現役医師芸人・しゅんP「物理に関しては、とにかく…」苦手科目がある受験生に贈ったアドバイスとは?

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。
全国の受験生を全力で応援するコーナー「応援部 宣言メイト! supported by カロリーメイト」(毎週金曜 22:07頃~)では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)こと“こもり顧問”と、水曜~金曜を担当するアンジー教頭こと“アンジー副顧問”、さらには月替わりの“特別コーチ”が、受験生を応全力で応援していきます。

11月は、“しゅんP”こと現役医師芸人・しゅんしゅんクリニックPさんが特別コーチを担当。11月1日(金)の放送では、大学受験に挑戦する受験生に電話でアドバイスを送りました。


(左から)こもり校長、しゅんしゅんクリニックPさん、アンジー教頭



1983年生まれ、群馬県出身のしゅんしゅんクリニックPさん。群馬大学医学部医学科を卒業し、研修医を終えたあと吉本興業の養成所・NSC東京16期生として入学。リズムネタ「ヘイヘイドクター」でブレイク。普段はクリニックで医師として診療業務に携わりながら、吉本所属のピン芸人として舞台や営業、メディア出演などの活動をおこなっています。



こもり校長:しゅんしゅんクリニックP先生とともに、受験にまつわる宣言「宣言メイト」を送ってくれた受験生のリスナーに直接話を聞いて、エールを届けていきます!

――ここで受験生に電話をつなぐ。

こもり校長:ものすごく忙しい時期に、電話出てくれてありがとうね。

アンジー教頭:まずは宣言を聞かせてもらってもいい?

リスナー:はい。宇都宮大学工学部に行くために、超苦手な物理を克服して、大学で“認知症を治す機械”を作ります!

しゅんP先生:すごいなあ。工学部行くためには基本、物理が大事になるので、それが苦手だとちょっと厳しいかもですね。

こもり校長:認知症を治す機械を作りたいってことだけど、宇都宮大学の工学部に絶対に入りたいと思ったきっかけみたいなのは何だったの?

リスナー:オープンキャンパスで脳に電磁波を当てる研究を知りました。それで、もしかしたら認知症を治せるんじゃないかと思って。

こもり校長:なるほどね。なんで認知症を治す機械を作りたいと思ったの?

リスナー:私のおばあちゃんが認知症で、小さい頃は一緒によくひらがなの練習とかしていたんですね。でも、私が大きくなってくるにつれて認知症の症状も進んじゃって。それで、今年の夏に亡くなっちゃったんです。中学校とか高校1年生のときとかも、ちょくちょく会いには行っていたのですが、「忘れられちゃっているな」って感じて。ちょっと悲しい思いで終わってしまったからです。

こもり校長:自分自身の実体験もあるからこそ、同じように悩んでる人や、悲しい思いをしている人に寄り添いたいっていう気持ちがまずは一番強いんだね。そこからチャレンジってことだけど、やっぱり国立大はけっこう大変なんじゃない?

しゅんP先生:そうですよね。やはり、教科が私立より多いので、そのぶん勉強をいっぱいしなければいけないので、それが大変だと思います。しかも、認知症を治す機械とはすごいですね。

認知症は僕も診察で診たりするのですが、まず、認知症は治すことができないんですよ。何とか進行を遅らせるお薬を使うしかないっていう感じなので、これを作れたらもうノーベル賞です。志が高いなと思いました。

こもり校長:絶対不可能なことって世の中にはないと思うから、ぜひとも叶えてはほしいと思うんだけど、物理が相当苦手なんだよね?

リスナー:めっちゃ苦手です。でも、最近の模試はちょっとだけ上がりました。苦手な教科のアプローチの仕方を教えて欲しいです。

しゅんP先生:これって今は共通一次(※大学入学共通テスト)ですよね。宇都宮大学って共通一次が重視される感じかな?

リスナー:まだそこは考えていないです……。

しゅんP先生:なるほど。普通は国語とか数学、英語っていうのがまずメインであって、たとえば地理だったりとか、社会、理科はちょっと補助的なところなので、けっこう冬休みぐらいからでもいけるんですよ。

こもり校長・アンジー教頭:へ~!

しゅんP先生:いわゆるセンター試験とか共通一次みたいな、広く浅くやるようなテストの場合は、わりと冬休みからでもいけると思います。それに特化した参考書、予備校の先生が出している本っていうのがあって、そのなかの有名なやつを1冊めちゃくちゃ覚えると、けっこう伸びるんじゃないかなと思います。

リスナー:わかりました。買ってみます。

しゅんP先生:とにかく物理に関しては公式を丸暗記して、それを適用させます。

こもり校長:意外と一点突破で狙っていける可能性も全然ある、と。

しゅんP先生:そうですね。しかも、物理が苦手っていうのが逆にいいです。英語とか数学が苦手だったら、ここから巻き返すってなるとどうしようもなかったりするんです。でも、物理とかだったらまだいけるんですよね。物理とか社会、地理、歴史とかだったら。

本当は物事って法則とかを理解しなきゃいけないんですけど、もうそんなん無視して、とにかく丸暗記、みたいな感じです。 これらはそれでもいけると思います。

こもり校長:共通テストに向けた対策ってことですよね。先ほどの参考書の話など、具体的なアドバイスも聞きつつ、ぜひ頑張ってもらいたいなと思います。

番組では他にも、しゅんP先生が医者を目指したきっかけなどについて語る場面もありました。

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11月1日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年11月9日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/

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