Number_i、杉咲花、仲野太賀ら「GQ MEN OF THE YEAR」受賞
メンズファッション・ライフスタイル誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン刊行)は26日、その年に圧倒的な活躍を見せた人を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2024」の受賞者を発表。今年は、岩井良太、岡村和義、北口榛花、杉咲花、仲野太賀、Number_i、バレーボール男子日本代表/キャプテン 石川祐希、ファーストサマーウイカ、堀米雄斗、村上隆に決定した(50音順)。
11月29日発売の『GQ JAPAN』2025年1・2月合併号では、「GQ MEN OF THE YEAR 2024」受賞者が表紙に登場し、3バージョンで届ける。
通常版は「GQ MEN OF THE YEAR 2024」のキーカラーであるレッドを基調に、ベスト・アーティスト賞を受賞した村上隆によるアートワークが表紙を飾る。1月号増刊 特別表紙版はベスト・ミュージック・グループ賞を受賞したNumber_iにフォーカスしたバージョン、2月号増刊 特別表紙版は受賞したアスリート3人に焦点を当て、通常版同様に村上隆のアートワークで展開。中面には全受賞者のロングインタビューや、『GQ JAPAN』でしか見ることができない撮り下ろし写真が掲載される。
さらに、2025年2月1日発売の『GQ JAPAN』3月号では、「GQ MEN OF THE YEAR 2024」授賞式当日のレポートを、当日の写真とともに紹介する。
各賞名と受賞理由は以下の通り。
○■岩井良太(AURALEEデザイナー)| ブレイクスルー・ファッションデザイナー賞
2015年のデビューから瞬く間に人気を博し、いまや日本を代表するブランドとなった岩井良太が手がける AURALEE(オーラリー)。日本のものづくりを生かし、着る人の個性を引き立てる上質でベーシックな服づくりは、まさに“今、着たい服”。2019年以来、パリ・ファッションウィークで発表を続け、ここ数シーズンは海外メディアも絶賛。世界が注目する日本人デザイナーの岩井良太を「ブレイクスルー・ファッションデザイナー賞」として選出する。
○■岡村和義(ミュージシャン)| ベスト・コラボレーション賞
「ベスト・コラボレーション賞」を受賞したのは、岡村和義。ソロアーティストとして30年以上活躍してきた岡村靖幸と斉藤和義がユニット結成を発表したのは、2023年末のこと。翌年1月の「I miss your fire」を皮切りに、5カ月連続で曲をリリース。5月からは全国8箇所12公演のツアーも行った。また、カジュアルにトークをする Podcast「POD OKUMADEーポッド、奥まで」も人気に。それぞれのキャリアを十分に積んだ、異なる個性を持つ2人のシンガーソングライターによるスペシャルユニットは、音楽界に大きな影響を与えている。
○■北口榛花(陸上女子やり投げ日本代表)| ベスト・アスリート賞
パリ五輪の女子やり投げ、決勝の 1 投目で 65m80 をマーク。日本女子史上初めてフィールド種目で金メダルを獲得する快挙となった。また、日本語、英語、チェコ語で流暢にメディア対応するコミュニケーション能力、競技力向上のため単身でチェコに渡って日本人とチェコ人コーチのパートナーシップを成立させた行動力、そして、笑顔を絶やさないキャラクターは活動拠点のチェコでも高い評価を得ている。競技者としての圧倒的な実力とその人柄で、各国のライバルからも慕われるやり投げ女王を「ベスト・アスリート賞」として讃える。
○■杉咲花(俳優)| ベスト・アクター賞
ヤングケアラーの歩みを通して社会に横たわる無理解・搾取・暴力に切り込んだ映画『52ヘルツのクジラたち』、記憶障害の脳外科医が患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』など 、2024年の出演作では圧巻の演技力で注目を集めた杉咲花。「物語で描かれる“現実の問題” から目を逸らさない」との思いから、脚本制作から宣伝会議に至るまで参加するなど、作品に真摯に向き合う姿は業界でも高い評価を得ている。そんな杉咲花の誠実さ、役者としての姿勢を讃えるべく、「ベスト・アクター賞」を授与する。
