吉田麻也 初対戦したリオネル・メッシのパフォーマンスに驚愕「ほとんどサボっているんだけど“キレ”だけで勝負している」

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 3月9日(土)の放送では、MLSの開幕戦で実現したリオネル・メッシとの初対戦を振り返りました。


パーソナリティの吉田麻也



「2月におこなわれた(吉田が所属する)LAギャラクシーのMLS(メジャーリーグサッカー)開幕戦。リオネル・メッシ選手率いるインテル・マイアミCFとの試合は、LAギャラクシーが先制するも土壇場で追いつかれ、1対1の悔しい引き分けとなりました。

また試合後、メッシ選手が試合の模様をSNSにアップ。そのなかには、吉田とキャプテン同士の固い握手をする写真もあり、日本でも話題になりました。なお、メッシ選手のInstagramのフォロワー数は、なんと5億人です!」

吉田:MLS第一節は、メッシ率いるインテル・マイアミCFとの対戦で、1対0でリードしていた後半43分に(チームメイトが)不可解な2枚目のイエローカードで退場してしまい、数的不利な状況となったアディショナルタイムに、メッシにゴールを入れられて1対1で引き分けてしまいました。開幕戦かつ、インテル・マイアミCFが来ていたこともあって、今までで一番スタジアムの雰囲気が良かったですね。この雰囲気のなかで毎試合できたらいいなっていうくらい盛り上がっていました。

メッシは、おそらく自分の世代で唯一対戦したことがないビッグネームで、いつか対戦したいと思っていたので“夢が叶った”というと大袈裟ですが、対決が実現して本当にうれしかったんですけど、それにしてもやっぱりメッシはすごいなと思いましたね。

何がすごいかというと、本来は誰しも年齢とともに“キレ”が低下すると思いますが、(今でもメッシは)本当にキレがある。(試合中は)ほぼ歩いていて、ほとんどサボっているんだけど、そのキレだけで勝負しているんですよね。

あとはモーションがものすごく小さいので、シュートなのか、パスなのか、ショートパスなのか、ロングパスなのかが分からず、守っている側としては、どこにボールが出てくるかが分からない。それにロングキックをするときも、普通の人なら蹴る方向を見てモーションに入り、ロングボールを蹴るんですけど、(メッシは)どこを見ているかも分からないし、予備動作なくプレーするので、かなり難しかったです。

さらには、狭いところでのボールコントロール、体の使い方が本当にうまくて、ボールを取らせない。僕も無理して取りに行こうとした場面があったんですけど、そうするとファールを取られてしまう、そこが非常に素晴らしかったと思いますし、10年前の全盛期だったら“誰も止められなかっただろうな”と感じました。それぐらいインパクトが強かったです。

そんなメッシ選手が、SNSに僕が写っている写真を載せたみたいで、僕のところにも連絡がたくさん来ましたし、(メッシのSNSの)フォロワーを見たら5億人ですよ! すごい! 日本の人口以上にフォロワーがいるというとんでもない数です。

しかし、メッシはタフですね。(開幕戦の翌日の)朝、彼のInstagramを見たら、すでにマイアミに帰って奥さんの誕生日を祝っていました、とんでもないタフさです(笑)。

<番組概要>
番組名:吉田麻也の切り替えて行こう!
放送日時:毎週土曜9:30~9:55
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/kirikae/

ジャンルで探す