兒玉遥、うつ病体験談や美容整形を告白した思い 外見への執着からの解放も語る「自分のことを愛せるように」
●「人と比べて自分を苦しめていた」過去からの変化
アイドルグループ・HKT48の元メンバーで女優として活動している兒玉遥。現在放送中のNHK連続テレビ小説『おむすび』で警察官・川合紗香役を演じたことも話題となったが、11月22日よりWEBで公開されたショートドラマシリーズ『シゴトはもっと楽しめる』の第2弾『ワンチーム、ワンホーム』では、建設業界で働く新人役を演じている。また、YouTubeなどで、美容やグルメ、自身の胸の内など様々な情報を発信。兒玉にインタビューし、発信するやりがいや自身の変化について話を聞いた。
――YouTubeやXなどでご自身のことを赤裸々に発信されていますが、発信するやりがいをどのように感じていますか?
私が経験したことが誰かのためになったらいいなと。うつ病で休んでいた時の話など、表立ってされる方がなかなかいないので、ちょっとでも誰かの励みになればいいなと思って発信しています。美容や食べることが大好きなどで、そういうものも発信して、共感してもらえたり、誰かの癒やしになったらいいなと思っています。
――20キロのダイエットに成功した方法を紹介する動画も話題に。
ダイエット動画は一生保存できるぐらいためになる動画にしようと思って作りました! 20キロも激太りした人はあまりいないと思うので面白がって見てもらえた気がします。
――メイクやヘアアレンジを紹介する動画も、「参考になった」「わかりやすい」といった声があり、参考にしている女性が多いようですね。
そうだとうれしいです。最近グラビアが多かったので男性のファンが増えて、女性の方にどうアプローチしたらいいんだろうと考えているんですけど、美容面とか一緒に頑張っていこうという方が増えてくれたらいいなと思っています。
――美容整形も告白され、その総額が1000万円を超えているということも公表されましたが、告白した思いをお聞かせください。
私が芸能の仕事を始めた頃は、美容整形イコール悪みたいなイメージが強かったですが、韓国のトレンドもあって、最近は赤裸々に公表している方も多いなと。カジュアルに発信するのが今っぽいというか、そういう時代になってきたと思ったので、今なら大丈夫かなという感じで公表しました。
――告白に対して「親しみやすく感じた」「飾らない感じで素敵」といった声が上がっていましたね。
批判的なコメントより、「言ってくれて好感度高い」とか、いい感じのコメントが多くてよかったです。
――コンプレックスが多かったそうですが、解消されてきましたか?
若い時は何か変えてちょっとでも良くなりたいという気持ちでいっぱいで。良くなったと思う部分もありますが、今思い返せば、整形しないほうがよかったなと思うのが9割ぐらいです(笑)。知らないでやると危険なところもあるので、あまり表立って「いいよ」とは言えないです。でも、後悔しても仕方ないので、勉強代になったなと思うようにしています。
――少しでも良くなりたいという願望は薄くなってきたのでしょうか。
グループ時代は特に、人と比べて自分を苦しめていたなと思いますが、休養期間を2年ぐらいいただいて、ゆっくり周りを見た時に、人と比べる必要はないんだなと。自分が誰かと比べているだけで、周りの人は比べながら人を見てないと気づけた瞬間、そういう風に思えるようになりました。外見への執着もありましたが、自分が誰かと接する時にあまり気にしてないと気づいたら、自分が自分に求めているだけなんだなと思うようになりました。
――昔は追い求める理想がすごく高かったんですね。
そうですね。今、理想に近づけたのかはわからないですが、前よりも自分に優しくなれて、自分のことを愛せるように。そうなってから毎日がハッピーになりました!
●女優業の充実に喜び 資格を生かした活動にも意欲
――2024年はご自身にとってどんな年になっていますか?
