(金) より日米同時公開される。

オプティマスプライムとメガトロン、宿敵同士であったふたりはかつて未来を共に生きようとする親友同士だった。トランスフォーマーシリーズの中心である人気キャラクターたちの起源を描く本作は、美しき惑星サイバトロンを舞台に物語が展開する点や、キャラに声を吹き込む声優陣が日米ともに豪華な点が魅力のひとつであるが、本作を生み出したスタッフも強力な布陣が敷かれている。

本作の監督は、幼少期に毎週トランスフォーマーのTVアニメシリーズを見ていたほどシリーズが身近にあったジョシュ・クーリー。ピクサー・アニメーション・スタジオのインターンからキャリアをスタートさせた彼は、『Mr.インクレディブル』『カーズ』『レミーのおいしいレストラン』『カールじいさんの空飛ぶ家』『インサイド・ヘッド』などの世界的なヒット作に参加。ストーリーボードアーティストを主戦場として、感動的名編の数々を生み出したのち、2019年には初の長編『トイ・ストーリー4』で監督に抜擢され、賛否両論あった人気シリーズの続編を成功させた手腕が高く評価された。

そのクーリーの功績に目を留めたのが、実写『トランスフォーマー』シリーズほか数多くのハリウッド大作映画に携わるプロデューサー、ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ。『トランスフォーマー/ONE』の物語の根底に流れる、オプティマスプライムとメガトロンの長きにわたる“因縁の起源”を描くために必要なアクション、コメディ、感情を組み合わせることができる監督を探していたときに、クーリーがそのすべての資質を持っていることを感じ取ったという。

「『トイ・ストーリー4』を観たとき、素晴らしいと思いました。そしてジョシュと会って話したとき、彼は私がこの物語でキーにしていた要素、つまり、オライオンパックス(オプティマスプライム)とD-16(メガトロン)の友情の喪失というアイデアに、まさに照準を合わせてくれたんです」

かくして、ボナベンチュラの慧眼によって実現した最強タッグが手がけた本作は、これまでのトランスフォーマーシリーズの集大成ともいうべき、迫力のトランスフォームやバトルシーンだけでなく、ロボット同士の友情とエモーショナルな要素が満載の作品へと仕上がった。

<作品情報>
『トランスフォーマー/ONE』

9月20日(金) 公開

公式サイト:
https://transformers-animation.jp/

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