演出・栗山民也、主演・中山優馬 舞台『血の婚礼』メインビジュアル&公演詳細発表

2024年12月に東京と兵庫で上演する、演出・栗山民也、主演・中山優馬による舞台『血の婚礼』のメインビジュアルが公開され、併せて公演詳細が発表された。

『血の婚礼』は、スペインを代表する劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカが実際の事件をもとに執筆し、ロルカの三大悲劇のひとつとして知られている傑作戯曲。スペイン・アンダルシアを舞台に、互いの家族の期待を背負いながら結婚式を迎えようとしている一組の男女のもとに花嫁の昔の恋人が現れ、すべてを変えてしまう。言葉では説明のつかない愛への衝動、伝統と因習に縛られた男たちの闘い、女たちの戦いを描く。

演出は栗山民也が担当し、花嫁のかつての恋人・レオナルドを中山優馬、結婚式を迎えようとしている花婿を宮崎秋人、レオナルドと花婿の間で揺れる花嫁を伊東蒼、レオナルドの妻を岡本玲、花嫁の父を谷田歩、花婿の母を秋山菜津子がそれぞれ演じる。

メインビジュアルは、それぞれが抱く複雑な思いを表現した主要キャスト6名が写し出されている。婚約した男女のもとに、花嫁のかつての恋人が現れる──抑えきれない熱情、愛への衝動を情熱的に届ける本作に期待が高まる。

また、東京、兵庫それぞれの会場の日程も決定。東京は、12月7日(土) から18日(水) までIMM THEATER にて、兵庫は12月28日(土)・29 日(日) に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演される。

【あらすじ】
灼熱の大地スペイン、アンダルシア。20年前、ある家族の父親と長兄がフェリクス一族に殺された。母親(秋山菜津子)は暴力への憎しみを全身に宿しながら残った息子(宮崎秋人)を育て上げた。そのひとり息子が成長し、いよいよ結婚相手を決めても、母親の心が晴れることはない。息子が選んだ花嫁(伊藤蒼)は、事もあろうにフェリクス一族のレオナルド(中山優馬)と恋人関係だったという噂があるからだ。今、レオナルドには妻(岡本玲)と子どもがいる、しかし幸福な暮らしではなかった。花婿と花嫁の婚礼は、花嫁の父(谷田歩)の家で開かれた。早朝、レオナルドが花嫁を訪ね、いまだ燃え盛る熱情を告げる。花嫁は動揺を隠して婚礼の一日を過ごすが、祝宴の真っ最中、レオナルドとともに姿を消してしまう。皆がそれに気づき、大騒動と化す婚礼。花婿は、花嫁とレオナルドを追いかける。森のなか、「月」が若者たちを照らし出し、「死」が囁きかける。そして、悲劇が繰り返される。

<公演情報>
舞台『血の婚礼』

作:フェデリコ・ガルシーア・ロルカ
翻案:木内宏昌
演出:栗山民也
出演:中山優馬、宮崎秋人、伊東蒼、岡本玲、舩山智香子、柴田実奈、金井菜々、角川美紗 、谷田歩、秋山菜津子

■東京公演
2024年12月7日(土)~12月18日(水)
会場:IMM THEATER

【チケット】(全席指定 / 税込)
S席:11,000円
A席:8,000円
U-25席:5,000円

※U-25は当日引換券にて一般発売より販売

一般発売:2024年10月12日(土) 10:00(予定)

■兵庫公演
2024年12月28日(土)・29日(日)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

【チケット】
全席指定:9,500円(税込)
一般発売:2024年10月5日(土)

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/chinokonrei24/

公式サイト:
https://chinokonrei24.srptokyo.com/

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