寺田心、成長止まらず現在173cm「今も伸び続けている」 目標の“俳優と獣医の両立”についても語る

●筋トレで体格変化 身長は「180cmくらいほしい」
メディアに登場するたび、その成長ぶりが話題となる寺田心。10月19日に千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」では「ANNA SUI」のファッションショーにサプライズで登場し、笑顔を封印した雰囲気激変のクールなランウェイに、観客は大いにどよめいた。

3歳から芸能活動をスタートさせた寺田は、現在16歳。今春に高校生となった。身長も伸び続けており、私たちの知る“心くん”から、“俳優・寺田心”へと成長中だ。そんな彼にマイナビニュースは個別取材を行い、変化したことなど話を聞いた。

初めてのガルアワランウェイは「めちゃくちゃ緊張しました」と寺田。「心臓バクバクで、頭の中が真っ白になりました。歩いている時間もあっという間で…。歩き方をこうしようとか、めちゃくちゃいろいろ考えていたんですけど、頭から飛んじゃいました(笑)。ランウェイトップに立ったことも、思い出せない。どんな景色だったんだろう? って。お客さんの歓声も聞こえなかったです」とドキドキだったと振り返る。

今春に高校生に。ここ数年、初めてのことをたくさん経験し、自分自身でも変化を実感すると話す。「まずは体格が変わりました。中学からバスケ部に入っていて、筋トレや体作りが好きになったことが大きいです。入部するまで何も運動してこなかったのですが、友達から『ガタイがいいね』と褒められて。そこからちゃんと筋トレをするようになりました。ダンベルで肩や腕を鍛えたり、腕立てをやったり、週3でトレーニングしています。休憩日を作りながら」。

身長も伸び続いている。現在173センチだが、中学入学時からおよそ45センチ伸び、「去年からの1年間だと12、3センチくらいは伸びた」という。「自分ではこんなに伸びるとは思っていなかったです。中学入学時がとても小さかったので、最終的にどれぐらい伸びるかなと思っていました。身長は今もずっと伸び続けていて止まらない」と自分でも驚いている。

視線もこれまでとは大きく異なり「これまで自分が1番年下で1番小さいという現場が多かったのですが、大きくなったことでそれが変わった。とても不思議な気持ちです。台所で届かなかった場所に手が届くようになったり、換気扇に頭をぶつけたりして、大きくなったなぁと実感します」と変化を話す。

最終的に身長は何センチほしいのか理想を聞くと、「178から180センチくらい」。「いまの身長からだとあと7センチくらいだから…意外といけそうかな(笑)」とはにかんだ。

●獣医を目指したきっかけは“一冊の本”「自分で命を救えないかと」
高校生になり、キャリアについて考える機会が増えた。「勉強はもちろん、自分の将来をすごく考えるようになりました。お仕事だったり、自分の夢だったり。いまからどうしていこうかな、決めないとな、と思っています」。

俳優としての活躍はもちろん、獣医になることを目標に掲げている寺田。どちらか一方ではなく、俳優と獣医を両立していく方法を模索している。「獣医になりたいと思ったのは動物への愛もありますし、小学校3年生の頃に母から『犬の話』という本をもらったんです。捨てられた犬がどうなるかという内容なのですが、殺処分や動物の保護について興味を持ちました。そこから、自分で命を救えないかと。俳優とどんな風に両立してやっていこうかなと、いま考えているところです」と熱く語る。

学業に、部活に、芸能活動に、多忙な日々を送る16歳。今後の抱負は「将来のことをしっかりと考えて、いま目の前にある仕事をしっかりと取り組んでいきたいです。来年は何事も挑戦する年にしたい」と未来をまっすぐ見据えている。

■寺田心
2008年6月10日生まれ、愛知県出身。3歳から芸能活動をスタート。CMで注目を集めると「心くん」の愛称で多くの人に親しまれる。NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』(17)で虎松の幼少期を演じるなど、さまざまな作品で子役として活躍。2023年公開のスタジオポノック制作のアニメーション映画『屋根裏のラジャー』では、変声期直前に声優として収録に参加し、主演を務める。2024年の春、高校に入学。

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