“詐欺企業を喰らう詐欺師”が狙うターゲットは何者!? ドラマ『ダブルチート』Seeson2も後半戦へ

WOWOWとテレビ東京の共同製作ドラマ『ダブルチート 偽りの警官 Season2』の第5話が今夜放送になる。本作の主人公・田胡悠人(市原隼人)は巨大詐欺企業を喰らうスゴ腕詐欺師だが、彼が狙うターゲットは金でも利権でもなく、陣内孝則演じる“海藤”だ。

海藤は何者なのか? 現段階ではそのすべてが明らかにはなっていない。しかし、彼は謎のサロン「ドミナートル」主催者で、詐欺だけでなく、あらゆる手口を駆使して莫大な利益をあげているようだ。そのコネクションは広く、財界だけでなく政界や海外にも人脈がある。どんなときも飄々としていて明るく振る舞っているが、仕事のためなら迷いはなく、その手段も冷酷。日本を裏から操ろうとしているようにも見える。

第4話で海藤は、詐欺会社ライドグリーン社長の木崎と田胡を動かし、富士山の麓にある日並市の市長と接触する。市長に提示されたのは、感染症に特化した研究学園都市を開発する計画で、その総事業費は9000億。とても景気の良い話に思えるが、これもまた海藤の “計画”のひとつだ。今夜放送になる第5話ではついに海藤の目論見が明らかになる。

田胡は木崎の下で信頼を勝ち取っているが、狙うターゲットは海藤だ。いったいどのようにして海藤に近づくのか? その最終目的は? 重要なエピソードが今後、さらに明らかになっていく。

サスペンスドラマにおける悪役やターゲットはこれまでに数多く描かれてきたが、海藤は自身も悪党でありながら、ネットワークや人脈を駆使して“現場にいない”まま行動を起こす現代的な人物だ。彼は常に複数台の通信機器を持ち歩いており、ターゲットや海外とも回線をつなぎ、遠隔地から相手を罠にかける。

陣内孝則の抑制のきいた、しかし恐ろしさを感じさせる演技によって海藤は圧倒的に魅力的に映る。田胡は海藤に喰らいつけるのか? 世界的なネットワークをバックにつけた海藤の隙はどこにあるのか?

シリーズはいよいよ後半戦に突入。ここから最終回まで重要な回が続きそうだ。

『WOWOW×テレビ東京 共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season2』

WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて毎週土曜 22:00~放送・配信

(c)WOWOW テレビ東京

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