5万人を動員した人気舞台初のミュージカル化 『無伴奏ソナタ-The Musical-』本日開幕
1985年の創立より「家族でも観られるエンターテインメント演劇」を上演し続け、特にSF作品で高い評価を獲得している演劇集団キャラメルボックス。2019年の活動休止は演劇界に衝撃を与え、そして2021年の活動再開は多くのファンを安堵させた。同団がアメリカのSF作家オースン・スコット・カードの短編小説を舞台化し、2012年の初演以来各地で上演を重ねて延べ5万人を動員してきた『無伴奏ソナタが』が、このたび初のミュージカル化。本日7月26日(金)、東京・池袋のサンシャイン劇場にて初日を迎える。
脚本・演出・作詞を担うのは、同団の代表で、舞台版の脚本・演出家でもある成井豊。2018年の舞台版再演の際、「音楽の天才が音楽を禁止される物語。テーマはまさに音楽。これをミュージカルにしない手はない!」と思ったという。そして音楽は、元WEAVERのボーカルで、『ソングライターズ』『怪人と探偵』などのミュージカルの作曲も手掛けてきた杉本雄治による書き下ろし。「この作品のファンの方々、そしてこれからこの作品に出会う全ての方に愛される作品になるよう、最高の音楽で彩れれば」と熱い意気込みを見せる。
物語の舞台は、すべての人間の職業が幼児期のテストで決定される近未来。音楽の天才と認定された主人公クリスチャン・ハロルドセンは、何にも影響されない自分の音楽を作って演奏するため、両親と別れて森の中の一軒家に移り住む。「メイカー」として、既成の音楽を聞くことも、他人と接することも禁じられていたクリスチャン。だが30歳になったある日、森の中から現れた見知らぬ男から渡されたバッハの《無伴奏ソナタ》を聞いてしまう――。
クリスチャン役を平間壮一が演じ、舞台版で同役を務めてきた多田直人がクリスチャンの生活を監視する「ウォッチャー」役に挑むほか、大東立樹、熊谷彩春、藤岡正明、霧矢大夢らミュージカル界を牽引する俳優たちと、畑中智行や原田樹里ら演劇集団キャラメルボックスの俳優たちが共演。多くの観客を感動の涙で包んできた同団の名作が、新たな音楽と刺激的なキャスティングを得て、どう生まれ変わるかに注目が集まる。
『無伴奏ソナタ -The Musical-』スポット映像
文:熊田音子
★平間壮一さん&大東立樹さんのインタビューを掲載中!
https://lp.p.pia.jp/article/news/368634/index.html
<公演情報>
『無伴奏ソナタ -The Musical-』
原案:オースン・スコット・カード
翻訳:金子司
劇作・脚本・演出・作詞:成井豊
音楽:杉本雄治
出演:
平間壮一、多田直人(キャラメルボックス)、大東立樹、熊谷彩春 / 藤岡正明
畑中智行(キャラメルボックス)、原田樹里(キャラメルボックス)、染谷洸太、西野誠、町屋美咲 / 霧矢大夢
【東京公演】
2024年7月26日(金) ~8月4日(日)
会場:サンシャイン劇場
【大阪公演】
2024年8月10日(土)・11日(日・祝)
会場:森ノ宮ピロティホール
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/sonata2024/
07/26 08:00
ぴあ