○■仲野太賀(俳優)| ブレイクスルー・アクター賞
テレビでは NHK 連続テレビ小説『虎に翼』やドラマ『新宿野戦病院』といった話題作に出演し、映画では『笑いのカイブツ』『十一人の賊軍』など6本に出演した仲野太賀。現在、岩松了による舞台『峠の我が家』に出演中だ。テレビ、映画、舞台で縦横無尽に圧倒的な活躍を見せ、豊かな表現力で多くの人を魅了した実力派俳優に、「ブレイクスルー・アクター賞」を贈る。
○■Number_i(アーティスト)| ベスト・ミュージック・グループ賞
2023年にグループ結成し、2024年1月1日に『GOAT』で鮮烈なデビューをした Number_i。4月には世界最大級の音楽フェス、コーチェラに出演して世界への扉を開き、8月にはサマーソニックのメインステージに出演、9月にはフルアルバム『NO.I』をリリース。2023年のグループ結成から1年足らずで、躍進的な活躍を見せ、日本の音楽界に旋風を巻き起こす平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太の3人に「ベスト・ミュージック・グループ賞」を授与する。
○■バレーボール男子日本代表/キャプテン 石川祐希| ベスト・チーム賞
2024年のネーションズリーグ・銀メダル獲得から、1972 年のミュンヘン大会以来、52年ぶりの金メダル獲得に挑んだ2024年のパリ五輪まで、スポーツシーンを大いに盛り上げたバレーボール男子日本代表。パリ五輪準々決勝のイタリア戦では競技別視聴率で1位に輝くなど、潜在的な人気の高さを証明した。1980年以来ともいわれるバレーボール人気を牽引するバレーボール男子日本代表を「GQ MEN OF THE YEAR」に選出。主将としてチームを率いる石川祐希に「ベスト・チーム賞」を授与する。
○■ファーストサマーウイカ(俳優・タレント)| ブレイクスルー・エンターテイナー賞
バラエティから音楽、ドラマ、ラジオまで、多彩な顔を持ち、どんなジャンルにおいても独特の個性を放つファーストサマーウイカ。今年は大河ドラマ『光る君へ』で清少納言役を演じ、演技力も高く評価された。また、TBSドラマ『不適切にもほどがある!』のゲスト出演や、セガ『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』の主要キャストにも選ばれるなど、大きく花開いた一年。まさに「ブレイクスルー・エンターテイナー賞」にふさわしい活躍だった。
○■堀米雄斗(プロスケートボーダー)| ベスト・アスリート賞
パリ五輪のスケートボード男子ストリートでは、東京大会に続いてメダルを獲得。東京五輪の後に目標を失って「地獄のように苦しい日々だった」という長いスランプを乗り越えて2大会連続金メダルとなった。メダル圏外の7位で迎えたベストトリック最後のチャレンジ、重圧がかかる場面で超難易度の大技を決めて雄叫びをあげると会場のボルテージは最高潮に。この場面は、大会ベストシーンの1つに選ばれた。世界のトップスケーターとしての実力を証明した堀米雄斗を「ベスト・アスリート賞」に選出する。
○■村上隆(現代美術作家)| ベスト・アーティスト賞
8年ぶりの日本での大規模個展となる京都市京セラ美術館での「村上隆 もののけ 京都」に始まり、JP THE WAVY とのコラボユニット〈MNNK Bro.〉結成、NewJeans とのコラボレーションと、アート界のみならずエンターテインメントの世界も巻き込み、2024 年を席巻した村上隆。AI や NFT、あるいは YouTube にトレーディングカードと最新テクノロジーやメディアを駆使して、アートの概念、そして可能性を拡張し続ける村上隆を「ベスト・アーティスト賞」に選出。2008年以来、2度目の「GQ MEN OF THE YEAR」受賞となる。
【編集部MEMO】
