野呂佳代、女優としても引っ張りだこ 佐久間宣行氏も絶大な信頼「お芝居のうまさに加えて、笑いも生み出せる人」

アイドルグループ・AKB48とSDN48の元メンバーで、タレント・女優として活躍している野呂佳代。9月3日より配信されているNetflixのトークサバイバル番組『トークサバイバー!ラスト・オブ・ラフ』では、芸人たちに交じってエピソードトークで勝負に挑み、演技力も発揮している。『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』シリーズの企画演出・プロデューサーを務め、『ゴッドタン』(テレビ東京)で野呂と長年一緒に仕事をしている佐久間宣行氏にインタビューし、野呂の魅力を聞いた。

○女優としての活躍は当然「そりゃそうだよなと思います」

トーク力を生かしてバラエティで活躍しつつ、女優としても引っ張りだこの野呂。今年は、NHK大河ドラマ『光る君へ』、カンテレ・フジテレビ系『アンメット ある脳外科医の日記』、TBS系『西園寺さんは家事をしない』などに出演し、存在感を放っている。

佐久間氏は、野呂の一番の魅力は演技力だと語る。

「『ゴッドタン』のレギュラーをお願いしたのも、芝居がうまいからなんです。『ゴッドタン』でコントをやってもらった時に、芝居がダントツでうまいなと思って。アイドル出身だし、まだ女優として認められてないからその仕事がなかっただけで、いずれ来るだろうなと思いました」

もちろんバラエティでのトーク力も高く評価している。

「紆余曲折してきて売れなかった時期も長いから、話せるエピソードがたくさんあって、芝居とトークと、その2つが彼女の魅力だと思います。どのキャリアも無駄になってないところがいいですよね」

近年の野呂の女優としての活躍を「そりゃそうだよなと思います」と当然だと感じている佐久間氏。「『ゴッドタン』の現場で昔よりも自信をつけてくれたというのもあると思います。何を振っても頑張ってくれて」と話した。

マルチな活躍を見せる野呂だが、肩書きについて佐久間氏は「今は女優としての仕事が本業でいいと思うので、“女優”じゃないかなと。“面白い女優”でいいと思います」との見方を示した。

『トークサバイバー!』で芸人たちの中で物怖じせずにエピソードを披露する野呂。佐久間氏は「芸人さんの中にいても緊張しないんですよ。これまでたくさん絡んできているという経験が大きいと思います」と語る。

今後の野呂への期待を尋ねると、「たぶんこのまま何をやってもうまくやってくれると思いますが、いつか主演ドラマを見たいなと思います」と答え、「僕もまた演技力が必要なお笑いで力を借りたいなと。お芝居のうまさに加えて、笑いも生み出せる人なので。彼女は面白いですよ」と絶大な信頼を寄せていた。

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