映画『明日を綴る写真館』Aぇ! group佐野晶哉、スパドラ田中洸希ら若手キャストの場面写真公開

映画『明日を綴る写真館』の新たな場面写真が公開された。

60年のキャリアを誇る80歳の平泉成が満を持して初主演を飾り、相手役にはアイドルグループ「Aぇ! group」の佐野晶哉が抜擢された本作。さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉)の写真に心を奪われた気鋭カメラマン・太一(佐野)は、華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。

家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。変わりゆく太一が、悔いのない未来のために踏み出した一歩。その先に続く、思いもよらない奇跡とは――。

このたび公開されたのは、佐野、嘉島陸、咲貴、田中洸希(SUPER★DRAGON)といった、本作に出演する若手気鋭キャストの場面写真。大河ドラマ『どうする家康』の小早川秀秋役で知られ、本作では鮫島の息子・直哉を演じた嘉島は、「撮影中は、成さんと(母役の)市毛良枝さんと本当の家族のような時間を過ごしました。これから役者を続けていく上での貴重な話をたくさん聞かせてもらい、かけがえのない時間でした」と感慨深げに語る。

また、撮影現場で平泉に温かい言葉をたくさんかけてもらったという咲貴も、「撮影期間は毎日が刺激的で、大切なことをたくさん教えていただきました。私も成さんのようになりたいなと憧れています」と現場の和気あいあいとした雰囲気を振り返る。さらに、シンガーソングライターでもある咲貴が、SAKIとして撮影中に制作した楽曲「」が、秋山純監督に「イメージ通り」と言われ本作の主題歌に起用されたこともこの作品ならではのエピソードだ。

ボーカルダンスユニット「SUPER★DRAGON」のメンバーで、8月から放送されるドラマ『シュガードッグライフ』の主演にも抜擢された田中は、平泉との共演シーンが少なかったことに悔しさを滲ませつつ、「完成した本編を観て平泉さんに刺激を受け、次の作品では是非たっぷりお芝居をしたい」と今後の展望を語る。キャストが一堂に会した試写後に、平泉から芝居を褒めてもらったと明かし、「その時にかけていただいた言葉が忘れられないです。それを糧にこれからも頑張っていきたい」と語る田中の言葉からも、若手キャストたちにとって、平泉との共演はかけがえのない経験であったことが伺える。

一方で平泉も、「みんな芝居が上手で見事でした。自分が若い頃はこんな芝居はできなかった。学ぶことだらけだったし、たくさんの刺激をもらいました」と感心しきりで、若手キャストたちからたくさんのエネルギーを得た様子だった。

<作品情報>
『明日を綴る写真館』

公開中

公式サイト:
https://ashita-shashinkan-movie.asmik-ace.co.jp/

(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA

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