『GQ JAPAN』は、1957年に米国で創刊し、現在19の国と地域で発行する、世界で最初のメンズファッション&ライフスタイル誌『GQ』の日本版として、2003年4月に創刊。知性・品性・感性を備え、ビジネスとプライベートの両方で“本質”にこだわる男性のための24時間365日の情報源として、多くのビジネスパーソンからの支持を得ている。時代に影響を与える各界の男性たちを毎年年末に表彰する「GQ MEN OF THE YEAR」も好評。
11月29日発売の『GQ JAPAN』2025年1・2月合併号では、「GQ MEN OF THE YEAR 2024」受賞者が表紙に登場し、3バージョンで届ける。
通常版は「GQ MEN OF THE YEAR 2024」のキーカラーであるレッドを基調に、ベスト・アーティスト賞を受賞した村上隆によるアートワークが表紙を飾る。1月号増刊 特別表紙版はベスト・ミュージック・グループ賞を受賞したNumber_iにフォーカスしたバージョン、2月号増刊 特別表紙版は受賞したアスリート3人に焦点を当て、通常版同様に村上隆のアートワークで展開。中面には全受賞者のロングインタビューや、『GQ JAPAN』でしか見ることができない撮り下ろし写真が掲載される。
さらに、2025年2月1日発売の『GQ JAPAN』3月号では、「GQ MEN OF THE YEAR 2024」授賞式当日のレポートを、当日の写真とともに紹介する。
各賞名と受賞理由は以下の通り。
○■岩井良太(AURALEEデザイナー)| ブレイクスルー・ファッションデザイナー賞
2015年のデビューから瞬く間に人気を博し、いまや日本を代表するブランドとなった岩井良太が手がける AURALEE(オーラリー)。日本のものづくりを生かし、着る人の個性を引き立てる上質でベーシックな服づくりは、まさに“今、着たい服”。2019年以来、パリ・ファッションウィークで発表を続け、ここ数シーズンは海外メディアも絶賛。世界が注目する日本人デザイナーの岩井良太を「ブレイクスルー・ファッションデザイナー賞」として選出する。
○■岡村和義(ミュージシャン)| ベスト・コラボレーション賞
「ベスト・コラボレーション賞」を受賞したのは、岡村和義。ソロアーティストとして30年以上活躍してきた岡村靖幸と斉藤和義がユニット結成を発表したのは、2023年末のこと。翌年1月の「I miss your fire」を皮切りに、5カ月連続で曲をリリース。5月からは全国8箇所12公演のツアーも行った。また、カジュアルにトークをする Podcast「POD OKUMADEーポッド、奥まで」も人気に。それぞれのキャリアを十分に積んだ、異なる個性を持つ2人のシンガーソングライターによるスペシャルユニットは、音楽界に大きな影響を与えている。
○■北口榛花(陸上女子やり投げ日本代表)| ベスト・アスリート賞
パリ五輪の女子やり投げ、決勝の 1 投目で 65m80 をマーク。日本女子史上初めてフィールド種目で金メダルを獲得する快挙となった。また、日本語、英語、チェコ語で流暢にメディア対応するコミュニケーション能力、競技力向上のため単身でチェコに渡って日本人とチェコ人コーチのパートナーシップを成立させた行動力、そして、笑顔を絶やさないキャラクターは活動拠点のチェコでも高い評価を得ている。競技者としての圧倒的な実力とその人柄で、各国のライバルからも慕われるやり投げ女王を「ベスト・アスリート賞」として讃える。
○■杉咲花(俳優)| ベスト・アクター賞
ヤングケアラーの歩みを通して社会に横たわる無理解・搾取・暴力に切り込んだ映画『52ヘルツのクジラたち』、記憶障害の脳外科医が患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』など 、2024年の出演作では圧巻の演技力で注目を集めた杉咲花。「物語で描かれる“現実の問題” から目を逸らさない」との思いから、脚本制作から宣伝会議に至るまで参加するなど、作品に真摯に向き合う姿は業界でも高い評価を得ている。そんな杉咲花の誠実さ、役者としての姿勢を讃えるべく、「ベスト・アクター賞」を授与する。
○■仲野太賀(俳優)| ブレイクスルー・アクター賞
