学生向けパチンコ全国大会「PS:JAPAN 2024」、地元・沖縄チームがチャンピオンに

一般社団法人「全日本学生遊技連盟(学遊連)」が主催する学生向けパチンコ・パチスロ大会「PS:JAPAN 2024」は、2024年9月1日(日)~3日(火)に沖縄県で知識テストと実技テストによる決勝大会を行い、沖縄代表の「セグが気になる常勝軍団」チームがチャンピオンに輝いた。

全国10ブロックからエントリーした794チーム・3,255人が地方大会で代表の座を競い、22チーム・102人が決勝大会に進出、沖縄で3日間の熱い戦いを繰り広げた。毎日行われた実技テスト(3回)と、ギャンブル等依存問題への理解を深める設問を含めた知識テスト1回の合計ポイントを競う決勝大会は、連日接戦となり、2日目を10位台で終えた地元沖縄ブロックの「セグが気になる常勝軍団」が最終日、チーム力で挽回し優勝を手にした。

優勝チームの6人には、優勝トロフィーと1人111万円、チーム合計666万円の奨学金が授与され、優勝チームからは「地元沖縄でこんなすばらしい大会に参加でき、また3位入賞すらも危ぶまれていたのに優勝もできて嬉しいです」と喜びの声があがった。

開会にあたり学遊連・毒島大輔理事長は「第2回大会を盛大に執り行うことができたのも、多くのみなさまのご支援の賜物と深く感謝申し上げます。予選も含め、実技テスト、知識テストともに真剣な面持ちで取り組む選手の姿が印象的でした。また知識テストではギャンブル等依存問題の座学を、上位進出のための点数獲得ポイントとして用意したことから、この大会を通して、知識をもとに今後より一層楽しんでいただけるようになったのではないかと思います」とあいさつした。

また、後援したぱちんこ広告協議会(PAA)・嶋田崇理事長は「今年もこうして学遊連を支えることができ安堵しております。PAAは様々な形で業界発展のために尽力してまいりますので、今後もぜひともみなさまのお力添えをいただけますようお願いいたします」と述べた。

式典来賓ご挨拶として全日遊連・阿部恭久理事長は、「PS:JAPAN 2024」の開催を祝すとともに、若年層にも業界が取り組んでいるギャンブル依存対策を理解しながら、パチンコを楽しむファンが増えていくことを願うと述べ、「うちの町にパチンコ店があってよかったよねと言ってもらえるような環境を作っていければと思っています。この素晴らしい大会を、来年再来年と継続していただいて、多くの方に楽しんでいただけるよう一層の支援をしていきたいと思います」とあいさつした。

続いて一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟・金光淳用代表理事からは、今年6月に発表された業界パーパス「遊びの力で、心を元気に。」に触れ、「まもなくパチンコ営業が始まって100年を迎えますが、なぜパチンコが日本にこんなにも長きにわたって存在するのか、そしてこれからどこに向かっていくのかをまとめていこうとパーパスを作りました。パチンコという娯楽が存在し続けられるのは日本が平和であり、その象徴としてこの世の中に必要とされ続ける存在になる大きなエネルギーが詰まっていると思います。そのことをどうかご理解いただいて、ますます楽しくパチンコに親しんでいただければと思っています」との祝辞がおくられた。

また当日来場できなかった一般社団法人日本遊技関連事業協会・西村拓郎会長、日本遊技機工業組合・榎本善紀理事長、日本電動式遊技機工業協同組合・小林友也理事長からも祝電がおくられた。

◎優勝チーム「セグが気になる常勝軍団」コメント
この6人は中学・高校からの仲間で、大学生活の暇な時に一緒にパチンコしたりして遊んでいる仲間です。辛い時期もあったりして、一発逆転を狙って参加しました。
沖縄は若者のぱちんこユーザーがほとんどいないのですが、この大会を通じて、本土から来ている熱量の高い同年代の人たちとパチンコ・パチスロを打ててとても楽しかったし、負けてられないなって思いました。
PS:JAPANのような大会はスポーツみたいにパチンコ・パチスロが楽しめるし、今回僕らも、うちなーんちゅとして沖縄の若い子達に夢を与えることができたかなって思うので、沖縄の若い子たちでパチンコ・パチスロを始める人が増えてくれたら良いなって思います。

◎「PS:JAPAN 2024」に参加した学生の声(一部抜粋)
・知らない人とも、パチンコという共通の話題があるため話すことができた。
・パチンコに興味がある人がいっぱいいて仲間だなーと感じた。
・地方予選の実技テストにて隣に座った別のチームの人と話しながら遊技することができたので楽しい時間を過ごせました。
・初めてパチンコを打ったが、他チームが教えてくれて、楽しく打てた。
・地方の人とメンバーを組んでいて、1人での実践だったのだが、他チーム選手と仲良くなることで楽しめた。

■「PS:JAPAN 2024」大会概要
【目的】健全な遊技方法を理解した「将来的なユーザーの創出」
【日時、会場】
<地方大会>
全国10ブロック、47店舗での実技テストと、知識テスト(オンライン)により代表チームを選出
<決勝大会>
9月1日(日)~3日(火)
実技テスト会場 サンシャインNEXT宜野湾店
知識テスト会場 ロワジールホテル那覇
<表彰式>
9月3日(火)
ロワジールホテル那覇
【主催】一般社団法人全日本学生遊技連盟
【後援】一般社団法人 日本遊技関連事業協会、日本遊技機工業協同組合、日本電動式遊技機工業協同組合、一般社団法人ぱちんこ広告協議会

【結果】
<順位>
・優勝: 沖縄「セグが気になる常勝軍団」、獲得ポイント:12,833pt
・準優勝:近畿「チームKG’z」、獲得ポイント:11,690pt
・3位:関東&甲信「世紀末チュー王」、獲得ポイント:11,625pt
<エントリー総数>
794チーム、3,255人
<決勝大会参加者数>
22チーム、102人

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