『刀ステ』「心伝」開幕! 加州清光役・松田凌「我々なりの王道、誠を目指し…」

舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯 の公開ゲネプロが、7日に東京・THEATER MILANO-Zaで行われた。

名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案にし、末満健一が脚本・演出を手掛けるストレートプレイ版の舞台化作品・舞台『刀剣乱舞』(通称:刀ステ)の最新作「舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯」。

加州清光(松田 凌)、大和守安定(植田圭輔)、和泉守兼定(田淵累生)、堀川国広(小西詠斗)、長曽祢虎徹(松田 岳)、孫六兼元(砂川脩弥)、監査官(内藤大希)と7振りの刀剣男士が登場。
また、近藤 勇(佐々木 崇)、土方歳三(小早川俊輔)、斎藤 一(池岡亮介)、永倉新八(足立英昭)、谷 三十郎(阿見201)、山南敬助(栗原功平)、そして沖田総司(早乙女友貴)が、慶応甲府・新選組の物語を繰り広げる。

東京公演はTHEATER MILANO-Zaにて6月8日~6月30日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて7月5日~7月14日、福岡公演はキャナルシティ劇場にて7月19日~21日。6月9日(日)12:30公演、18:00公演、7月21日(日)12:30公演、18:00公演をDMM TVにてライブ配信し、7月21日18:00の大千秋楽公演は全国の映画館でライブビューイングも実施される。
○■キャストコメント

・加州清光 役:松田 凌

舞台『刀剣乱舞』 心伝 つけたり奇譚の走馬灯
幕が上がります。
この稽古期間、我々なりの王道、誠を目指し突き進んで参りました。
願わくば皆様の心に伝わる物語となるよう志高く板の上に立ち、来たる千秋楽までしっかりとお届けしたいと思います。
言葉にし過ぎるのも野暮なので良ければ劇場へ確かめにいらして下さい。
浅葱色の空の下、真っ赤な愛が溢れていますように。

・大和守安定 役:植田圭輔

刀剣男士として使命を全うすべく、皆で一つの方向を向きながら稽古に励んできました。
幕末、新選組、士道。 最高に直球ど真ん中な作品です。 胸が熱くならない訳がないです。
役者、植田圭輔としての存在がこの物語にとっての最高の「つけたり」となれるよう刀を振い心を震わせたいと思います。
大和守安定を真っ直ぐ自分なりに届けます。よろしくお願いします。

・和泉守兼定 役:田淵累生

ついに心伝の幕が上がりました。和泉守兼定として5年前の維伝ぶりに出陣できること本当に嬉しく思います。怒涛の稽古期間でしたが、座組が一丸となって新選組のように毎日熱く突き進んできました。
夢のために、愛のために、それぞれの想いを馳せながら全力で突き進む姿を応援していただけるとうれしいです。ぜひお楽しみに!

・堀川国広 役:小西詠斗

5年ぶりの刀ステ出陣! また出陣したいとずっと思っていたので、今回出陣できること、心から嬉しく思います。
さすが刀ステ! と思うようなハードな稽古でしたが、稽古初日から最後まで、誰1人妥協することなく皆で創り上げられたと思います。
ここから千秋楽まで長い戦いになりますが、変わらず全力で向き合っていきたいと思います。
楽しんでいただけるとうれしいです。

・長曽祢虎徹 役:松田 岳

公演を迎えられてとても嬉しく思います。刀剣乱舞を愛する皆さまが存分に楽しんでいただけるよう稽古に励んだ日々でした。
舞台『刀剣乱舞』本公演初めての参加ということもあり緊張しておりますが、ここから紡がれる物語をカンパニーの皆さまとお客様と一緒に歩み、楽しんでいきたいと思います。

・孫六兼元 役:砂川脩弥

初めまして。改めて舞台『刀剣乱舞』に携わることができて大変うれしく思います。座組全体がお客様に良いものをお届けしたい。心に残る作品を作りたいという気持ちでずっと前を向いて稽古に励んできました。その全体の姿勢に自分自身熱くなったりたくさん勉強させていただき、あっという間に時間が過ぎました。この積み重ねてきたものを全部乗せてこの舞台にぶつけます!ぜひ楽しんでください。

・監査官 役:内藤大希

今、とてもわくわくしています。
初の舞台『刀剣乱舞』、初のTHEATER MILANO-Za。
5月にスターフライヤーとのコラボレーションでお披露目があり、その後もしっかり稽古を重ねてきました。
東京、大阪、福岡と全49ステージ、全員で怪我なきよう走り抜けたいと思います。
熱い、熱い舞台をお届けいたしますので、ぜひ楽しみに待っていて下さい。

○■ストーリー

西暦2205年。
歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。
時の政府は「審神者」なるものたちに歴史の守護を命じる。
その審神者の物の心を励起する力によって生み出された「刀剣男士」たちは、
さだめられた歴史を守る戦いへと身を投じるのだった。

慶応4年7月。
本丸への入電を受け、加州清光を隊長に、大和守安定、和泉守兼定、堀川国広、長曽祢虎徹、孫六兼元の六振りは、
戊辰戦争の戦地のひとつである甲州の躑躅ヶ崎に到着。
政府から派遣されてきた監査官と合流する。
加州清光や大和守安定を「坊主」呼ばわりする謎めいた監査官曰く、
ここはすでに何者かによって行われた歴史改変により「放棄された世界」だという。

監査官の紹介で、新政府側の軍勢である迅衝隊の総督と面会を果たした刀剣男士たち。
史実では板垣退助が率いていたはずの部隊だが、彼らの前に総督として現れたのは別の男……
元新選組にして御陵衛士の生き残りのひとりであった。
加州清光たちは、歴史改変が及ぼした影響を目の当たりにする。
また、本来ならば甲州勝沼の戦いを優位に進めるはずの新政府軍に先駆け、甲陽鎮撫隊局長・近藤 勇率いる軍が、すでに甲府城へ入城。
総督の話によれば、もはや瓦解寸前であった組織をある男が一変させたのだという。
その男の名は、沖田総司。
病に伏していたはずの沖田が戦線復帰していることに動揺を隠せない大和守安定を制し、状況を聞き出そうとする加州清光。
なんと沖田と共に、すでにこの世を去ったはずの者たちまでもが戦線に戻ってきているという。

甲府城を占拠する甲陽鎮撫隊──即ち元新選組の面々は、人間なのか、はたまた人ならざるものか。
その正体を探るべく、刀剣男士たちは迅衝隊に手を貸す形で甲府城へと向かう。
進軍する先で待ち構える甲陽鎮撫隊との戦いが始まろうとしている。

(C)NITRO PLUS・EXNOA LLC/舞台『刀剣乱舞』製作委員会

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