あっという間でした。女優業に関しては、今までで一番忙しく過ごせてうれしいです。
――ショートドラマ『ワンチーム、ワンホーム』(アシックスジャパン制作)では、建設業を舞台に、中村獅童さんがベテランの坂井、兒玉遥さんが新人の内藤、砂川脩弥さんが新人の陣内を演じられています。本作に出演した感想をお聞かせください。
縦型動画が初めてだったのですごく新鮮で、この職業をやっていると時代の流れやトレンドを知ることができて楽しいなと思いました。そして、中村獅童さんという、幼い頃からテレビで見ていた方と共演することができ、すごくいい機会をいただけて幸せでした。
――今28歳ですが、今後はどうなっていきたいと思い描いていますか?
どうなっていくんだろう!? 全然わからないですけど、今をキープしながらさらに成長したいです。お芝居ももっともっと磨いていきたいですし、やりたいこともたくさんあるので。
――目指している女優像も教えてください。
役を演じている時にしっかり役を全うできたらいいなと。そして、進化していける女優さんでいたいです。
――心理カウンセラー、ピラティストレーナー、ヨガトレーナー、温泉ソムリエと、資格もたくさん取られていますが、取ろうと思ったきっかけを教えてください。
1回勉強したらしっかり資格を取っておきたいなと思ったんです。休養していた当時は芸能界に戻ろうと思ってなかったので、何になろうかなと思った時に、何か好きなことを……自分の経験も生かせる心理カウンセラーの資格を取ったり、ピラティスやヨガも趣味として好きだったので、先生になろっかなという感じで資格を取りました。
――今後、資格を生かした活動もできたらと思いも?
あります! いずれそういった活動もしていきたいです。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
これからもいろいろなことを発信していくので楽しんでいただけたらうれしいです。そして、ショートドラマ『ワンチーム、ワンホーム』は今までにない新しい感じになっているので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。
■兒玉遥
1996年9月19日生まれ、福岡県出身。2011年にHKT48の第1期生オーディションに合格し、同グループのメンバーとして活動を開始。何度もセンターポジションを務めるなど中心メンバーとして活躍する。2019年に同グループ卒業後、本格的に女優活動を開始。2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』で朝ドラ初出演を果たした。
アイドルグループ・HKT48の元メンバーで女優として活動している兒玉遥。現在放送中のNHK連続テレビ小説『おむすび』で警察官・川合紗香役を演じたことも話題となったが、11月22日よりWEBで公開されたショートドラマシリーズ『シゴトはもっと楽しめる』の第2弾『ワンチーム、ワンホーム』では、建設業界で働く新人役を演じている。また、YouTubeなどで、美容やグルメ、自身の胸の内など様々な情報を発信。兒玉にインタビューし、発信するやりがいや自身の変化について話を聞いた。
――YouTubeやXなどでご自身のことを赤裸々に発信されていますが、発信するやりがいをどのように感じていますか?
私が経験したことが誰かのためになったらいいなと。うつ病で休んでいた時の話など、表立ってされる方がなかなかいないので、ちょっとでも誰かの励みになればいいなと思って発信しています。美容や食べることが大好きなどで、そういうものも発信して、共感してもらえたり、誰かの癒やしになったらいいなと思っています。
――20キロのダイエットに成功した方法を紹介する動画も話題に。
ダイエット動画は一生保存できるぐらいためになる動画にしようと思って作りました! 20キロも激太りした人はあまりいないと思うので面白がって見てもらえた気がします。
――メイクやヘアアレンジを紹介する動画も、「参考になった」「わかりやすい」といった声があり、参考にしている女性が多いようですね。
そうだとうれしいです。最近グラビアが多かったので男性のファンが増えて、女性の方にどうアプローチしたらいいんだろうと考えているんですけど、美容面とか一緒に頑張っていこうという方が増えてくれたらいいなと思っています。
――美容整形も告白され、その総額が1000万円を超えているということも公表されましたが、告白した思いをお聞かせください。
私が芸能の仕事を始めた頃は、美容整形イコール悪みたいなイメージが強かったですが、韓国のトレンドもあって、最近は赤裸々に公表している方も多いなと。カジュアルに発信するのが今っぽいというか、そういう時代になってきたと思ったので、今なら大丈夫かなという感じで公表しました。
――告白に対して「親しみやすく感じた」「飾らない感じで素敵」といった声が上がっていましたね。
批判的なコメントより、「言ってくれて好感度高い」とか、いい感じのコメントが多くてよかったです。
――コンプレックスが多かったそうですが、解消されてきましたか?
