ショパン国際ピアノコンクール第2位入賞の実力を知る。シャルル・リシャール=アムラン ピアノ・リサイタル
9年前の2015年。ポーランドのワルシャワで開催された第17回「ショパン国際ピアノコンクール」において、第2位に輝き、併せてクリスチャン・ツィメルマン賞(ベスト・ソナタ賞)を受賞したピアニスト、シャルル・リシャール=アムランが来日公演を開催する。
1989年、カナダのケベック州ジョリエット生まれのアムランは、4歳の頃から父親にピアノを習い、モントリオールのマギル大学を経て世に出た俊英だ。近年では、チェコの「プラハの春音楽祭」や、フランスの「ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭」、ポーランドの「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」など、様々な音楽祭に出演するほか、欧米の主要なオーケストラとの共演によって、国際的な名声を高めている。
日本においては、ショパン・コンクールの翌2016年5月にリサイタルデビューを行って大成功を収めるなど、これまでに7度の来日を果たしている人気ぶりだ。
今回のリサイタルにおいては、モーツァルトの「ロンド」と、ショパンの「演奏会用アレグロ」及び、「ワルツ集」に、ベートーベンのピアノ・ソナタ第14番『月光』がメインに置かれた魅力的なプログラムが披露される。ショパンコンクールを経て、さらなる進歩を遂げた才能の今を楽しみたい。
シャルル・リシャール=アムラン
ピアノ・リサイタル
■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2448652
6月6日(木) 19:00開演
東京オペラシティ・コンサートホール
05/23 12:00
ぴあ