ドイツは“サッカーの熱量”がすごい!?吉田麻也「Jリーグが学ぶべきところだと思います」

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 3月30日(土)の放送では、日本のJリーグがドイツ・ブンデスリーガから見習うべき点について語りました。


パーソナリティの吉田麻也


「ドイツ・ブンデスリーガ第22節で、史上初めて2部の観客動員数が1部を超えたことをドイツの専門誌が報じました。収容人数が多いスタジアムを本拠地とするヘルタ・ベルリンや吉田麻也の古巣・シャルケ04などのホームの試合が多くおこなわれた2部に比べて、1部は収容人数が比較的少ないスタジアムでの試合が多かったことで、2部の観客動員数が1部よりも2万3,000人ほど上回る結果となりました」

吉田:(ブンデスリーガは)2部リーグでも平均3万人以上がスタジアムで観戦しているという計算ですが、やっぱりドイツはサッカー熱、そして地元クラブへの愛着がすごいですよね。日本と比べていいかどうか分かりませんが、その辺りは、Jリーグがドイツから学ぶべきところだと思います。

(今回の出来事が起きた)理由はいろいろあると思われますが、その1つに、本来は1部にいてもおかしくないようなビッグクラブが、現在2部に数多くいることですね。特にシャルケ04は、アウェイでも2万人くらい(の観客を)平気で連れてきますし、夏のトレーニングキャンプでも1日300人くらいのファンが国をまたいでやってきます。この熱量はすごいと思いますし、そうした文化を根付かせたのは、ブンデスリーガが長い時間をかけてブランディングしてきた結果なのかなと思います。

僕も去年、実際にドイツのサッカーを経験しましたが、スタジアムの熱気はプレミアリーグ(イングランド)を超えているんじゃないかと思うことが多々ありました。というのも、プレミアリーグはどちらかというと自発的に盛り上がっているような声援が多いんですけど、ブンデスリーガはゴール裏にすごく素敵な人たちがいて、彼らが音頭をとって(客席を)盛り上げていくので、それも強い熱を発する原因なのかなと思います。なので、ドイツのサッカーでは、ファンとスタジアムの“熱さ”を一番に感じましたね。

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3月30日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月7日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:吉田麻也の切り替えて行こう!
放送日時:毎週土曜9:30~9:55
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/kirikae/

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