テレビでは NHK 連続テレビ小説『虎に翼』やドラマ『新宿野戦病院』といった話題作に出演し、映画では『笑いのカイブツ』『十一人の賊軍』など6本に出演した仲野太賀。現在、岩松了による舞台『峠の我が家』に出演中だ。テレビ、映画、舞台で縦横無尽に圧倒的な活躍を見せ、豊かな表現力で多くの人を魅了した実力派俳優に、「ブレイクスルー・アクター賞」を贈る。
○■Number_i(アーティスト)| ベスト・ミュージック・グループ賞
2023年にグループ結成し、2024年1月1日に『GOAT』で鮮烈なデビューをした Number_i。4月には世界最大級の音楽フェス、コーチェラに出演して世界への扉を開き、8月にはサマーソニックのメインステージに出演、9月にはフルアルバム『NO.I』をリリース。2023年のグループ結成から1年足らずで、躍進的な活躍を見せ、日本の音楽界に旋風を巻き起こす平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太の3人に「ベスト・ミュージック・グループ賞」を授与する。
○■バレーボール男子日本代表/キャプテン 石川祐希| ベスト・チーム賞
2024年のネーションズリーグ・銀メダル獲得から、1972 年のミュンヘン大会以来、52年ぶりの金メダル獲得に挑んだ2024年のパリ五輪まで、スポーツシーンを大いに盛り上げたバレーボール男子日本代表。パリ五輪準々決勝のイタリア戦では競技別視聴率で1位に輝くなど、潜在的な人気の高さを証明した。1980年以来ともいわれるバレーボール人気を牽引するバレーボール男子日本代表を「GQ MEN OF THE YEAR」に選出。主将としてチームを率いる石川祐希に「ベスト・チーム賞」を授与する。
○■ファーストサマーウイカ(俳優・タレント)| ブレイクスルー・エンターテイナー賞
バラエティから音楽、ドラマ、ラジオまで、多彩な顔を持ち、どんなジャンルにおいても独特の個性を放つファーストサマーウイカ。今年は大河ドラマ『光る君へ』で清少納言役を演じ、演技力も高く評価された。また、TBSドラマ『不適切にもほどがある!』のゲスト出演や、セガ『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』の主要キャストにも選ばれるなど、大きく花開いた一年。まさに「ブレイクスルー・エンターテイナー賞」にふさわしい活躍だった。
○■堀米雄斗(プロスケートボーダー)| ベスト・アスリート賞
パリ五輪のスケートボード男子ストリートでは、東京大会に続いてメダルを獲得。東京五輪の後に目標を失って「地獄のように苦しい日々だった」という長いスランプを乗り越えて2大会連続金メダルとなった。メダル圏外の7位で迎えたベストトリック最後のチャレンジ、重圧がかかる場面で超難易度の大技を決めて雄叫びをあげると会場のボルテージは最高潮に。この場面は、大会ベストシーンの1つに選ばれた。世界のトップスケーターとしての実力を証明した堀米雄斗を「ベスト・アスリート賞」に選出する。
○■村上隆(現代美術作家)| ベスト・アーティスト賞
8年ぶりの日本での大規模個展となる京都市京セラ美術館での「村上隆 もののけ 京都」に始まり、JP THE WAVY とのコラボユニット〈MNNK Bro.〉結成、NewJeans とのコラボレーションと、アート界のみならずエンターテインメントの世界も巻き込み、2024 年を席巻した村上隆。AI や NFT、あるいは YouTube にトレーディングカードと最新テクノロジーやメディアを駆使して、アートの概念、そして可能性を拡張し続ける村上隆を「ベスト・アーティスト賞」に選出。2008年以来、2度目の「GQ MEN OF THE YEAR」受賞となる。
【編集部MEMO】
『GQ JAPAN』は、1957年に米国で創刊し、現在19の国と地域で発行する、世界で最初のメンズファッション&ライフスタイル誌『GQ』の日本版として、2003年4月に創刊。知性・品性・感性を備え、ビジネスとプライベートの両方で“本質”にこだわる男性のための24時間365日の情報源として、多くのビジネスパーソンからの支持を得ている。時代に影響を与える各界の男性たちを毎年年末に表彰する「GQ MEN OF THE YEAR」も好評。
11/26 13:00
マイナビニュース