新しい学校のリーダーズ「そんな大人になりたくない。反面教師になってる」「真に受けなくていい」居酒屋の接客アルバイトに悩む10代リスナーに届けた言葉とは?

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。4月の5週目から期間限定で、MIZYU、RIN、SUZUKA、KANONからなる4人組ダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」の“授業”「新しい学校のリーダーズLOCKS!」をオンエア。7月の5週目に3ヵ月ぶりの授業(放送)をおこないました。

7月30日(火)の放送では、生徒(リスナー)から恋愛、進路、友達、個性、青春のさまざまな声を聞いていく「青春コーリング」を実施。アルバイトでの悩み相談にメンバーたちが回答しました。


新しい学校のリーダーズ(左上から時計回りにKANON、SUZUKA、MIZYU、RIN)



<リスナーからの相談>
最近、悩みがあります。居酒屋で接客アルバイトをしているのですが、どうしても苦手なお客様が一定数いらっしゃいます。きつい言葉を真に受けてしまい、泣きそうになったり、しんどいと感じることがあります。リーダーズのみなさんは、しんどいと感じたときに、ご自身をどう労わっていますか? また、感情の整理がうまくいかないときはどうしていますか?(16歳)

<新しい学校のリーダーズからのアドバイス>

SUZUKA:わしらはさ、いつも4人でおるからさ。何かあったら4人で共有できる。

KANON:割り切れるよね。

SUZUKA:個人的な何かがあったときは、私は家族とかと話したり、1人で宇宙の映像を観たりする。そしたら悩み事がめっちゃちっちゃく感じるみたいなね。本人に電話をつなぐので直接聞いてみようか。

ちょっと詳しくお話を聞きたいんですけども、具体的にどんな言葉を言われるんですか?

リスナー:自分が16歳っていう若い年なので、「アンタは若いからわからんやろうけどな」と言ってくる人とか、高圧的な方が多かったりします。「声に感情こもってないね、君!」とか。

MIZYU:込めてないもん。

KANON:私、居酒屋でバイトしてたんですけど、基本的に嫌だなと思っても、ニコニコして受け流してた。(言葉を)貫通させて、ヘラヘラして「すいません」って気持ちでいれば。真に受けなくていいのよ!

SUZUKA:大人から「まだ若いからわからんよな」みたいな言い方されたこと、私もあるけど、めっちゃイライラした。私は“大人”っていうのを経験したことないから、その当時がどうとかはわからんやん。しかも、私のその小さな悩みでさえも、私にとっては大きな悩みで。

大人っていう人たちは、その当時の気持ちに背を一緒に並べて向かい合って聞いてくれる人なのかな。ちゃんと理解しようとしてくれる姿勢がある人・ない人って、大人でもわかれてるやんか。それができない人っていうのは、私はよくないと思う。そんな大人になりたくないなって、反面教師になってる。

KANON:そんな人に心を動かされちゃうのがもったいないから、無視したほうがいい。

RIN:「なんか言ってるな」って心のなかで思って、さっきKANONが言ったみたいにヘラヘラして、「ヘラヘラしてる子だな」と思われてしまっても良いと思う。

SUZUKA:でも、真に受けてしまう気持ちはめっちゃわかるから、ごまかして嘘つくのは嫌やなと思うよね。傷ついてしまったと思ったら、傷つきまくってもいいし。やけど「ちょっと待ってよ。あんなやつに心動かされたくないし!」というステップに行けるんやったら、もう行っちゃえばいいと思う。こうやって話を聞いて、新しい学校のリーダーズのメンバーたちが共感できているから、それが1つの支えになれたら嬉しいなと思うな。わしらが。

リスナー:なっています。

RIN:私たちがついているよ。心に! 絶対に!

リスナー:誰にも相談できなくて。年上のスタッフ、大学生とかが周りに多いので、 自分に相談することで時間使わせちゃうかなって、けっこうネガティブに考えちゃうことが多いです。

SUZUKA:そっかそっか。こうやって社会で生きてて、ちょっとストレスっていうか、つらいことあったときに、新しい学校リーダーズの存在と、ライブ来て少しでも一緒に手上げて、ストレスっていうのを発散できる場所になってくれたら嬉しいなと思う。(リスナーから送られてきた写真を見ながら)しかも、写真を見たら部屋にすんごいグッズ並べてあるんやけど、これどういうこと!?

リスナー:バイトで頑張ったお金を全部つぎ込んでいます。好きすぎて愛が止まらない。

KANON:出会ってくれて嬉しい。

SUZUKA:こうやって電話できてるしな。最強の味方がおるって思ってくれたら嬉しいね。

MIZYU:本当に! 人間として味方です。

RIN:この4人がいたらなんでもかんでも乗り越えられちゃう。

リスナー:超心強いです。

SUZUKA:えらい客が来てもうたら、わしらが怒ってるイメージをしといて。「ほんま大人気ないな!」って言うてるイメージでね。で、ニヤニヤしながら、もうその場所から離れて。

リスナー:はい!

RIN:このあと曲を流そうと思ってるんですけど、何の曲がいいとかありますか?

リスナー:「WOO! GO!」が一番好きです。

MIZYU:じゃあ、そちらを流させていただきます。

KANON:ありがとう。

RIN:自分を大事にね。

リスナー:ありがとうございます。

SUZUKA:ほんまに世界がさ、狭くなってしまう。狭いその場所が世界の全部になってしまうって仕方のないことやしさ。でも、そのなかで葛藤して、乗り越えていくことが、次の社会に向かうときの、自分の棚のなかに入る知恵になるっていうか。1つの経験やと思って、切り抜けてほしい。

MIZYU:環境を変えるっていう手も全然ありますからね。自分が楽しい気分で、幸せな気分でいられる環境を見つけることも、また、さらなる1歩かもしれないよね。




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7月30日(火)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年8月7日(水)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/

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