【レポート】初心者必読! 今年『フジロック』に初参戦する編集部Hがフジロックを楽しむためのあれこれをリアルに相談してきました
夏の音楽フェスといえば、行ったこともある人もない人も「フジロック」という方が多いのではないでしょうか? ぴあ編集部では2020年より動画コンテンツとして特集を組んできましたが、2024年はフジロックにまつわるあれこれを動画以外も展開しよう! ということで、今回は今年フジロック初参戦・編集部Hがフジロックプレイベント「東京 FUJI ROCK DAYS in 渋谷PARCO」“初めてのフジロック 〜行き方買い方相談所〜”でスタッフの方に素朴な疑問・心配事を相談してきました。
移動時間
Q:越後湯沢駅まで行けばなんとかなるのでは? ということで、越後湯沢駅からフジロック入場ゲートまではどれくらい時間がかかりますか?
A:越後湯沢駅からシャトルバス(約40分)で会場まで着きますが、シャトルバス降車場から入場ゲートまでは20〜30分かかるので、目安としては駅から入場ゲートまでは1時間~1時間10分くらいでしょうか。ゲートがオープンする前後はどうしても混むので、それ以上時間がかかることもあるかもしれません。
■入場ゲートからメインステージへの移動時間(成人男性目安)
GREEN STAGE 10分
WHITE STAGE 15分
RED MARQUEE 5分
FIELD OF HEAVEN 20分
入場ゲートから会場全体をぐるっと回ると1時間ちょっと。
ROOKIE A GO-GOのステージは会場外のため、チケットがなくても観覧可。
交通手段について:
https://www.fujirockfestival.com/access/index
オフィシャルツアー:
https://www.fujirockfestival.com/access/tour
服装/靴について
Q:雨の場合、晴れの場合の注意点はありますか?
A:雨でも晴れでも長袖の通気性のよいウインドブレーカーがあるといいですよ。雨にも対応できて寒さを防ぐことはもちろん、晴れると日差しが強いので日焼け対策としてもあると便利です。ステージを観ようと思うと日陰が少ないので、自分で日陰を作れるような工夫が必要です。
Q:長靴はあったほうがいいですか?
A:長靴よりも防水加工がされたハイキングシューズがおすすめです。結構天候が変わりやすく、土砂降りだと思ったらカンカン照りになることもあるので、長靴だとムレます。晴れでも雨でも山道でも万能なハイキングシューズがあればバッチリです。
Q:椅子はあったほうがいいですか?
A:ステージ後方のエリアなら椅子使用OKなのであると便利です。特にGREEN STAGEは傾斜になっていて、大きなモニターもあるので、後方で椅子に座っていても楽しめると思います。
※RED MARQUEEは椅子の使用は禁止
荷物について
Q:みなさん手荷物以外はどうしているのでしょうか?
A:荷物を置く場所はないので、キャンプの方は自分のテントに置いています。それ以外の方は必要最低限、基本移動の負担にならないくらいの量の荷物を持ち歩いています。手荷物預かり所もあるので、荷物のある方はそちらもご利用いただけます。
飲食について
Q:フェス飯って並ぶイメージがありますが、フジロックも並びますか?
A:時間帯にもよります。場内には11のフードエリアがあって昨年ですと80を超えるお店が出店しているので、スムーズに買える時もあれば、近くのステージでライブが終わった直後など混んだりする時もあります。電子マネーも使えますが、山奥のため電波状況によって使えない場合があるので、現金はあったほうがいいです。ちなみにビン・缶などの持ち込みは不可です。
とにかく熱中症には気を付けてほしいので、水分補給は心がけてください。あと、アルコールの飲み過ぎも注意が必要かなと思います。ステージごとの距離もあるので、マイボトルなど持ち歩いている方が多いですね。
グッズ購入について
Q:オフィシャルグッズ、アーティストグッズの購入も並びますか?
A:モバイル事前オーダー制を昨年から導入したので、グッズ売り場に長時間並ぶというのは稀になったと思います。
アーティストグッズも人気ですが、フジロックのロゴや年号が入ったグッズ、ごんちゃんグッズなども毎年人気で、昨年は早い段階で売り切れになったアイテムもあったと聞きました。
現在発売中のグッズ情報:
https://www.fujirockfestival.com/goods/index
おすすめの休憩エリア
Q:体力に自信がないのですが、おすすめの休憩エリアはありますか?
A:WHITE STAGEとFIELD OF HEAVENの間にGypsy Avalonというエリアがあるのですが、そこは人も多くなく出るアーティストもアンビエント系の静かな弾き語りとかなので、休憩するのにもいいと思います。
また、今年はFUJI ROCK go roundという新たなサービスパスが登場したのですが、これは場内をバスで移動できるのと、専用のラウンジや休憩所の利用もできるのでお子様連れの方や体力に自信のない方にはおすすめです。
FUJI ROCK go round:
https://www.fujirockfestival.com/news/detail/2866267eb72a4b2
ステージ・施設情報:
https://www.fujirockfestival.com/stage/
宿泊について
Q:地方のフェスには宿の問題がつきものですが、宿はみなさんどうしているのでしょうか?
A:近隣の宿泊施設などはすぐに満室になってしまうので、個人的にはフジロックを満喫できるキャンプがおすすめです。混みますがシャワーもありますし、なんといっても会場に一番近くて一番安いので。
あとは、実は日帰り参加でもフジロックは十分に楽しめると思います。
体力に自信がある方は、翌朝5時まで遊んでそのまま新幹線で帰ったり、ヘッドライナーを見てから帰れるツアーバスもあります。
お車の方は、シャトルバスが運行していない時間は駐車場に戻れませんが、翌朝7時まで駐車場が利用できるので仮眠も取れるかと。
オフィシャルツアーセンター:
https://www3.collaborationtours.com/fujirock/
その他
Q:参加するにあたって、事前に確認しておくべきことはありますか?
A:全般的なことでいうと、自分の観たいアーティストの出演時間を確認しておくこと。せっかくフジロックにきたのに観たいアーティストが観れなかったらもったいないので、タイムテーブルは必ずチェックして計画を立てておいた方がいいです。あとはトイレの場所。フジロックもほかのフェスと同様、並んだりするので余裕がある時に済ませておいたほうがいいです。
感想
約20分、相談してみた感想としては、山の中だから傾斜がある、天候に注意が必要ということくらいで、ぼんやりとした“山の中=辛い”という不安イメージはなくなりました。無理をしなければ体力も大丈夫そう。
時間に余裕をもって行動、あとは熱中症に注意(水分をしっかりとる)、靴はハイキングシューズがベスト。山の中とはいえ、ステージを観る場所は日陰がないそうなので、綿の大判ストールやバスタオルなんかもあるといいのかなと思いました。調べてみるといろいろなサイトで初心者ガイドが掲載されていますが、それぞれちょっとずつ違う意見なので、結局のところ体験してみないとわからないですね。
★東京ミッドタウン八重洲で開催するプレイベント「FUJI ROCK WEEK 2024」や岩盤店頭でも相談可能!
「FUJI ROCK WEEK 2024 at 東京ミッドタウン八重洲」
日程:2024年6月28日(金)〜6月30日(日)
会場:東京ミッドタウン八重洲1Fガレリア、2Fヤエスパブリック
詳細:
https://www.fujirockfestival.com/news/pickup04
岩盤
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO B1F
オフィシャルサイト:
https://ganban.net/
<イベント情報>
『FUJI ROCK FESTIVAL '24』
7月26日(金)~28日(日) 新潟・苗場スキー場
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/events/frf/
06/07 12:00
ぴあ