ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』7年ぶりの上演が決定
ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』が、2025年4月に東京・明治座で上演される。
『太陽王』『ロックオペラ モーツァルト』など話題作を次々と世に送り出してきたプロデューサー、ドーヴ・アチアとアルベール・コーエンの手によって、2012年にフランスで世界初演を果たし、ヒットを記録した本作。2016年に迎えた東京・帝国劇場での東宝版初演は、鮮烈な音楽と洗練された演出が話題を呼び完売、2018年の再演も好評を博した。7年ぶりの上演となる今回は、場所を明治座に移し、自由と平等を求める若者たちの革命の幕が再び上がる。
潤色/演出を担うのは、『エリザベート』『モーツァルト!』を手がけた小池修一郎。宝塚版とは異なるアレンジを加え、グルーヴ感あふれるロックナンバー、涙を誘うバラード、スピーディーなストーリー展開を巧みに操り、フランス革命の最中に生まれた愛を描き出す。
なお小池とアチアは、オリジナルミュージカルとして2023年に帝国劇場で上演されたミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』でもタッグを組み、全席完売を成し遂げた名コンビだ。
【ストーリー】
民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺れる18世紀末のフランス――。農夫ロナンは父を貴族に殺害されたことをきっかけに、パリへ飛び出し、革命派に身を投じる。そこで、デムーラン、ロベスピエール、ダントンら熱き仲間を得て、新しい時代に希望を燃やしていた。
一方、宮廷に仕える心優しき侍女・オランプはマリー・アントワネットとフェルゼン伯の逢瀬を手引きしてパリにやってくる。マリー・アントワネットをつけ狙う一味との騒動に巻き込まれたロナンはオランプと運命の出会いを果たす。
決して出逢う筈のなかったふたりは強く惹かれ合うも、対立する身分が壁となる。
そして、愛に悩む彼らの心を揺さぶるかのように革命の足音が近づいてくる……。
1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。
遂に革命の火蓋が切って落とされる――。
<公演情報>
ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』
潤色/演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
2025年4月 東京・明治座で上演
07/16 10:30
ぴあ