ミュージカル『ライオン』より成河が日本語で歌う2曲のPV公開

2024年12月に東京・品川プリンスホテルクラブeXで来日版・日本版が同時上演されるミュージカル『ライオン』。このたび、ギター弾き語りのひとり芝居である本作の日本版主演を務める成河が日本語で歌う、「おもちゃのバンジョー（Cookie-tin Banjo）」「嵐の越え方（Weather the Storm）」のPVがフルバージョンで公開された。

本作は、シンガーソングライターのベンジャミン・ショイヤーが自らの実話を弾き語りに乗せた自伝的ミュージカル。来日版で主演を務めるのは、高度なギターの演奏技術と繊細な表現力を併せ持ち、500回以上の米国ツアーをこなしてきたマックス・アレクサンダー・テイラー。日本版は、主演を務める成河がイギリス在住の宮野つくりとタッグを組み、翻訳・訳詞に初挑戦することも見どころのひとつだ。

公開されたPVにおける日本語歌詞は、2週に1回の会議で検討を重ねてきたというこだわりの訳詞。撮影のロケーションとなった壁一面にギターが並ぶ空間は、ギター好きなら誰もが知るアコースティックギターブランド、テイラー・ギターの日本唯一の専門店である「Artist Lounge」で、成河が本作のためにギター選びに足を運んだことがきっかけで特別に利用が許されたという会場が、作品の世界観とリンクし映像を彩る。

日本版上演は、舞台上に並ぶ5本のギターのうち2本がテイラー・ギター。このPVでも本番で使用するチューニングの異なった2本を成河が使い分け、2曲それぞれ違うギターで演奏している。

「おもちゃのバンジョー（Cookie-tin Banjo）」（ミュージカル『ライオン』より）