若い時は何か変えてちょっとでも良くなりたいという気持ちでいっぱいで。良くなったと思う部分もありますが、今思い返せば、整形しないほうがよかったなと思うのが9割ぐらいです(笑)。知らないでやると危険なところもあるので、あまり表立って「いいよ」とは言えないです。でも、後悔しても仕方ないので、勉強代になったなと思うようにしています。
――少しでも良くなりたいという願望は薄くなってきたのでしょうか。
グループ時代は特に、人と比べて自分を苦しめていたなと思いますが、休養期間を2年ぐらいいただいて、ゆっくり周りを見た時に、人と比べる必要はないんだなと。自分が誰かと比べているだけで、周りの人は比べながら人を見てないと気づけた瞬間、そういう風に思えるようになりました。外見への執着もありましたが、自分が誰かと接する時にあまり気にしてないと気づいたら、自分が自分に求めているだけなんだなと思うようになりました。
――昔は追い求める理想がすごく高かったんですね。
そうですね。今、理想に近づけたのかはわからないですが、前よりも自分に優しくなれて、自分のことを愛せるように。そうなってから毎日がハッピーになりました!
●女優業の充実に喜び 資格を生かした活動にも意欲
――2024年はご自身にとってどんな年になっていますか?
あっという間でした。女優業に関しては、今までで一番忙しく過ごせてうれしいです。
――ショートドラマ『ワンチーム、ワンホーム』(アシックスジャパン制作)では、建設業を舞台に、中村獅童さんがベテランの坂井、兒玉遥さんが新人の内藤、砂川脩弥さんが新人の陣内を演じられています。本作に出演した感想をお聞かせください。
縦型動画が初めてだったのですごく新鮮で、この職業をやっていると時代の流れやトレンドを知ることができて楽しいなと思いました。そして、中村獅童さんという、幼い頃からテレビで見ていた方と共演することができ、すごくいい機会をいただけて幸せでした。
――今28歳ですが、今後はどうなっていきたいと思い描いていますか?
どうなっていくんだろう!? 全然わからないですけど、今をキープしながらさらに成長したいです。お芝居ももっともっと磨いていきたいですし、やりたいこともたくさんあるので。
――目指している女優像も教えてください。
役を演じている時にしっかり役を全うできたらいいなと。そして、進化していける女優さんでいたいです。
――心理カウンセラー、ピラティストレーナー、ヨガトレーナー、温泉ソムリエと、資格もたくさん取られていますが、取ろうと思ったきっかけを教えてください。
1回勉強したらしっかり資格を取っておきたいなと思ったんです。休養していた当時は芸能界に戻ろうと思ってなかったので、何になろうかなと思った時に、何か好きなことを……自分の経験も生かせる心理カウンセラーの資格を取ったり、ピラティスやヨガも趣味として好きだったので、先生になろっかなという感じで資格を取りました。
――今後、資格を生かした活動もできたらと思いも?
あります! いずれそういった活動もしていきたいです。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
これからもいろいろなことを発信していくので楽しんでいただけたらうれしいです。そして、ショートドラマ『ワンチーム、ワンホーム』は今までにない新しい感じになっているので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。
■兒玉遥
1996年9月19日生まれ、福岡県出身。2011年にHKT48の第1期生オーディションに合格し、同グループのメンバーとして活動を開始。何度もセンターポジションを務めるなど中心メンバーとして活躍する。2019年に同グループ卒業後、本格的に女優活動を開始。2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』で朝ドラ初出演を果たした。
11/22 09:00
マイナビニュース